さよなら、channel25
ぼくのなまえはユニバース
みんなからはユニげんってよばれてるよ
なんでかはよくわかんない
おとうさんとおかあさんのこともよくわからない
でもしってることもあるよ
がっこうとおともだちのこと!!
きょうはそのことについておはなししたいな
ぼくことばがわかんなくていやになっちゃうかもしれないけど
きいてくれるとうれしいな
「おはようございます!せんせい」
「おはようございます、ユニげん君、今日も元気いっぱいですね」
「うん!」
ぼくは、ユニバースしょうがっこうにいってるしょうがくいちねんせい
がっこうはしろいたてものでとってもおおきいよ
なかにはいってもぜんぶしろいんだ
にわはみどりいろだけど
そして、いろんないきものといろんなことについてまなぶんだ
ぼくのおともだちをしょうかいするね
ともだちのわにおくん
みどりいろでごつごつしててかっこいい
わにおくんはいつもぼくにじゅぎょうでわからないところをおしえてくれるんだ
「わにおくん、いつもかっこいいし、あたまがいいね」
「ありがとうな、ユニは優しいな、俺が守ってやるからな」
「うん!」
でも、わにおくんはきえちゃった
せんせいがいうには、くらすめいとのかばおくんをたべちゃったかららしい
さびしい、わにおくんかっこよかったのに
ぼくのつぎのともだちをしょうかいするね
ともだちのだんでくん
ちゃいろくて、おおきいし、こえがすごくひくくてかっこいい
ぼくはよく、だんでくんとひるごはんをたべる
だんでくんはいつもむずかしいかみをみてよくわからないことをいう
「あいつら、本当にこの子で何をしようっていうんだ、もう少し探ってみよう」
「だんでくん、あいつらってだれ?」
「ん?ユニげん君は気にしなくても大丈夫だよ、僕が守ってあげるから」
でも、だんでくんもきえちゃった
せんせいがいうには、せんせいをたべようとしたからみたい
かなしい、なんでだんでくんきえちゃったの?
つぎの、、おともだちをしょうかいするね
ともだちのれいぶんくん
くろくてくらすのなかでいちばんあたまがいい
せんせいがそういってた
ぼくのとなりのせきだからかれとはいちばんなかがいい
「じゃあ、この問題ユニげん君、こたえてみて」
「え、」
あたふたしていたら、れいぶんくんがすっとこたえをおしえてくれた
れいぶんくんはにこってわらっていた
いつもはくーるでかっこいいのに
そのときのかおはかわいかった
「ぼくね、れいぶんくんのこととってもすきだよ」
「ありがとうなユニ、俺もその気持ちにこたえられるよう頑張るからちょっと待っててな、あともうちょいなんだ、何としてでもお前をまもってやるからな」
ぼくはいやなよかんがした
そのことばをききたくなかった
「ユニげん君、ちょっと先生についてきてくれるかな?」
「うん?わかった」
「せんせい、れいぶんくんはどこにいったの?さいきんみてないけど」
「今から、れいぶんにあわせてあげるからね」
「ほら、いたわよ」
れいぶんくんはくらいところでたおれていた
いつもくろいれいぶんくんはとてもまっかでたいようみたいだった
「さあ、どうする?」
いやだった、なんでわにおくんもだんでくんもれいぶんくんもしんじゃうの?
なんで?
ぼくはちょっとあたまをつかった
みんながあたまがよかったように
ぜんぶがっこうでおきたことだ
わにおくんは、がっこうにいるかばおくんをたべたし
だんでくんは、せんせいをたべようとしたし
れいぶんくんはがっこうのくらいところでしんだし
ぜんぶがっこうだ
じゃあ、がっこうきえればいいんだ
ぼくはすたすたとあるいてりかしつにむかった
ものをとりだしてそのひはいえにかえった
つぎのひのひる
いつもだんでくんとひるごはんをたべてるじかん
ぼくはがっこうにひをつけた
なんかよくわかんないけど、よくもえるようなきがした
よくもえた
めのまえはれいぶんくんのちよりもあかく
なきごえはだんでくんよりもおおきく
わにおくんのようなにわのみどりいろはもうなくなった
ぼくはそのあとがっこうではなく
けいむしょっていうばしょにいったよ
なんでかわからないけどみんなこわいかおしておこってきた
おこられたとおもってないた
ぼくはちいさいくらいへやにいれられたよ
てにもくろいわっかがかけられたよ
くらいよ
さびしいよ
いたいよ
、、、
、、、
ぼくはきょうもこのはなしをする
ぼくをまもってくれるこがあらわれるまで
、、、、、
「実験は終了したな」
「上出来なんじゃないか、かなり成果があったと思うよ」
「それな!特にれいぶんくんとユニげんくんには感謝しないといけんな」
「じゃあ、牢獄からだしてやれよー、かわいそうだろ」
「そんなことしたら、俺らの実験がばれちまうだろうがよ」
「知能低い人間は知能の高い動物を超えられるかって実験がよ」