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15話&16話

挿絵(By みてみん) 挿絵(By みてみん)

.   アルル君           ミンタさん 



挿絵(By みてみん)           


リオン君



登場人物



クロマさんの全面的バックアップ。

両サイドのイラストは、クロマ氏旧作品からの投与です。




           挿絵(By みてみん)


ついにミンタさん。愛しのアルル君のお部屋に入ることに。

手を握ってもらえたとかいうレベルじゃなくて、

すでにチューもしちゃいましたね。

実は、ファーストキッスはアルル君がこっそり奪ったんですよね。

出会う前から恋人・・・たぶんそんな感じだったのかな。

惹かれあった翼と翼、重なり合ったとき心が満たされる。

2人の出会いは必然だったのだと・・。


***********

******

では、本編スタート!!




挿絵(By みてみん)



少しお疲れ目のアルル君。

ソファーにどっかりと、沈む込むように座る。

彼の手前、数センチのところに

申し訳なさそうにチョコンと座るミンタさん。

その様子を見つめていたリオン君が声を発する。


リオン  『今から歓迎会とかやらない???』

     『ミンタちゃんのぉ~』


アルル  『おっ。。いいねぇ、それ!!』


間髪いれずにアルル君が答える。


ミンタ  『うはっ。♥♡』


思いもよらない展開に、大喜びのミンタさん。

さっき出会ったばかり(本格的に)なのに

歓迎会をしてもらえるようです。


挿絵(By みてみん)


想いビト(竜)の家で、想いビトに歓迎される。

嬉しくない訳がありません。


リオン  『じゃーさ、何か食べるものとか調達してくるけど。』


さすがは気の利くリオン君です。

やる気満々のようです。


ミンタ  『私も行くぅ~』


ミンタさん、すかさず声を発する。


リオン  『ミンタちゃんはゲストだし

      ゆっくりしていて欲しいにゃ♪』

     『それに、アルルが寂しがっちゃうし(笑)』


アルル  『なっ。。何だとぉ~リオン。』


思わず立ち上がるアルル君に、

柔らかな笑顔で触れるミンタさん。

両手をアルル君に這わせる。

アイコンタクトだけ・・・・。

すでに2人に言葉は要らないようです。


挿絵(By みてみん)


アルル君は少し赤い顔をして、プィと横を向いてしまう。


ミンタ  『私、この島のこと知りたいから』

     『いろいろ知りたいから』

     『お二人が住んでる、この世界のこととか。。』


リオン  『あぁ、、、』


アルル  『うむっ、、』


ミンタさんの想いも、無理はない。

そう思った2匹の風竜。

ここは彼女の思うようにさせてあげることにした。


ミンタ  『アルルさんは休んでてネ。』

     『重かったし、、、私(微笑)』


アルル  『アルルで良いよ、さん付けは俺の趣味じゃねーし。』

     『それに、ミンタは重くないからな。』


リオン  『じゃーさ、ミンタちゃんと、ちょっくら行って来るよ』


支度を始めているリオン君。

アルル君に背後から体重をかけながら

ミンタさんが言う。


挿絵(By みてみん)


ミンタ  『その代わり、いっぱい歌いましょうね』

     『ミンタと一緒に、いっぱい、いっぱぁ~い。』

     『だから待っててネ♪』


アルル  『あっ・・あぁ・・』

     『ギターの調律、完璧にしといてやるよ。』


ミンタ  『うん!!』

     『楽しみにしてます。』


ややふて腐れてるアルル君。

リオン君は手招きしてミンタさんを誘う。

ミンタさんは向きを変え、

リオン君のほうへ歩もうとした瞬間


音    『しゅるりっ・・』


挿絵(By みてみん)


大事な帯を、アルル君が踏んでいた。

不貞寝っぽいアルル君は、まったく気付いていない様子。


音    『ガゴッ・・・コッ・・コツン・・』


何かが床を跳ねた。

転がったといったほうが、正解かもしれない。


妙な音に驚いたアルル君の目の前に

何かが転がっている。


挿絵(By みてみん)


恐る恐るそのものを拾い上げる

見た瞬間、それが何であるかは誰の目にもわかる。


アルル  『 お・れ・の・は・ね・・・・』


ゆっくりと言葉を並べている。


リオン  『あっ、ほんとだ。あの時のだ』


何も言わず、下を向いているミンタさん。


リオン  『そっか、ミンタちゃんの想いビトって

      アルルかぁ~、やっぱりそっか~(笑)』

     『丁度よかったジャン。。。アルルってガールフレンドいないし』

挿絵(By みてみん)


     ************今回も本物使用♪やっぱし、素敵だね♪。

     ビバ・ドラゴンアイランド & クロさ♪***************



ミンタ  『彼女いないの??? ほんと???』


食い入るように、ミンタさんがしゃべる。

キョロキョロと、2人の顔を見回している。


リオン  『いないと思うけど・・・なぁ・・あるる??』


少しの間、沈黙が流れる。

意を決した用に、アルル君が言う。




アルル  『いるよ、彼女!』




リオン君もミンタさんも、これには驚いた。

すかさず照れくさそうに言う。


アルル  『彼女の名前・・』

     『ミント・ブルー

        って言うんだけど』


ソファーの上のアルル君に飛び込むミンタさん。

リオン君は大笑いするだけ。

アルル君、襲われいてるみたいですから。


リオン  『でさぁ、みんたちゃん??』

『行くの、行かないの???』


真っ赤な顔をしているミンタさん。


ミンタ  『行くよ・・いく行くぅ~~。』


ものすごいテンションで恥ずかしさをごまかしている。


リオン  『じゃー、ミンタちゃんを借りていくからな~』

     『なっ。。あ・る・る・、、、、うふっw』


ミンタ  『・・あ・る・る・、、、、うふっ♡。』


挿絵(By みてみん)


まねっこするミンタさん。

桃色の投げキッスを残して

いそいそと出かけていきました、、、、。





    この後、置いていったミンタさんの恋帯

    アルル君がたたんでくれてました。

    少しは楽しめたのかな????

ミンタさんの匂いとか何か???




ミンタのお話 15と16でした

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