表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
68/142

異世界16日目 2

よろしくお願いします。

「………」


昼ご飯は、私が仕留めていた【モコモコカラス】の肉を野草と一緒に焼いたものと、露店で買っていたパンだった。

皆で昼ご飯を食べた後、催した人の見張りをしてから再び採取をすることになった。


「ん?」


私が少し森の深いところで採取していると、嗅いだことのある匂いがしたので、近くにいたミキさんとイチカを呼んで見に行ってみることに。


「やっぱり…」

「なるほど…」

「あー…」


匂いがする方向に向かってみると、そこには【ノーブルハニーアップル】が生えていた。そして周辺には【ゴブリン】が4体に【ハイオーク】が1体。


「生えたばかりなのかな?」

「そうかもですね。」

「どうする?」


3人で話し合った結果、素早く仕留めてしまい、【ノーブルハニーアップル】を回収することにした。


「えいっ!」

「はいっ!」

「ギィイイ!」


まずは私とミキさんが遠距離攻撃で注意を引き、誘導して1体ずつ確実に仕留めていく。


「オォオオ!」

「ふんっ!」


そして最後の1体まで数を減らしたら、普通に戦って仕留めてしまう。


「お疲れ様です。」

「お疲れ。」


私が【ハイオーク】の首を折って仕留めると、ミキさんとイチカが話しかけてきたので答えつつ、私には疑問があった。


「うーん?」


とりあえず【ノーブルハニーアップル】に登って実を回収すると、周辺を見渡して考えていると疑問が解けた。


「…ここ、【オーク】を解体してた場所に近いですね。」

「?…あー、そうですね。」

「?」


【ノーブルハニーアップル】が生えていた場所は、オークの巣討伐の時に、仕留めた【オーク】を解体していた場所だった。


「…試してみようかな?」


もしかしたら、【ハニーアップル】と名前がつくものは、生き物の血などによって成長しているのかもしれない。


「そろそろ戻ります?」

「だな。」

「そうですね。」

「わかりました。」

「そうだね。」

「わかりました!」

「はい。」


試すのは今度にしておくとして、採取に戻った私たちはその後も採取を続けていき、いい感じの時間になったので、町に戻ることにした。

気になったことは感想でご意見ください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ