【プロットタイプ】何故人は自虐するのか
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
貴方を信用してないからですよ。
信頼関係もないのに、グチグチと。
なんて思ったり。
淡々と文字を打っていると、同居人が無遠慮にも隙間なく座って来た。どうやらこの犬とも猫とも異なる巨大な生き物は、構って欲しいらしい。
面倒臭くて、体を仰け反らせると、其れに倣って顔を擦り付けて来る。
「うぜぇ」
「甘やかして」
最近の強烈なpmdd。始まったインフル紛いの風邪。そして其の後の病み上がり。俺が見てないところで、かなり様々な出来事と戦っているのだろう。やはり労いが必要か。
そう思って軽く頭の上に手を置いて、左右に掻き乱す。すると益々頭を擦り付けて来る。
「自虐ってあるじゃない? あれはやっぱ気持ち良いもんじゃないよ」
当たり前なことだ。けれども今、世界の何処かで会話の中に自虐を交える人間は後を絶たない。
反射だろうか。癖だろうか。自己肯定感の引くさから来ることは分かっているのだが。
「それでもするのはさ、相手を信用してないからだと思うんだよね。『相手から何か冷たい事を言われる』という名の一種の防御反応。だから、相手より先に言うことで心に防衛戦を張る」
この話のミソになるのは、『不信感』と『防御反応』だろう。信用してないからこそ、防御する。傷を負わされると思っていないならば、わざわざその様な真似をする必要がない。
「物言い鋭い人、今まで何人も見てきたし、今現在進行形で……あ、瑠衣たん や ゆらりぃ じゃないよ。瑠衣たんは別に防御張る様な間柄じゃないから」
「話が逸れてんぞ」
「あぁごめん。現在進行形でもいるんだけど、その人の前ではやっぱ自虐する事多いんだよね。『すみません。遅くて……』とか『何も知らないで……』って。
そうやって謙るって事は、相手を建てて良い気分にさせるって事じゃん? だから『良い思いしたっしょ? だから、これ以上、アンタとこの話をしたくない』って事なんだよね」
面倒臭そうに欠伸をしながら、体を此方に預けてくる。意味のある話をしている様で、ただ単に甘える為の言い訳に見えてきた。そろそろ引き離そうと手をやると、其れを察した鏡花が少しだけ体を引く。
「こんなんだから、心が弱いんだろうな……。いや、しっかりせな。明日の敵と戦わねば。瑠衣たんにも甘えたしね」
弱くねぇだろ。少なくとも、自分で持ち直してるんだから。
最近自虐的な話が多いじゃないっすかぁ。
そんな素敵な服、私にはとても似合わないなぁ。
そんな綺麗なコスメは私が使っても……。
自虐そんなに気持ちいのかよ。
ウジウジしてねぇで、さっさと上がってこいよ。
というコメントはまぁ分かりますし、私もそっち側の意見ですが。
うだうだ言う前に動画見ろ。手を動かせ。足を動かせ。
じゃあなんでそんな、気持ち良くもない行為を態々するのか。自分でもする事あるので、考えてみた話。
その理由は『貴方に攻撃性を感じる』から。
其れから転じて『信頼関係もないのに、余計な事を言われそう』だから。
だから一種の心理的な防御反応なんすよ。
私が上に書いた指摘『自虐ってそんなに気持ち良い?』とかも攻撃性を伴った物言いです。
見る人が見たらきっと傷付くでしょう。
人ってね、自分より劣った人を見下すんですよ。
勿論、全ての人って訳じゃありませんよ。
でもSNSとかが典型で、自分より下と思った人の事を晒して攻撃するじゃないですか。
で、そうされると当然傷付くんですよ。
だから相手から指摘されるよりも先に言うことで、話をお終いにしたいんです。
ネチネチ掘り返して欲しくないんです。
遠回しな『気にしているから言わないで』『攻撃しないで』ということです。
これがもし、軽口叩き言う関係なら笑い話なんです。
多少踏み込んでも傷つかないし、笑って流せるんですよ。
『最近デブちゃって〜』
『はよ痩せろデブ』
『うるせぇバーカ』
こんな感じ。
その関係でもないのに、ズケズケ入って来ないでね。という一種の防衛線。
貴方に言われる筋合いないし、喧嘩する気もない。
此方は一本引くから、貴方も引いて頂戴ね?
これが自虐の意味。
ガチめに努力してる人なら『じゃあ貴方もやって見りゃ良い。這い上がってこい』というのは分かるんですよ。
ただ面白半分に自虐してる人を更に傷付けるのは、やっぱ良い気分では無い。
多いけどね。ネットでも現実でもさ。
この暗黙の了解を知らないんだなと。




