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未来知識で逆行した現代でスローライフを目指す  作者: Edf
第二部 第7章 1991年後半も色々とあるんです
140/195

第50話 偶には1人でソロキャンプでも②

 一服を終えて、まずは腹ごしらえお昼の準備に取り掛かるとしましょう


 このキャンプ場は少し先に渓流があるのですよ、まずはそこで釣りと洒落込むとしますか


 早速買って来た新品のカーボンロッドを取り出す、キャンプ用品に関してはまだ米国製が良いと言ったが、事釣り道具に関してはこの頃でも日本は最先端、2020年台の世界でも1990年台の道具がまだ現役で使われてた位です。


 早速タモを下流に構えてそのまま川底の石を転がすように起こすと、石に張り付いていたさまざまな虫が流されてタモに入ります、所謂川虫の類ですね


 こいつを餌にしてウキ釣りをします、一応ルアー等も準備して来たのだが、のんびりと楽しみたかったのだよ


 さあ第一投上流からウキが流れていくのを待つ、うむヒットせず今度はもう少し対岸側へ投げてみる


 おお今度はヒット! 急いで取り込むと中々良いサイズのヤマメであるこれは幸先が良いぞ


 その後1時間ほどでヤマメ2匹とニジマス1匹をゲット、お昼には十分でしょう居留地に戻り捌いてく事にします、おっと忘れていました


『パシャリ!』


 釣った魚や居留地の様子などを写真撮影していきます、小次郎や誠司や永遠に写真取って来てと頼まれていたんですよね


 写真はこれでOK、さっそく料理といきますか!


 まずヤマメとニジマス共にワタを取り出しヤマメは串に刺して塩焼きに、ニジマスはブツ切りにして生姜煮にしていきます


「うん滅茶苦茶美味い!」


 ヤマメの塩焼きもニジマスの生姜煮も絶品です、持ち込みのオニギリと共に最高の昼食となりました


 湯を沸かしてコーヒーを飲んだ後はのんびりとお昼寝です、正に望んでいたスローライフを満喫しております。


「そうこういうので良いんだよ、こういうので!」


 2時間程仮眠をとった後そろそろ夕食の食材を集める為に再度渓流に向かいます


 結局夕方まで粘りそこそこのサイズのニジマス1匹という釣果でした、ぐぬぬ夕食としては心許ないのですが仕方ありません、食材確保できなかった用に念の為の食材として野菜と豚肉も一応クーラーボックスには保管してありますのでそれを使いましょう、くそ負けた気がするのが悔しい


 渓流にて洗い物を終え帰り道


「暗くなって来たな、急いで居留地に戻らないと」


 少し駆け足で帰路についていた最中に


『ガサゴソゴソ』


 草むらから何かが飛び出して来ます、思わず横に飛び退き交わすと、そこにいたのは体長1m程のイノシシでした。


「うわ、イノシシかよ!」


 驚いてしまいここで大声をあげたのが不味かった、そいつはとんでもないスピードで飛び込んできました


「うわーー!」


 辛うじて避ける事が出来ましたがそう何度も避け切れるスピードじゃない、イノシシの牙で削られて大怪我をする人は後をたたないと聞いてたので必死に避けます、逃げながらなんとか交わしていたのですが、だがそこで運が尽きたのか、俺は逃げる際に足を踏み外してしまい崖下に落下してしまったのでした


「ああ、やっちまった……」


 俺の意識はそこで途切れたのでした


お読み頂きありがとうございます、皆さんの閲覧励みになっております


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