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LOVE AK  作者: 鳥峨家大希
4/9

結論

「で、あのあとどういう結論に達したわけ。」

薗田(そのだ)にまた話しかけられている。

「あのなぁ。なんでお前そんなに僕のことを詮索するんだよ。いい加減にしてくれないか。」

正直もう嫌になってきている。

「分かってるって。でも、・・・。」

「はいはい。お前にウソや隠し事はできないってことだろ。本当にむだな能力使ってるよな。」

「無駄とは何よ。」

「・・・。」

「で、どうするつもりなの。」

「別に。今僕には何もできることがない。ただただ思うぐらいしかできないなぁ・・・。どうしよう。」

「ちょっとあたしにいい考えがあるんだ。」

「えっ。」

そのあと僕は薗田(そのだ)からそのことを耳打ちされた。

「ちょっと待てよ。いくらなんでもそれは黒崎(くろさき)さんに失礼だろ。」

「大丈夫だって。梓はああ見えても天然だから。」

「やめてくれ。とにかくそれはやらないでくれ。僕だって男だ。告るぐらい一人でちゃんと・・・できる・・・。」

最後に行けばいくほど声のトーンが下がる。ダメだ。黒崎(くろさき)さんに告るぐらいの勇気が自分にもあったらなぁ・・・。それに、今はまだ早いか。中学生にもなってないし・・・。

「今思ってることそのままにしてたら絶対誰かに取られるよ。」

「・・・絶対に誰にも取らせない。」

「だったら告りなさいよ。」

「・・・。」

黙ってしまった。しかし、どうする。今の僕には本当に告る勇気がないし、そんなことをしたら、「お断りします」が当然の落ちだろう。付き合ってもいないんだから、いきなりはなぁ。物事の順序を踏まなければ。でも、どうする。順序を踏むにしてもなにをしていいかわからない。

「なぁ、薗田(そのだ)さん。僕のことはもう何もからまないでほしいんだ。もし、黒崎(くろさき)さんの気が僕にあるなら、僕からそういうことは言う。だから、余計なことはやめてくれ。」

「・・・分かったよ。」

あっけなく了承したことに少し驚いた。こういう人って最後まで冷やかしに回るのかと思っていたけど、必ずしもそうではないということが証明されたような気がした。


うーん・・・。設定中毒発症中。

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