表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

1

田白さんの自宅に向かう電車の中で、僕は、本気で、こう思っていた。


(身体の中が健全であれば、人として生きるに特に問題は、ないのでは?)と。


田白さんの自宅に着くと、いつも通り、彼とたわいもない話をして、まったり寛いでいた。


僕たちは、話すことがなくなって、しばし、僕ら二人の間に少しの静寂が訪れたが、それは、田白さんから、打ち破られた。


「黒田くん、君は、実は、私では、ないのかね?」


僕、黒田は、確かに、そう聞こえたので、少々とまどいながら、

「白田さん、貴方の言っている意味が、よく分かりません。」と答えた。


ここで、僕と田白さんとの関係について述べておく。

僕と田白さんは、共通の知人を介して知り合い、それ以降、大分、長い間、交流してきた。

しかし、今、この現在においても、僕は、誰かに、「あなた、田白さんと、どういう御関係?」と誰かに聞かれた時、「知人ですよ。」と言うだろう。その言葉通り、僕は、田白さんのことを今では大体、知っていると思っていた。


話を戻そう。


田白さんは、僕が言ったことに対しての返答と思われることを話し始めた。

「実はね、私の身体は、本当にボロボロでね・・・この部屋の隣の隣には医師と看護師がいるが、私が誰かと正常に話が出来るのは、あと小一時間くらいらしんだ。」

僕は、黙って、彼の話の続きを待った。田白さんは、勢いよく再び話し始めた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ