表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
未来知識で逆行した現代でスローライフを目指す  作者: Edf
第二部 第8章 1992年関わりたく無い政治のあれやこれや
150/195

第59話 1992年 風間本家にて

何とか書けました

 恒例になった新年のやり取りを終え、1月2日今日は風間家が揃って新年の挨拶に本家へ伺っております。


「この子が姫花ちゃんね、目元が美和子の小さい時にそっくり!」


「誠司君と永遠ちゃんは初めてね、私の姉さんの泰子さんよ」


「初めまして、自分は風間誠司と申します」


「私は風間永遠です!」


「ご挨拶ご丁寧にありがとう、私は風間泰子、美和子の姉よ」


 終始和やかに挨拶を交わす泰子さん、ホッ、どうやら機嫌は悪くないみたいだ、俺は横目で罰の為正座をしている由佳さんを眺めつつ尋ねる


「そういや今日は康二兄は来てないの?」


「昨日来て挨拶だけして帰ったよ、どうも何か問題があったみたいで今日は会社に行ってる」


 何だろう、正月から忙しいのかね?


「やあ、誠司君に永遠ちゃんだね、僕は風間史泰、君達の従兄妹になるのかな?」


「初めまして、風間誠司です」


「風間永遠です!」


「よろしく〜、早速だけど僕の部屋に来ないかい? 色々な物を用意してるよ!」


 あ〜早速いつものスネちゃま仕草が発動してるな、誠司達は初めてだから色々自慢したいんだろう


「大輔、いいかな?」


「ああいいよ行っといで、史泰さん永遠も含めてお願いします」


「任せてよ! じゃあこっちついて来て!」


 ニコニコで2人を案内する史泰さん、まあ誠司と永遠なら大丈夫だろう。



 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


「さて由佳反省したわね?」


「反省はしました、でも所謂愛の仕業というか成り行きというか、反省はしたけど後悔はしてない!」


「はあ、全くこの子は誰に似たのやら?」


「間違いなく姉さんね」


 美和子さんの突っ込みに殺気を込めた視線で睨み返す泰子さん、信康さんとの馴れ初めの話で色々あったとは聞いてるんだよね〜


「そう言えば今日久々に東京から信康さん帰って来てるんだよね? 俺挨拶したいんだけど?」


 俺の返事に急に態度を変化させた泰子さんが少し待って欲しいと言う、俺が何故かと尋ねると


「それが正月東京から帰って来てから、どうも信康さんの態度がおかしいのよね、煮詰まってると言うか……返事も上の空と言うか?」


 この時俺達は何があったのかわからなかったのだが、2月日本の政治経済に大影響を与える大事件が発生し、その件で康二兄が忙しくしてる事や、そののち俺も巻き込まれる事になるとは想像もしていなかった。



 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


「いや〜誠司君と永遠ちゃんは良いね、大輔君みたいにひねた所が無いのが実に良い!」


 疲れ果てた誠司と永遠を見ながら戯けた事を抜かす史泰さん、おい喧嘩ならノシをつけて買ってやるぞ!


お読み頂きありがとうございます、皆さんの閲覧励みになっております


 後もしよろしければいつでも結構ですのでブックマークの登録や↓欄の☆☆☆☆☆にご評価して下さると大変嬉しいです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ