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未来知識で逆行した現代でスローライフを目指す  作者: Edf
第二章 最初の大波を越えていけ
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間話4 僕のお兄ちゃんが変なんです

5年7組 風間 小次郎「僕のお兄ちゃんが変なんです」


 今日は僕のお兄ちゃんについて書きます。


 2歳上の大輔お兄ちゃんはちょっと変なんです。



 去年の今頃まではちょっと頭大丈夫? って感じるくらいでした。


 例えば大きな木を支えてある3本の支柱がありました


 その支柱に向かって「俺に成せない事はない!」


 と走り出して1Mほど駆け上がった後限界だったのか転げ落ち、腕を骨折したり


 それから自転車で「ジャックナイフターン!」と叫び失敗して大きな側溝に落ちたり(この時は何故か無傷でした)


 先程話にでた側溝で蛇を見つけて、網で拾って皆に見せようとしたら、蔦って降りて来た蛇に噛まれたり(青大将だったので毒はありませんでしたが)


 危ない事ばかりするのでお母さんも目が離せないと嘆いていました。


 お母さんの妹の由佳おば……お姉さんも


「小次郎は良い子だから糞ガ……お兄ちゃんの真似をしないようにね」


と言っていました


 でもお面ライダーの変身ポーズは完璧でカッコいいと思います。


 あと隠れてこっそり由佳お姉さんに用意されてたケーキとかも一緒に食べたりした事もいい思い出です。


 でもその大輔お兄ちゃんが、中学生になってからもっと変になっちゃったんです。


 朝お母さんが寝てる間に、早起きして朝ご飯を作ってくれたり。


 トイレ掃除もしたり、僕ともよく一緒にゲームして教えてくれたり、勉強だって教えてくれます。


 いや流石に変わりすぎでしょ?


 由佳お姉さんも、宇宙人に改造されたか、中身が妖怪と入れ替わったと言ってました


 少しですが思わず納得しかけました


 そんな大輔にいちゃんですが、変わる前も変わった後も僕を見る目はとても優しく、いつも一緒に遊んでくれるので大好きな事に変わりはありません。


 いつも一緒にいてくれて有難う


 僕の家族についての作文は終わります。



◆ ◇ ◆ ◇ ◆


「あら小次郎勉強中寝ちゃったのね」


 私は小次郎に布団をかけてあげたのですが、隣で号泣してる大輔君を見て


「どうしたの?」


と声をかけずにはいられませんでした。


「いや玉ねぎがダイレクトに目の中に入りましてね…」


お読み頂きありがとうございます、皆さんの閲覧励みになっております


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