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裏切り者と呼ぶなかれ

自己正当化という病にかかってしまうと、自分の期待を裏切られるとか、予想外の事象が起こると、全て自分が被害者のような認識で振る舞うようになる。


長年独身同士でつるんでいた友人、結婚が人生の目標としておらず、お一人様でいいという仲間等が結婚しようものならば、「この裏切り者!」「嘘つき!」などと言い出したりするものだ。


運命の出会いがいつやってくるかは誰にもわからないのだから、結婚願望があるなしに関係なく、それはもれなくやってくるものだ。


一月前まで「私は一生お一人様でいいわ」なんて言っていても、それからすぐに運命的な出会いをしてしまうことだってある。


それはあなたも、そして私も同じことなのよね。


目標や計画は持っていても、それが変更になるなんてことは誰にでも起こりうるものだ。


だから、裏切り者とか嘘つきということではない。

それを受け入れることができない人の方が、逆にどうなのかと思う。


フレキシブルな対応ができなくて、対人関係を保てない人でしかないのでは?


何でもかんでも敵か味方かばかりに区別しようと必死で、自分の性格上の問題、自分の自己正当化という病には目もくれない。


敵か味方にすぐに分けようしたり、被害者と加害者という立場に自分と相手をしないといられない人の方が、他者からは敵対されてしまうものだ。

自分が悪いのに、相手を敵認定するとか責任転嫁するなんて、迷惑過ぎて付き合えない。


他者に忌避されるのはそのせいでしかないのに。


そして自己愛過多な自己正当化病の人は同じような自己正当化の病の人と群れやすい。

傷を舐め合い、庇護に耽溺して現実からかけはなれてゆく。


クズな人とばかり恋愛や結婚する人は、自己愛が強い自己正当化の人が多かったりする。

クズな人はクズを愛でるものだからだ。


クズ度を自己正当化してしまえるからね。


不幸の連鎖を生むのは、そういう自己正当化病の人同士で群れるからだよね。



そんな人達から敵認定されて、裏切り者扱い、悪人扱いされてしまっている側の人の方がまともな人だったりすることもある。


そういう場合は、その人達の方が幸運に恵まれているものでしょ?


自己正当化病の人と離れた人、距離を置いた人の方が不幸を回避、自滅を避けることができていたりするよね。


現実を受け入れずに自己正当化ばかりしていると、最悪は自滅を招くものだからね。


自滅しないでいられる方が、まとも、まっとうな人であることの方が多い。


自己正当化の病が重篤な人の方が、他者に迷惑になるものだよね。


裏切り者と決めつけている、その人の方が問題ありの人、自分勝手であることの方が多いものだ。


自分勝手な人の自己正当化って機能も通用もしないんだよね。


自分は不倫し放題、嘘はベラベラ吐くのに、それで離婚や別離されると、相手を責め非難するなんて狂人レベルなんだよ。


過度の自己正当化は人を病ませていく。



私はお一人様で生きる準備はしていたけれど、運命の人に出会ってしまい、良い意味で予定が狂った。

あまりに一人に慣れすぎて、誰かと一緒に暮らすのは正直ストレスでもある。

それでもそんな私のマイペースにもめげずに合わせてくれようとしてくれる彼には申し訳なくも感謝しかない。


結婚はどちらかが100%相手に合わせるのではなくて、双方が自分のやり方や囚われを解して歩み寄るしかないのだ。


それがしんどくてもやらないと、上手くいかなくなる。



「面倒なら、早く別れればいいじゃない?」

「早く諦めなよ。お一人様が一番だよ」


愚痴ってもいないのに、真顔で「別~れ~ろ~」オーラ全開で言って来る。


素直に祝福できない人は怖い。


結婚なんて不幸よと、自分は一度もしてもいないのになぜ言えるのだろう。


お一人様だったその負の発言をしてくる人も、結局結婚をした。

手のひら返しで、結婚っていいものよなんて言い出した。


本当に勝手よね。


彼女は、結婚しない友人がいてくれるなら自分も結婚しなくてもいいかなというだけの、連れション的なものでしかなかったのだ。

私が結婚して、自分がお一人様でいることが不安になったから自分も結婚することにしたらしい。


結局自分が無いのよね。


誰かと同じじゃないと不安になるだけのことで、彼女の主義主張なんてその程度でしかないのだ。


そんな程度でしかないクセに、結婚した私を散々裏切り者のように罵った挙げ句、謝りもせずに、まだお一人様でいる別の友人を見下しはじめたので、「それは違うでしょ!」と忠告したが、マウント行為が止まらず私はその人とは交遊関係を絶った。



「私はあなたが結婚しようがしまいが、友人だよ」

「ありがとう」


私と別のお一人様の友人は生涯友人関係が途切れることはなかった。


私が絶縁した元友人は、その後子どもが産まれたようだったが、夫婦関係が上手く行かずに離婚したと聞いた。


彼女は散々お一人様で生きて行くと言いながら、お一人様人生の備えを何もしていなかった。

だからシンママになった時のリスクヘッジもしていなかったのだろう。


彼女は、こんなことなら結婚しなければ良かった、子どもなんて産まなきゃ良かったとSNSで負の発言を叫んでいたらしい。



何の覚悟も備えもせずに、ぼーっと無責任に生きてるからそうなるだけでね。


自己正当化の病の人は、大抵無責任だ。


どっちに転がってもなんとかなるように備えながら生きるのが正解ではないのか?


例え運命の人に生涯出会えなくても、それでも、もしもの時に備えておいて困ることはないのだ。


なんとなく漠然と、何も考えずに生きていると、自分の首を締めることになりやすい。



それから数年後、彼女は『愛と光のヒーラー』という名でスピリチュアル業界にデビューした。

人生のドン底から奇跡的に復活した癒し手というのが売りだそうで、絶縁した筈の私と友人にまで、宣伝メールを送って来た。


私は「この人、何も変わってないなあ」と呆れながらメールを削除し、その新しいメルアドもブロックした。


私が返信も寄越さないでブロックしたとブチ切れていて、「あの裏切り者!」とかブログに名指しで書いているよと別の友人が教えてくれた。


以前に絶縁された相手に、わざわざ広告メールを送る方がどうかしているのにね。

それもマウント行為のつもりなのだろうか?


そもそも自分のお仕事ブログにそんな醜態晒して大丈夫なのか?



本当に迷惑過ぎて、眩暈がする。



自己中で非常識、狂気的自己正当化人間が、果たしてまとなヒーラーなどになれるのか?


同じような人達が群れるようで、そんな怪しいヒーラーでも、都合良く綺麗事で誤魔化して、現実逃避させてもらえるものを求めている人はすり寄っていくようだ。



彼女の本当の離婚理由はご主人以外の男性との間に子ができたからだと、元ご主人様本人から聞く機会があった。

本当に自分の子どもだったら、あんな女の元に置いておけませんと言っていた。


誰だってできれば離婚はしたくないだろう。

自分に非が無いなら尚更だ。でも、離婚はしたくなくても避けられないこともある。

それでも離婚の理由を誤魔化して、相手のせいにして自分が被害者のように振る舞う人を、私は信用しない。

同性であっても同情もできない。同性なら何にでも同情してくれて当然なんて認識の人は何もわかっていない。



嘘をついて同情を引こうとし、それで同情してもらえないと、相手やまわりを裏切り者扱いをする人なんて、私は一切付き合いたくない。

そんな人は自分のことしか眼中に無いからだ。


人として、信じるに足りない。


誰に対しても誠実さの欠片もない、冷たい脳の人だからだ。


そんな冷たい脳だから、幸せになれないのでは?


誰にでも失敗や間違いはある。


でも、それを無かったことにはできない。


自分のしでかしたことを自分で認められない人は狂暴だ。


自分こそが誰よりも裏切り者なのにね。


容易く誰かを裏切り者扱いする人こそが、相手や周囲にはとっくに裏切り者なのだ。



(了)

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