ノアとルニアと不思議な階段
皆さんお久しぶりです。莉香です! 投稿をだいぶすっぽかしてました(笑) 前の投稿から時間が経ちまくってたんで作者自身も内容をほぼ覚えてないですがぜひ読んでください!
私はルニア。12歳のダメダメ魔法使い。この前ソラくんに見せられた過去のことが気になって夜しか眠れない…魔法選別…だっけ?今度思い切って聞いてみよう…私はそう思いながら練習して乗れるようになった箒に乗ってルンルン気分で学校に向かった。そして校門を通りがかったとき…!「おーーいルニアちゃーーん」「!?」突然かかった声に急ブレーキをかけたが方向転換がきかず失敗して見事に落っこちた。「げふっ!」低空飛行だったから良かったものの高い位置で飛んでたら間違いなく人生終わってた…あまりにも心臓に悪すぎる!「ゴホッゴホッ!どうせこんなことしたのランスくんでしょ!私がまだ箒使い慣れてないのをいいことに―…」と言いかけて振り返るとソラくんがいた!「おはよ〜ルニアちゃんは朝から大変そーだねぇ〜」「そ、ソラくん!? ランスくんかと思った!ごめん!!」「あ、全然大丈夫だよ〜」ソラくんの呑気な声を聞きながら時計を見ると私はハッとした「…とゆうかもうそろそろ遅刻しちゃう!」「ぼくは瞬間移動できるからいいもん」…私は?前も同じケースで私だけ皆の前で長々と怒られてましたよ?瞬間移動便利すぎ。
「またなんかあるの?」「そ、そうじゃなくて、ただ教室に一緒に行こうと思っただけだよ〜…ぼくってもしかして信頼ない?」「別にそんなわけじゃないけど、気を悪くしたならごめん」二人でコツコツと階段を登る音が廊下に響く。すると―「…?」「ルニアちゃんどうした?」「誰かに見られてた気が…」「…気のせいだよ。んで、親には聞いた?魔法選別のこと」「なんか重そうだったしあんま聞かないほうがいいのかなって」まぁこう言ってるけど今度聞こうと思ってます。ていうか気になるし。「…でも聞いておいたほうが良いかもよ?」「どうして?」「…身のため、みたいな感じかな?」え、怖っ!もしかしてヤバい感じのやつ!?怖い!「そういや、聞いてなかったけどどうして私は魔法選別しなきゃいけないの?」「…君はー…ってもう教室についたみたい。僕は先生と話があるから一旦離れるね」「はーい」私は教室のドアを勢いよく開けた。すると朝っぱらからランスくんのでかい声が耳に刺さる。「よールニア。お前なんか今日くんの早くね」「箒使えるようになったからね。」「おっせぇーなぁ。お前以外皆とっくの昔に箒使えるようになってっぜ」「はぁ。なんかごめん。」私がランスくんの態度にデカため息をつくとそこには親友のノアちゃんがいた。「ルニアちゃん、おはよっ」ノアちゃんを見ると疲れが吹っ飛ぶぐらい癒やされる。ノアちゃんはめっっっっちゃ可愛い。男子からは良い評価を受けてるとか受けてないとか。「ノアちゃんおはよ!」「箒使えるようになったってほんと!?」「うん。たまに事故るけど。」「それでもすごいよ!ルニアちゃん毎日練習してたから!」
「うぅ…ありがとう…」私がノアちゃんからのお褒めの言葉にじ〜んとしているとソラくんが来たのと同時に先生の手を叩く音がした。座れの合図だ。その合図で皆が椅子に座ると、ホームルームが始まった。「皆さん、おはようございます。急ですが、先生はホームルームが終わったら出張に行かなければ行けないので、自主勉強でお願いします。」それだけ言い終わると先生は相当急いでいるのか、すぐに教室を出ていった。
自主勉とはいえ魔法のテストが近いので皆魔導書を持って運動場に向かっている。急いで準備をして階段を踏み込むと同時に爆発音のようなものが鳴ると、なんと上から階段が砂のように崩れ落ちて行く!!「な、なにこれっ」私は急いで下の階に降りるけど―「ルニアちゃんっ待ってよ〜…」とノアちゃんの声がする!「ノアちゃん!だめ!危ない!」「え?きゃーーーっ!」…!もしかしてノアちゃん落ちた!?「ノアちゃんっ!」私は自ら崩れかけている階段に上がり落ちて行く…ノアちゃん、絶対に助けるからね…!
魔女ルニアの魔女修行#3を読んでくださりありがとうございました!一体どうなってしまうのでしょうか…! 次は転校初日目のソラくん視点の後日談です!次も読んでくださると嬉しいです!