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ドッペルゲンガー

作者: 華タクロー
掲載日:2026/05/18

自分によく似た人間それがドッペルゲンガーである。ドッペルゲンガーに会ったら数日で死ぬと言われている。その噂は本当なのだろうか、出来れば嘘であって欲しい。俺はドッペルゲンガーに会ってしまった。


初めて奴を見たとき、俺は何だかぼんやりとしていて奴の顔を眺めていても気がつかなかった。でも、変な違和感を覚えて周りを見渡した時に、ふと鏡が視界に入ったんだ。それで気がついた。


ー 奴の顔は俺にそっくりだ…


俺は慌てて奴の顔を見た。その顔は鏡の中の俺と瓜二つではないか。


ー ドッペルゲンガーだ…


俺の背中に冷たいものが走る。奴は黙ったまま何も語らず、笑ってこちらを見ていた。


ー 俺は数日で死ぬのか…


俺はこの現実から逃げ出したかった。自分がなぜこんな理不尽な目に会わなければいけないのだろう。


ー 俺はまだ生きていたい!


そう思うと、俺の口からは知らずに叫び声が溢れていた。


「オギャーオギャー!」


「はいはい弟ちゃんはすぐ泣きますねぇ」


看護師は双子の弟を抱き上げた。彼は看護師の腕の中で何かを伝えようと必死になって泣き叫んだ。

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