表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
56/142

異世界12日目 2

よろしくお願いします。

「舐めるな…!」


前に腕の骨が折れた時よりも痛いのだが、このまま蹲っているわけにはいかない。私は立ち上がるとナイフを構える。


「リクホ!」

「リクホさん!」

「大丈夫!?」


ここで異変に気付いたルリさん、ミキさん、イチカが走ってくる。


「シャー!」

「ふんっ!」


私は飛びかかってきた巨大な蛇を避けながらナイフで切りつけつつ、【鑑定】してみる。


〰️〰️〰️〰️〰️

【アサシンスネーク】

スキルー【擬態.2】【毒.4】

〰️〰️〰️〰️〰️


「ルリさん!」

「おう!」


前に戦った【オークファイター】と同じ位の強敵だった。私はルリさんと入れ替わると、アリスと一緒に走ってきたリッカさんの所に移動する。


「リクホさん!」

「アリス、治癒魔法使える?」

「は、はい!」


私はアリスに治癒魔法を使ってもらいながら戦況を確認する。前衛でルリさんとイチカが【アサシンスネーク】を押さえ、ミキさん、リッカさん、マナミさんが遠距離攻撃をしているのだが、今までの敵と違うので苦戦しているようだ。


「よし、いける。アリス、ありがとう。」

「頑張ってください!」


その間に、治癒魔法のお陰でかなり痛みが引いてきたので、私も戦うことに。


「ミキさん!リッカさん!マナミさん!あっちの木に蛇を誘導してください!」

「はい!」

「わかりました!」

「了解です!」


私は3人に指示を出しながら、ルリさんから盾を借りると誘導されてきた【アサシンスネーク】を受け止める。


「ルリさん!イチカ!」

「まかせろ!」

「わかった!」


木を支えにしながら【アサシンスネーク】を受け止めて私に集中させている間に、ルリさんとイチカに攻撃してもらう。


「ふぅー…」

「リクホ、大丈夫か?」

「リクホ、大丈夫ですか?」


その攻撃で何とか【アサシンスネーク】を倒せたらしい。ルリさんとイチカから心配されるが、何とか動ける位までは回復している。


「【耐性.毒.1】がなかったら危なかったですね…」

「よかったです…」

「よかったー!」

「すみません…」


かなり落ち込んでいるマナミさんを慰めながら、ルリさんとイチカに任せていた【アサシンスネーク】の解体が終わったらしいので、今日は町に戻ることにした。

気になったことは感想でご意見ください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ