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未来知識で逆行した現代でスローライフを目指す  作者: Edf
第二章 最初の大波を越えていけ
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間話3 お正月を、写そ

 1986年も年が明け激動の1987年の幕開けです、大輔です。


「あけましておめでとうございます」


「おめでとうございます!」


「本年もよろしくお願いします」


 家族での年始の挨拶も済ませ、まずは朝のお雑煮タイム、うむ、やはり美和子さんの雑煮は格別であるな。


「毎年思うけど美和子さんの雑煮は最高に美味いわ」


「美味しいね〜♪」


「も〜う♪  褒めても何も出ないわよ」


 お正月のいつものやり取りを済ませ、今日のメインイベントお年玉の儀である。


「はい、2人とも今年もいい子でいますように」


「「ありがとうございます!」」


この時ばかりは2人共最高の笑顔です


「でも小次郎は兎も角、大輔君はあんなに稼いでるのにそんな嬉しいもの?」


「あれはあれ、これはこれだよ、それにあっちの資金は、家族が幸せに余裕を持って過ごせるようにする為の資金だから個人的には使わないよ?」


 そう現在自由に使えるお年玉は俺にとっても最高に嬉しいものなのです。


 食事も終え皆で初詣に行った帰り道、俺はとある物が売っているのを見つけた為、迷わず購入する事にした


「2人共こっち見て〜、ハイチーズ!」 パシャ!


うむ、中々いい写真撮れたかも


「え〜、な〜にそれ、まさかカメラを買ったの!?」


この時期まだカメラは4万くらいするからな、驚いたんだろ


「これ去年から売り出された映ルンです! って奴1300円で売ってたんだ」


ちょうどこの時期に発売されてたんだな、迷わず購入しちまったよ


「え〜そんな安いの! やりたいやりたい、私にも映させて!」


「え〜お母さんばっかり狡い、僕も僕も!」


「わかったわかった、2人共順番ずつな」


 未来だと何処でもスマホでパシャリって、簡単におこなえる行為も、この時代だとちょっとしたイベント扱い


 キャッキャしながら2人で写真を撮ってる姿を見て買って良かったな〜、と思い俺は富士見カラーの株もいいかもと想像しながら帰るのだったが……


「まさか全部映されるとは……」


「「ごめんなさ〜い」」


いつのまにか2人でフィルム使い切ったみたい、俺も何枚か撮りたかったのに〜


お読み頂きありがとうございます、皆さんの閲覧励みになっております


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