ファイナル前
リオン
アルル
クロゴン
クロマさんの全面的バックアップでかなりテンション高いです。
ずっと支えてもらってきました。
助けてもらったことに感謝して
ささやかながら、銀からのお返しです。
元気になってくれると信じてますよ。
そんな大好きなクロマさんと
共同してここまでこれましたね。
では、ミンタのお話し、ファイナル編です。
オープニングサムネイルは
本家・クロマ氏によるイラストをお借りしています。
熱く激しく
素敵な夜をすごした2人。
(カーラさんたちも含めると、4人ですがね。)
いつしか、抱き合ったまま眠ってしまいました。
お互いの鼓動を聞きあいながら、
ゆっくりと深く静かに・・・・
暖かなぬくもりが、お互いを癒していきました。
ミンタ 寝言
『うっ・・・・うぅーーん・・』
寝言を言いながらも
アルル君にギュッとしがみつく。
その反動でアルル君が目を覚ます。
アルル 心の声
『おっ。おっとと、目が覚めちまったゼ。』
ミンタさんを見渡すアルル君。
アルル 心の声
『オレに彼女かぁー・・
信じらんねー(笑)』
かたく抱きしめられてることに
とてつもない幸せを感じている。
ミンタさんのオレンジの髪を
少しばかり整えてやっている。
夜明け前・・・
5時位だろうか・・・・
アルル 『1時間くらいしか寝てねぇーやwww』
たっぷりと眠ったような、
そんな気持ちのよい感じでした。
可愛い寝顔の中に
ほほに涙の跡を見つけたアルル君。
アルル 『う゛ーん・・また、泣かしちまったかなっ。』
感謝の気持ち??
それとも、労りの気持ち??
ミンタさんの頬に、軽いキスをした。
ミンタ 『ぁうん??・・・あっ、おはよ~・・』
眠い目をこすりながら
ミンタさんが目を覚ます。
アルル 『あっ。。わりぃ~、起こしたっ。』
上半身を起こしたアルル君に
思いっきり抱きつく。
アルル 『だぁ~~っ(笑)』
ミンタ 『 お は よ ハート達(複数ハート) 』
甘えながらささやくミンタさん。
アルル 『お隣さん、まだ寝てるしさぁーー
外いかねぇ~????』
ミンタ 『うん。』
リボンも帯もバンダナも
小さな机におきっぱなし。
物音を立てないように注意しながら、
2人は上のテラスに上がることに。
ブルー邸 テラス
アルル 『いい場所じゃん。。ここ。』
ミンタ 『アルルと一緒だもんっ?
どこだって、そーよ♪』
『・・でも、ベットの中が一番かなっ?』
アルル 『おぃw』
コツンっ!!
思わず手が出てしまったアルル君。
ものすごく、かるーーーーぃ一撃でした。
ミンタ 『キャハッ♪』
身をすくめながらも、
たたかれる事に喜んでいる。
空はうっすらと明るくなっていた。
抱き合ったまま、しばらく佇む2人。
どこか遠くを見つめているアルル君。
その、りんとした横顔を見つめているミンタさん。
ふと、視線を感じたアルル君が
ミンタさんに目をやる。
瞳の中にはアルルしか映っていない。
アルル 『いつまでも、傍にいてくれ。』
ミンタ 『うん。』
斜めにうなづいて、ニッコリと微笑んだ。
暖かな風が2人を包む。
その風に誘われるように
優しく歌いだすアルル君。
*****本家クロマ氏のアルル君*****
そう。。風の詩心を込めて、ミンタさんも歌いだす。
ささやくように歌う2人。
そして、ほんとに久々に踊りだす。
風子の舞というもの。
風の色が変わっていく・・
2人を結びつけた
形無き宝物。
2人の風は
ここから始まるのかも知れません。
しばらく後・・
部屋に戻ってきた2人。
それぞれに支度を始めた。
ミンタ 『あるぅ~
うしろ、おねがぁ~ぃ。』
アルル 『おっ。いいゼ。』
慣れた手付きで恋帯を巻いてやる。
>ギュッ、ギュッ<
ミンタ 『あん揺れるハートあん揺れるハート』
アルル 『なんだよ、その甘い声w』
ミンタ 『えへへっ、サービス♪』
アルル 『きつくねぇーか????』
『・・ってか、訳わかんねー、それ。』
ミンタ 『大丈夫、ぴったりな感じよ。』
バンダナ、恋帯、ベルト、チョーカー・・・
支度の整った2人が、リビングに下りていく。
カーラ 『おはよー』
ミンタ 『あっ、おはよー、お姉ちゃん。』
カーラさんと彼氏様は
お茶を楽しんでいるところでした。
カーラ 『さてと・・
みんなで、ご飯にしましょうかネ。』
ミンタ 『うん。そーしよ♪。』
カーラ 『アルルさんは、そちらに座っててくださいな。』
アルル 『おはようございます。』
頭を下げる。
めったに使わない丁寧な言葉で
何やらギクシャク。(笑)
ミンタさんは
お姉さんとご飯の支度を始める。
エプロン姿でイソイソと動き回るミンタさんを
頬杖突ながら優しく見つめている。
《姉妹の内緒話》
カーラ 『アルルさんって、夜は激しそうね。』
ミンタ 『やだぁー。何言ってんのぉー(照)』
カーラ 『うふふふっ』
ミンタ 『キャハハハハハハハッ・・』
男たちには聞こえない会話だったのですが
楽しそうな仕草と笑い声は
伝わっていました。
カーラ 『ここからは競争ネ。』
ミンタ 『えっ・・・w 何の???????』
カーラ 『幸せ探しの・・・ネ。』
ミンタ 『あはっ、まっけないもぉ~んハート。』
カーラ 『あらっ。。凄い自信ネ。』
ミンタ 『えへへへっ。だってさ・・・
アルルって素敵なんだもん♪。』
カーラ 『上手・・ってことかしらん。』
ミンタ 『もぉおーーーーーーーーーーっ(笑)。』
朝食を取りながら、
それぞれがお互いを紹介してる。
・・と、いうより、自慢しあっている・・
と言うのが正しいのかも。
惚気もずいぶんと混じっているようでしたけど。
朝食後
おいしいお茶をふるまうブルー姉妹。
アルル 『なぁーーミンタ・・
ちょっと付き合ってくれよ。』
ミンタ 『いいわよ。どこ行くの??。』
アルル 『リューク亭。』
ミンタ 『あらっ、かいもの??。』
アルル 『いやっ・・そーいう訳じゃねーけど。』
少し不思議な顔をしたものの
アルル君と一緒なら
何所に行ってもデートです。
カーラさんはしっとりと家の中で、
ミンタさんはうきうきと出歩きながら・・・
2人とも素敵な時間を過ごすことになります。
--外--
アルル君の周りを
踊るように歩くミンタさん。
アルル 『おいおい・・・はしゃぎ過ぎてないか?。』
ミンタ 『心と身体が勝手に踊っているのぉー(笑)』
アルル 『あははは・・
そんなもんかぁー。』
やや引きつった笑いのアルル君。
なにぶんにも、女性とのお付き合いは初めて。
何もかもが新鮮でした。
アルル 心の声
『まぁーー・・分からないことでもないかぁーw』
内心は嬉しくてしょうがないんです。
アルル君がネ。
はしゃいでたミンタさんが急に目の前に来た。
思わず抱き寄せてしまうアルル君。
アルル君自身でも、びっくりしてしまう行動でした。
アルル君をじっと見つめるミンタさん。
アルル 『いや・・・あの・・・・なっ・・』
『風っ・・そう風』
『風がいたずらしたんだ。』
くすっと笑うミンタさん。
ミンタ 『そーなんだぁー。』
『風さんにお礼言わないといけないわね。』
アルル 『あーー、かも。』
クルリと身体を入れ替えて、
アルル君の右側に寄り添う。
そして、もたれかかるようにしながら
2人は歩き始めました。
街の中心部に近づくにつれて、
少しずつ多くなってきた人影。
別のカップルとすれ違うことも
珍しいことでは無いです。
今夜から《ルミナリエ》という
光のお祭りがあります。
ミンタ 『あっ・・帯っ?。』
アルル 『へぇーーー、いるんだ。』
恋帯をした女性を見つける。
風の竜なのかどうかは分からないものの
幸せそうなのは、誰が見ても分かるものでした。
ミンタ 『私達もガンバろっ♪♪。』
アルル 『あぁ。』
『でもまっ、今のままでも十分だと想うんだがな。』
ミンタ 『早く私もあれ(卵)を抱っこしたいな。』
アルル 『そのうちな。』
ミンタ 『にゃんっ♪♪』
見知らぬ2つのカップルが
徐々に接近していく。
お互い何かを感じるものがあったらしい。
もちろん、全くの初対面。
エキストラカップル
♂ ルヴィア=レイヴァンス
♀ フリル=ベリー
フリル 『あらっ。』
『本物の風竜さんが帯を巻いてるのって
はじめてみたワ。』
レイ 『こりゃあーー縁起もんだぜ。』
フリル 『縁起ものって・・www』
レイ 『ちょっくら、挨拶してやっかなw。』
フリル 『あらっ(笑)
先輩面でもするつもり???(笑)』
レイ 『まっ、そんなところか。』
フリル 『アハッw』
パァーーン
すれ違いざま、
男たちがハイタッチでお互いにエールを送る。
言葉は無い。
振り向きもしない。
それでも、伝わるものはあるようです。
ミンタ 『あは。男の竜ってカッコいいな。』
声につられてミンタさんをじっと見つめる。
アルル 『絶対幸せにしてやっから。』
ミンタ 『ミンタを泣かせたら
承知しないんだからっ。』
アルル 『わぁあってるって。』
無邪気に寄り添うミンタさん。
ハイタッチした腕にぐるりと蒔きついて、
すがるように甘えてみせる。
いつもの素敵な香りが
アルルの心をくすぐっている。
ふと、周りを見渡したアルル君。
カップルや家族連れとか・・・
幸せな集団を構成するパーツに
自分もなっていることに気が付いた。
思わずスキップを踏みそうになる。
ぎりぎりのところで我に返る。
バランスを崩し、転びそうになってしまった。
ミンタ 『あはは・・・アルルってばなにやってんのぉ~(笑)』
アルル 『いいじゃねーか・・・
何やっててもさ。』
ミンタ 『スキップでしょw・・今のww』
アルル 『んなわけ、ねぇ-じゃん(汗)』
心ウキウキでもさりげなく
ミンタの手を握り締める。
ミンタ 『わっ、うれしぃー。』
アルル 『みんなに見せ付けてやんねーとな。』
ミンタ くすっ(笑)
『アツアツなら、誰にもまけないもんハート。』
アルル 『まぁーな。』
帯屋リューク亭はすぐそこ。
甘える仕草とは裏腹に
ミンタさんの心は不安でいっぱいでした。
ここへ来た目的を知らされてないからです。
何となく、いつもと様子が違うアルル君。
ミンタさんが気づかない訳がありませんからね。
<--リューク亭入り口-->
一つの大きな決意を持って
ここまでやってきたアルル君。
しかし、人の気配も無ければ
カーテンも閉じたまま。
クローズの看板もそのままの状態。
いきなり出鼻をくじかれてしまった。
アルル 『ちっ、なんだよ・・・
今日は休みかぁーー????』
ミンタ 『そーねぇー、変ねぇー??』
試しに扉を引いてみる。
やっぱり閉まっている。
仕方なく、帰りかけようとした2人。
クロゴン 『来ると想ってたよ、お2人さん♪。』
上のほうから優しい声がした。
アルル君もミンタさんも、声のしたほうを見上げる。
声の主は2人と目が合うと
優しく微笑んだ。
クロゴン 『どーぞ、こちらへ♪。』
手招きして、2人を誘っている。
ミンタさんをかばいながら
アルル君がフワリと浮き上がる。
事情の分かっていないミンタさんは心配顔。
店の屋上にやってきた2人を
楽しげに迎えている店主さま。
クロゴン 『ようこそ。帯屋リューク亭へ♪。』
屋上のテラス部分は
異国情緒たっぷりのお庭になってました。
スタッ。
静かに着地した2人。
アルル 『ちょっと用事があったんで来たんだが・・。』
クロゴン 『まぁまぁ・・・』
『立ち話もなんだから、そこに座って、座って♪。』
テーブルの着いた、大きな木のベンチに2人を誘導する店主さま。
クロゴン 『せっかくのお客様だし。』
『少し用意してくるから
ここで待ってて下さいヨ。』
そう言い残して
てぎわ良くその場を離れていく。
真剣な眼差しと
ただならぬ気配のアルル君。
不安になったミンタさんは
ギュッっとアルル君にすがりつく。
アルル 『ぐおっ?????』
ミンタ 『・・・・・・・・・』
みんたさんを見つめるアルル君。
自分の腰の辺りにしっかりしがみついて
瞳を閉じたまま、うずくまっている。
ミンタさんの髪を2.3度すきながらアルル君が言う。
アルル 『だいじょーぶだって。』
『心配ねーよ。』
『オレがミンタを守らなくて、どーすんだよ。』
アルル君にしがみついたまま
小さくうなづく。
アルル 『よしよし。』
撫で撫でする。
しかし、すっかりしょんぼりモードのミンタさん。
反応が極端に薄い。
ミンタ 『アァーーン。』
突然のことに
驚いて起き上がるミンタさん。
アルル君が身体のどこかを触ったみたい。
ミンタ 『もぉーーっ。』
怒っているような、笑っているような・・
困っているような、呆れているような・・
そんな、何とも言えない表情でアルル君を睨む。
と、そこには
真っ赤な顔をして、そっぽを向いてるアルル君がいる。
時折、目線だけはミンタさんを伺っていた。
ボソリとつぶやくアルル君。
アルル 『あったかい風のような
そんなミンタが、オレは好きだ。』
『沈んでるミンタなんて
ミンタじゃねー。』
そう言いながら、
ミンタさんのしっぽに自分のしっぽを
滑らすように巻き付かせていく。
いすの後ろ、茂みの向こう側。
気が付くのはミンタさんだけ。
それ以前に、周りには誰もいないですがね。
アルル 『特別だかんな・・』
『泣かれても困るし。』
ミンタ 『あっ・・・・あるるぅ~。』
アルル 『あんだょ。』
微笑みあう2匹の竜。(なんで2人って書かないのかなw)
クロゴン 『おまたせさま。』
丁度そこへ、店主さまが戻ってきた。
クロゴン 『おやおや♪。
良い表情に戻られましたな♪。』
そう言いながら、2人の前にお茶とお菓子を並べている。
アルル 『話があるんだが。』
クロゴン 『まぁまぁ・・・
そんなに急がなくても。』
ミンタ 『喧嘩とかしちゃ、やだよ。』
クロゴン 『大丈夫ですよ。』
店主さまはにこやかに言う。
アルル 『喧嘩なんかしねぇーって。』
『それに、オレが・・・・・・ぃゃ
オレ達が束になったって
クロゴンには敵わねぇーし。』
ミンタ 『えぇっ、そうなの?????????』
相当に驚いている。
アルル 『見かけじゃねーよ。』
『島の1つや2つ、
消し炭に出来るほどの魔力あんだゾ。』
ミンタ 『えーーーーーーーーーーーーっ!!。』
クロゴン 『内緒にしといてね。
ミンタちゃんハート。』
『うふっハート達(複数ハート)。』
竜は見かけによらない。
いつも穏やかなのは
強き竜だからなんだ。
そう、思い知らされたミンタさんでした。
クロゴンのリードで
話題も尽きることが無かった。
内容は、近いうちに【竜島でコンサート】を
と、言うことでした。
メンバーもほぼ決定していたんですね。
2人にも是非参加してほしいと
そんな、お話でした。
断る理由も無く
気持ちよく承諾。
後日、1週間も経たないうちに
詩会コンサートは開かれましたね。
ひとしきり話がまとまった後・・・・
クロゴン 『さてと・・・アルルさん。』
『そちらの話というのは、
2人のこれからのことですかな????。』
アルル 『あーー。』
『ミンタと一緒に、広い世界を見てみたい。』
ミンタ 『・・・・・・!!!!!。』
クロゴン 『良いですね。』
『応援しますヨ。』
アルル 『チャレンジしたいこともあるんだゼ。』
クロゴン 『2人が想うようにやって御覧なさい。』
『あっでも、島はいつでも
2人を歓迎しますよ。』
『アルルさんにとっては
故郷だと想ってて良いんですからね。』
アルル 『そうだな、愛着ある島だし。』
なにやらふっ切れた様子のアルル君。
この後しばらくして、
竜島の数人とアルル君とミンタさんでユニットを結成。
アルル君とミンタさんの歌声が
多くのものたちを魅了していくことに。
アルル君は、遠くの空の向こう側に目をやっていた。
アルル 『なぁーミンタ。』
ミンタ 『なぁーに??。』
アルル 『クロゴンってなぁーー
竜島の島首さまなんだぜ。』
『ってか、これ美味くネ!!。』
ミンタ 『・・・・・・あははは・・・
とんでもない竜ネ。』
店の支度があるとかで
クロゴンはその場を立ち去った。
アルル君とミンタさんは、夜のお祭りの
“ルミナリエ”を見ることになる。
**後日開催された竜島主催のコンサートも
思ったより多くのお客様が集まった。
もしかして、お祭り(ルミナリエ)のときに何かしたの??笑**
アルル君とミンタさんは
メンバーを集めるため
忙しい毎日を過ごしていました。
十数日後。
一度竜島に戻った2人。
リオン 『よぉーーーー。おかえりぃーーー。』
アルル 『おっ、、、、5年ぶりー。』
リオン 『なぃなぃww』
『ミンタちゃんも・お・か・え・り・揺れるハート』
ミンタ 『キャハっ?』
アルル 『あんだよ。』
『変なリズム刻みやがってw。』
リオン 『レディーにはサービスしないと♪。』
アルル 『そうきたかww。』
ごく普通の会話をしている、仲の良い3人組み。
リオン 『クロゴンから聞いてるよ。』
アルル 『あー、じゃあ、話しはえーな。』
リオン 『オレにもミンタちゃんみたいな彼女できないかにゃ。』
アルル 『にゃ・・・ってか・・・』
『あっ・・・これ、オレんちの鍵。』
リオン 『うん、分かってる。
大事に預かっておくよ。』
『ってかさ、屋上の入り口から
出入りしてると想うけどなww。』
鍵を渡し、がっちりと握手した。
リオン 『もう、行くんか??。』
アルル 『あー、ワクワクだゼ。』
リオン 『ミンタチャンも大丈夫そうだネ。』
ミンタ 『アルルと一緒だもん?
何だって出来ちゃうんだからぁー♪♪。』
リオン 『はぃはぃww(汗)』
アルル君とミンタさんは旅立った。
大勢の仲間とともに、楽隊を編成していた。
ホワイト・ウィングス というチーム。
“ W2 ”と書くらしい。
巨竜が二人、竜人が四人、獣人が二人。
トレードマークの白い翼のように、
美しく羽ばたいて、世界に風の詩を届けるために……。
********旅立つ者・・・・・
見送る者・・・・・
集まる者・・・・・
分かれる者・・・・
新しいスタートが
それぞれに始まっているようです。