15話&16話
ついにミンタさん。愛しのアルル君のお部屋に入ることに。
手を握ってもらえたとかいうレベルじゃなくて、
すでにチューもしちゃいましたね。
実は、ファーストキッスはアルル君がこっそり奪ったんですよね。
出会う前から恋人・・・たぶんそんな感じだったのかな。
惹かれあった翼と翼、重なり合ったとき心が満たされる。
2人の出会いは必然だったのだと・・。
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では、本編スタート!!
少しお疲れ目のアルル君。
ソファーにどっかりと、沈む込むように座る。
彼の手前、数センチのところに
申し訳なさそうにチョコンと座るミンタさん。
その様子を見つめていたリオン君が声を発する。
リオン 『今から歓迎会とかやらない???』
『ミンタちゃんのぉ~』
アルル 『おっ。。いいねぇ、それ!!』
間髪いれずにアルル君が答える。
ミンタ 『うはっ。♥♡』
思いもよらない展開に、大喜びのミンタさん。
さっき出会ったばかり(本格的に)なのに
歓迎会をしてもらえるようです。
想いビト(竜)の家で、想いビトに歓迎される。
嬉しくない訳がありません。
リオン 『じゃーさ、何か食べるものとか調達してくるけど。』
さすがは気の利くリオン君です。
やる気満々のようです。
ミンタ 『私も行くぅ~』
ミンタさん、すかさず声を発する。
リオン 『ミンタちゃんはゲストだし
ゆっくりしていて欲しいにゃ♪』
『それに、アルルが寂しがっちゃうし(笑)』
アルル 『なっ。。何だとぉ~リオン。』
思わず立ち上がるアルル君に、
柔らかな笑顔で触れるミンタさん。
両手をアルル君に這わせる。
アイコンタクトだけ・・・・。
すでに2人に言葉は要らないようです。
アルル君は少し赤い顔をして、プィと横を向いてしまう。
ミンタ 『私、この島のこと知りたいから』
『いろいろ知りたいから』
『お二人が住んでる、この世界のこととか。。』
リオン 『あぁ、、、』
アルル 『うむっ、、』
ミンタさんの想いも、無理はない。
そう思った2匹の風竜。
ここは彼女の思うようにさせてあげることにした。
ミンタ 『アルルさんは休んでてネ。』
『重かったし、、、私(微笑)』
アルル 『アルルで良いよ、さん付けは俺の趣味じゃねーし。』
『それに、ミンタは重くないからな。』
リオン 『じゃーさ、ミンタちゃんと、ちょっくら行って来るよ』
支度を始めているリオン君。
アルル君に背後から体重をかけながら
ミンタさんが言う。
ミンタ 『その代わり、いっぱい歌いましょうね』
『ミンタと一緒に、いっぱい、いっぱぁ~い。』
『だから待っててネ♪』
アルル 『あっ・・あぁ・・』
『ギターの調律、完璧にしといてやるよ。』
ミンタ 『うん!!』
『楽しみにしてます。』
ややふて腐れてるアルル君。
リオン君は手招きしてミンタさんを誘う。
ミンタさんは向きを変え、
リオン君のほうへ歩もうとした瞬間
音 『しゅるりっ・・』
大事な帯を、アルル君が踏んでいた。
不貞寝っぽいアルル君は、まったく気付いていない様子。
音 『ガゴッ・・・コッ・・コツン・・』
何かが床を跳ねた。
転がったといったほうが、正解かもしれない。
妙な音に驚いたアルル君の目の前に
何かが転がっている。
恐る恐るそのものを拾い上げる
見た瞬間、それが何であるかは誰の目にもわかる。
アルル 『 お・れ・の・は・ね・・・・』
ゆっくりと言葉を並べている。
リオン 『あっ、ほんとだ。あの時のだ』
何も言わず、下を向いているミンタさん。
リオン 『そっか、ミンタちゃんの想いビトって
アルルかぁ~、やっぱりそっか~(笑)』
『丁度よかったジャン。。。アルルってガールフレンドいないし』
************今回も本物使用♪やっぱし、素敵だね♪。
ビバ・ドラゴンアイランド & クロさ♪***************
ミンタ 『彼女いないの??? ほんと???』
食い入るように、ミンタさんがしゃべる。
キョロキョロと、2人の顔を見回している。
リオン 『いないと思うけど・・・なぁ・・あるる??』
少しの間、沈黙が流れる。
意を決した用に、アルル君が言う。
アルル 『いるよ、彼女!』
リオン君もミンタさんも、これには驚いた。
すかさず照れくさそうに言う。
アルル 『彼女の名前・・』
『ミント・ブルー
って言うんだけど』
ソファーの上のアルル君に飛び込むミンタさん。
リオン君は大笑いするだけ。
アルル君、襲われいてるみたいですから。
リオン 『でさぁ、みんたちゃん??』
『行くの、行かないの???』
真っ赤な顔をしているミンタさん。
ミンタ 『行くよ・・いく行くぅ~~。』
ものすごいテンションで恥ずかしさをごまかしている。
リオン 『じゃー、ミンタちゃんを借りていくからな~』
『なっ。。あ・る・る・、、、、うふっw』
ミンタ 『・・あ・る・る・、、、、うふっ♡。』
まねっこするミンタさん。
桃色の投げキッスを残して
いそいそと出かけていきました、、、、。
この後、置いていったミンタさんの恋帯
アルル君がたたんでくれてました。
少しは楽しめたのかな????
ミンタさんの匂いとか何か???
ミンタのお話 15と16でした




