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転生ニートの剣と魔法で最強伝説  作者: 時崎 空魔
第2章 冒険者編 ~迷宮都市ルンリューナ~
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51話 迷宮都市ルンリューナ

 「ま、マスター!ごめんなさい!」


 「あ、気にしなくていいよ。抱き心地良かったし」


 朝起きての開口一番がそれだった。

 シィリスは顔を羞恥で真っ赤にしており、その姿がまた可愛らしくてついついからかってしまう。

 実際抱き心地は最高だった。良い香りもしたし、女の子特有の肌の柔らかさがあったのだ。


 「えっ、そ、その…マスターは意地悪です…」


 と上目遣いで睨まれても怖くもないし、むしろ可愛さで抱きしめたくなる。


 「あはは、ごめんね」


 と謝って見せるも、少し拗ねたようでそっぽを向いてしまう。


 俺は荷物からりんごに似た例の果物を取り出すと、それを切ってシィリスに差し出す。

 シィリスは顔をそむけたまま、こちらの果物を見つめている。

 そして、シィリスの中で何かが決着ついたようで果物に手を伸ばしてきた。


 「ありがとうございます…マスター」


 未だ拗ねているが、おいしそうに果物を食べる姿に思わず顔が綻ぶ。

 そして、俺も朝食を済ませて、荷物をしまう。


 「よし、じゃあいくか…」

 「はい!マスター!」


 そして俺達は歩いていくと、ひとつの大きな城壁が見えてきた。

 あれが迷宮都市ルンリューナ…

 そして、この新たな都市で新たな出会いがあるとはフリードはまだ知らないのである。

誤字脱字等ありましたらおねがいします。

もう・・・力尽きました。

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