表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生ニートの剣と魔法で最強伝説  作者: 時崎 空魔
第2章 冒険者編  ~パーナでの活躍~
53/68

48話 決戦後

 フリードは一つ息をついて、剣を鞘に戻すと、辺りを見渡し再度ため息をついた。フリードは後悔していた。

 辺りには小さなクレーターがいくつも出来上がっており、いたるところにレッドウルフの死骸やなんやらが飛び散っている。

 派手にやりすぎた…と後悔したが、後の祭りというやつだ。

 生憎、空間魔法でも習得していないのでこの死骸は焼くしか方法が無かった。このまま街に帰ってこの報告をしても絶対注目を集めるだけなので持って帰りたくはないのだ。

 ひとまず、レッドウルフの死骸を集めて燃やしつつ、土魔法で地面を元に戻していく。


 そして、後ろでローブをちょいちょいと引っ張られたので何かと振り向くと、顔を俯かせているシィリスが居た。

 あー怖がらせたかなって思っていると、彼女は顔を上げた。


 「マスター凄いです!…さすがは私のマスターです!」


 シィリスの瞳はらんらんと輝いており、僅かに頬は紅潮している。

 怖がられるかと思っていたのに、尊敬されるとは予想外だ…。


 俺はシィリスの頭をぽんぽんと撫でる。


 「そ、そっか…まぁシィリスにすぐ追い抜かれそうだけどな」


 「そんなことありません!マスターはマスターですから!」


 という謎の理論を展開しているシィリスに思わず苦笑いしかでてこなかった。だが、なぜかと嬉しい気持ちになっていてる自分がいる。


 「さてと…じゃあ帰るか」


 「はい!マスター!」


 一通り、掃除を終えたのでパーナに帰ることにしたのだが、一瞬遠くのほうに懐かしい気配がしたので、振り返ったがその気配はすでになかった。

 誤字脱字等ありましたらおねがいします。

 うーん。後始末をもう使ってしまったからなぁ・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ