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異世界5日目 1

よろしくお願いします。

「おーい、朝ですよー。」


異世界5日目です。

今日は、昨日に引き続き西にある川の近くで採取をする予定だ。


「うーん…」

「ふぁい…」

「………」


3人を起こすと、井戸で顔を洗った後、濡らしたタオルで身体を拭いていく。


「いただきます。」

「「「いただきます。」」」


そして一階で朝ご飯を食べた私たちは、今日の分の料金を払っておき、準備をして宿を出発した。


「やっとついた…」

「そうですね…」

「はい…」


そのまま西の門から町の外に出て、【スライム】だらけの森を抜けて川まで移動した私たちは、早速採取をすることに。


「新しいのはこの辺かな?」


【鑑定】のスキルレベル上げのためにも、ほとんど使用した状態で採取をしていたのだが、新しく採取できたのはこの4つだ。


〰️〰️〰️〰️〰️

【パラライズウィード】

一般的な麻痺薬になる素材

〰️〰️〰️〰️〰️

〰️〰️〰️〰️〰️

【バーンウィード】

一般的な火傷薬になる素材

〰️〰️〰️〰️〰️

〰️〰️〰️〰️〰️

【リボーンウィード】

一般的な再生薬になる素材

〰️〰️〰️〰️〰️

〰️〰️〰️〰️〰️

【デュラブルウィード】

一般的な耐性薬になる素材

〰️〰️〰️〰️〰️


「どんな感じです?」

「いい感じだぞ。」


私の方はほとんど採り尽くしてしまったので、ルリさんの方に行ってみたのだが、いい感じらしい。


「ん?【スライム】?」


ミキさんとリッカさんにも聞きに行こうとした時に、少し離れた場所に【スライム】がいた。ただ、光輝いていて明らかに普通の【スライム】ではない。

とりあえず【鑑定】で見てみると。


〰️〰️〰️〰️〰️

【スペシャルスライム】

スキルー【?】

〰️〰️〰️〰️〰️


「えーっと…」


【スペシャルスライム】について、【常識】の中から探してみると、どうやらごく稀に見つかる【スライム】なのだが、特徴としては確定で『スキルオーブ』を落とすこと。そして、いつの間にかいなくなっていることらしい。


「おー、本当に落ちた。」


【常識】の情報を見た瞬間、私は【スペシャルスライム】に向かって魔法を放っていた。すると、1発で倒せたらしく、『スキルオーブ』が出てきた。


「えーっと、中身は…」


肝心なのは何の『スキルオーブ』なのかだ。私が中身を確認してみると、【繁殖】だった。


「…このスキルに縁があるな。」


ちなみに、この世界では【繁殖】はかなり重要なスキルであり、主に貴族御用達のスキルらしい。なので、【繁殖】の『スキルオーブ』は高値で取り引きされるらしい。


「…まぁ、隠してもしかたないし、話しますか。」


私が【繁殖】のスキルを【交換】しなかったのもこれが原因で、どうやらスキルを他人に移せるスキルがあるらしいので、お金に困ったら使おうと思っていたのだ。

とりあえず、『スキルオーブ』が手に入ったことを伝えることにした。

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