表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生ニートの剣と魔法で最強伝説  作者: 時崎 空魔
第2章 冒険者編 ~迷宮都市ルンリューナ~
58/68

53話 誘拐事件発生?

 宿を探しながら道を入っていくと、猛スピードで何かを担いで走っていく男とすれ違った。

 男は麻袋を肩に担いでいたが、あの焦りように思わず疑問を思い浮べる。そして僅かだが人の気配を感じた。

 そこでパーナでのあることを思い出した。行方不明者が多いので、もしかしたらさらわれているかもしれないという情報だ。

 そう思って、シィリスのほうを向くと、察したように真剣な表情で頷き返してきたので俺は男を追って追いかけ始めた。

 通りは人が多いので追いかけるには適さないので、俺はジャンプして屋根伝いに男を追っていく。

 そして、俺はあっという間に追い抜くと、男の前に立ちはだかった。


 「ちょっと、そこのおっさん。その袋の中身見せてくれないかな?」


 と笑顔で平和的に解決しようとしたが、男は顔をしかめた後、すぐに路地裏に駆け込んでいく。

 それ続くように、俺も男を追いかける。


 「まて!」


 「へっ!ガキに捕まるわけにはいかな…へぶっ!?」


 男はこっちをちらりと見た瞬間に俺は男の進行方向に氷の壁を造ったのだ。

 そして、見事に前方不注意で氷の壁にぶつかってしりもちをついていた。


 「な、なんだ!」


 「おっと、失礼」


 そう言って、俺は男の首に手刀を打ちこんで意識を刈り取る。

 男の意識を刈り取った後、男が手にしていた袋を開けてみると…


 「なにが目的なの!」


 と言って平手打ちされた。

 誰にかって?

 目の前にいる金髪碧眼のエルフにだ。

誤字脱字等ありましたらおねがいします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ