正体をなくす
承認欲求が強すぎて、自分はその他大勢の人とは違う、自分は特別な存在ということを誇示したいがために暴走してしまう人がいる。
その結果、この人普通じゃない、人格異常者という枠に自分を自分で押し込めることになる。
それをわかっていない人は割りと多い。
自分という個性を履き違えてしまうから、やり過ぎたり、キャラを作りすぎて、辻褄が合わないことを平気で言ったりやり出す。
だから相手や周囲からは不審に思われてしまうとか、浮くので孤立してしまったりする。
それで何でみんなわかってくれないのとか、どうして誰も受け入れてくれないのと焦り嘆き、
更にもっともっとと、おかしなアピールを血眼でするという悪循環、負のスパイラルにハマっていく。
承認欲求の塊の人は、そういう意味では馬鹿なんですよね。
いくら高学歴だとか、エリートだとしても、そこが物凄く馬鹿な人達なのだ。
そして、承認欲求の強い人は被害者意識も強いから、復讐心も人一倍強い。
なんらかの被害者になったら最後、悪鬼のごとく猛攻撃で加害者を責め立てていく。
多少自分側にも責任があるのに、都合の悪いところはガン無視して自分は被害者の一点張り。
被害者なら、何をしていもいいということではないのに、被害者という大義名分で傍若無人に振る舞うものだ。
まわりの制止や助言も聞かずに突っ走る。
そのうち、どっちが被害者なのかわからなくなるぐらい猛烈にやり過ぎるから、被害者なのに加害者みたいになってしまう。
そうすると、被害者なんだけと、逆に叩かれてしまいやすくなっていく。
空気が読めないところがあれば、余計にそうなってしまう。
この人なんかおかしいよね、なんかこの人変だよね、危ない人、怖い人という目で見られてしまうようになっていく。
関わったら面倒になる人、関わりたくない人にそうやって自分からなってしまうんだよね。
過剰な自己アピール、被害者アピールのし過ぎは、墓穴を掘ることもある。
辻褄が合わないことばかりを言っていると、仮に本当に被害者であっても、演技とか虚言と思われてしまう。
他者が引いてしまうぐらいやる人は、大抵正体を失っている。
なんとなく憑き物に憑かれているような感じを与える。
狐っぽいなとか、霊的なものに憑依されているのではないかという見方をされてしまう。
顔色が悪いとか、不自然なやつれ感、生気の無い、どこか虚ろな目や表情のような感じがしたりする。
本人は全く気がついていないのかもしれないけれど。
有名人や芸能人、事件やニュースの被害者や当事者、渦中の人などが自作の本を出すことも割りと多い。
キャッチーなもので引き付けるだけ引き付けておいて、結局肝心なことや真相が書いていない、皆が最も知りたいようなことには触れない、ぼかすような内容や作品を出す人は、本人自身が自分の正体を失っているのだと思う。
正体を失っている時が、霊的なものに最もやられやすいんだと思う。
見た目が可愛いとか美人だと、ファンもついて同情や応援する人も集まるのだけれど、大勢の衆目を集めるものは、それだけ憑いているものが強大な時もあるから、一過性の話題を振り撒いて、その後は火が消えるみたいに沈静化していく。
ワーッと一時物凄く関心を集めて、ブームが去るように、誰ももう見向きもしなくなる。
それはその人自身の力というよりは、憑いているモノのパワー、加勢でなっていただけということもある。
そこを全部自身の魅力やパワーと勘違いしてしまい、やりたい放題やってしまうと、社会的な信用を失ってしまって、今まで積み上げて来たものを全部壊してしまい、かえって自分の首を締めることになってしまう。
承認欲求があまりにも強い人、自己顕示欲の塊のような人は、自分の正体を失いやすい。
自分の正体を自分で客観的に見定めることができなくなっているからこそ、暴走するのでは?
暴走する人は他者も巻き込むから、非常に厄介で迷惑だ。
他人の人生を狂わせ、最悪は他者の命まで奪ってしまうこともあるから。
承認欲求はほどほどに。
そうしないと自分の破滅、他者の破滅まで招くから。
狐系は持ち上げるだけ持ち上げて、急に落とすと言われているから。
自分の身の安全と、世のため人のためにも、過度な承認欲求は持たない方が良いよね。
それは一般人でも同じことだ。
承認欲求のせいで自分の正体を失くさないように気をつけて生きるしかない。
と、占い師里美は、そう自身のブログに綴った。
(了)




