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黒幕勇者~魔王に憧れる勇者の話~

作者:空錠総二郎
勇者──それは困った人を助ける便利屋。
だが、この物語の勇者は少し違う。
彼が憧れているのは「英雄」ではなく「魔王」だった。

人々の希望になるよりも、絶望そのものとなりたい。
「ありがとう」より「ぎゃー!」が聞きたい。
誰かを救う役より、物語を操る“黒幕”を演じたい。

けれど彼に与えられたジョブは皮肉にも「勇者」。
王都に召し出され、村を救い、英雄として称えられる毎日。

※この作品はカクヨムにも同時投稿しています。
本当は舞台裏に立ちたいのに、押しつけられるのは正義の仮面ばかり。

そんな彼の前に現れたのは、“観客”を名乗る謎の青年だった。
「役名を一つ、君に渡す」──その囁きを境に、勇者の運命は大きく狂い始める。

王都を覆う陰謀、仮面の貴族たちの密命、祭りを襲う魔物の群れ。
英雄として拍手を浴びれば浴びるほど、仲間たちは彼の異質さに気づき始める。
そしてついに勇者は宣言する。

「僕は勇者じゃない。英雄でも救世主でもない。
 ──僕がなるのは、“黒幕”だ」

魔王に憧れる勇者が、英雄譚を裏返しにしながら進むダークファンタジー。
世界を“舞台”に変える物語が、いま幕を上げる──!

※この作品はカクヨムにも同時投稿しています。
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