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未来知識で逆行した現代でスローライフを目指す  作者: Edf
第二部 第5章 1991年の夏
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第39話 高校生活最後の夏休み

 毎日の蝉の鳴き声にやや億劫になる中、皆様如何お過ごしでしょうか、大輔です。


 今年の夏休みは、放牧中のテイオーに会いに行く為、休みを利用して北海道新冠の永浜牧場へ


 家族も誘ったのですが、美和子さんと晴彦さんは産休の為無理、誠司は夏休みは料理研の誘いがあり断念、永遠にも家の手伝いが必要だからと断られました


 なら俺等も家にいるか? と言ったのですが、永遠に私達の替わりに行ってきてと言われて結局いつもの俺、小次郎、真理子さんの3人で行く事に、しかし一つ想定外の事態が



「大輔、主等北海道に行く予定らしいの?」


 いつもの朝のジョギングの際に、道場前で藤林の爺さんに呼び止められ北海道行きを尋ねられる


「ああ、俺と小次郎と真理子さんの3人で行く予定」


 と説明すると


「ふむ、なら今回はワシ等も北海道へ同行させろ!」


 はあ? 等もって事は健太と早苗もって事か!


「また何でだよ?」


 俺が疑問に思い聞くと


「向こうの知り合いに弟子達を紹介して修行させるのと、久々に北海道の美味いもんが食いたくなった!」


 それ後ろの理由が8割くらいだろ! と思ったがまあ健太達も行くなら悪くないと思い許可して結局武道組も参加で一緒に行く事になったのだ。



 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


「やって来ました北海道、新千歳空港」


「早くテイオーに会いたいね〜」


「あ〜、ここにあの名馬達が!」


 競馬組のテンションは高く、早くも振り切れそうです。


「ようやく着いたの!」


「私も北海道は初めてで、少しワクワクするわ」


「あ〜着いてしまった、師匠の修行が普通な訳ないよな〜、しかも北海道、嫌な予感しかしない」


 武道組も一部テンションがおかしいが、概ね好評の模様


 皆でワイワイと話しながら空港ロビーに向かうと、『風間組、御一行様!』のプラカードを掲げる人が、いや風間組って風評被害受けそうなネーミングはやめてくれ


「や〜、大輔君と小次郎君、ようこそ北海道へ久しぶりだね!」


 本日は永浜牧場の牧童従業員の高瀬さんにガイドをお願いしたのだ、幼駒の頃のテイオーを担当してた人で俺等とも仲が良い方だ


「高瀬さん、お久しぶりです!」


「高瀬さん、テイオーは元気してる?」


「元気すぎてこっちが大変なくらいさ!」


 俺達は久しぶりの挨拶を交わし会話しながら皆を紹介する


「んじゃあ、高瀬さん、まずは美味いとこ連れて行ってよ?」


「ああ任せとけ、この辺は俺の庭だからすげ〜とこに案内するよ」


 こうして俺等の北海道観光がスタートしたのである



「うめ〜、何この味!」

「これは美味いの、いや美味すぎる」


 連れてこられたジモティーしか知らない様な薄汚れた隠れたラーメン屋、そこで出された塩バターラーメンは余りにも絶品すぎて全員が絶賛しスープ一つ残しませんでした


北海道は行った事がない為想像で書いてますw

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