6話&7話
登場人物紹介
クロマさんの全面的バックアップでかなりテンション高いです。
本家・クロマ氏によるイラスト2枚です。
帯屋で 恋帯 を新調したミンタさん。
彼女を待ち受けるものは.............
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『朝ごはん中・・・ドラマック???』
リオン 『そぉーいゃぁーさぁ♪』
『おとといの練習のとき...........
素敵なお客がいたんだよなwwww』
アルル 『はぁ~........何だよ、それ..』
予想もしなかった突然の話題に、アルル君は困惑気味。
やはり、ミンタさんの存在に気付いていたのは
リオン君だけのようです。
リオン 『ぷっ(微笑)』
アルル 『あっ、おめー...笑ったろ』
『ぃゃ、絶対笑った....』
リオン 『にゃん♪』
アルル 『だぁー』
しばしの沈黙。
朝食を詰め込んでいる2人。
気になりつつも、まずは腹ごしらえするアルル君。
沈黙に耐え切れず、先に声を発したアルル君。
アルル 『.....んで、そのお客って...どーなん??』
リオン 『ん??....どーなん..って言われたって...』
『何も知らないにゃ♪』
予想外の返事に、あっけに盗られるアルル君。
リオン 『ただ1つ分かっていることは、
声の美しい女性で........』
『>風詩<を歌えるって事だけかな』
アルル 『はぁ~....何だよそれって...』
半分呆れ顔のアルル君と、対照的に、何かワクワクしている
リオン君の姿が そこにありました。
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<>一方、ブルー姉妹宅では.....<>
早朝、ミンタの姿を見て 立ち止まるカーラさん。
ミンタ 『.............あっ、あのねっ・・・』
言いずらそうに、肩を丸めているミンタさん。
カーラ 『おめでとっ!! がんばるのよ(微笑)』
何も言わなくても、通じているようです。
ミンタの恋が上手くいくことを、
心から応援しているカーラさん。
ミンタ 『ありがと・・・ゴメンネ』
カーラ 『(笑)何言ってんの??
......恋帯かぁ~...なんか憧れちゃうワね。』
ミンタ 『あっ。。でもね』
『片思いだし(苦笑)』
ミンタさん、少し震えているように見える。
何も言わず、そっと抱き寄せるカーラさん。
極度の緊張で、胸が張り裂けそうなミンタさん。
カーラさんの優しさが、ミンタの緊張をみるみる和らげていく。
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カーラ 『底抜けに元気なミンタは、
何処に行ったのかしらん(笑)』
ミンタ 『底抜けって・・・あはははは(笑)』
涙を見せながらも、微笑を取り戻していた。
カーラ 『あらっ...間違っていないはずょ♪』
ミンタ 『うん!。』
止められない気持ちを翼に込めて高く舞い上がる。
ミンタの新しい一日が始まる。
ただ「逢いたい」......
心はすでに 彼の元に.........
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島の岬...
通称「歌いの樹の下」に
リオン君とアルル君の姿があった。
岬に向かって 涼やかな風が、海を渡ってやってくる。
・・・・突然、鼻を利かせるリオン君。
辺りを伺いながら、人の気配を探っているリオン君。
リオン 《 クンクン くんくん・・・・》
『うぅーん?????』
《 クンクン くんくん クンクン・・・・・》
『なんだぁ~...今日はいないんだなww。』
アルル 『何やってんだょ』
『ぃゃっ、何を期待してるんだ こらw』
リオン 『もち女の子。』
間髪いれずに 即答で答えたリオン君。
危うく楽器を落としそうになるのは、アルル君。
気を取り直したアルル君が、呆れ気味に答える。
アルル 『はいはい。(苦笑)』
実は期待していたのは、アルル君も同様。
アルル君にとって 風詩はそれだけ大切な歌なのです。
楽器を調整しながらリオン君が言う。
リオン --独り言--
『その女性、アルルと一緒に歌ってくんないかなー』
『島一番のデュエットが聴けそうなんだけどなぁ~』
アルル 心の声
『デュエットって。。それって....』
『まてまて俺・・・』
『照れてるのか。。もしかして???』
6話+7話 エンド
突然、とんでもないことを言うのは
親友ならではです。
でも、アルル君は聞こえなかった振りです。
ってか。。あのぉー 呼ばれてますよ アルル君wwww




