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未来知識で逆行した現代でスローライフを目指す  作者: Edf
第二部 第4章 伝説の幕開け
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第32話 初の重賞挑戦

「ねえ大輔君、本当にバブルは崩壊したの?」


 余りにも普段通りな世の中に面食らっている美和子さんが困惑をしている


「間違いないよ、政府の出した総量規制が直接的な原因だね、今年解除される筈だけど予想を超える劇的な反応を起こすんだ、日本の土地神話は崩壊する、土地価格が下がり始める事で来年になってからマスコミも騒ぎ出す筈だよ」


 世間の反応が無い事で美和子さんも本当にバブルが崩壊したのか不安なのだろう


「とりあえずネクストの準備が間に合って良かったよ、今後は顧客には慎重に状況を説明しつつ動かしていくしかないね」


「分かってるわ、その辺は社員と相談して進めていく、ありがとう大輔君」


 とりあえずこれでバブルを乗り越える事は出来ただろう、ひと段落した事にホッとしたのだが、少し先の未来でまさかあんな大事に巻き込まれるとはこの時の俺は思わなかった。



 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆


「ゲートが開いてスタートしました!」


 本日は京都競馬場にて、カザマテイオーが初重賞であるきさらぎ賞に挑みます、いつもの如くメンバーは俺と小次郎と真理子さんの3人に加え


「行け、テイオー!」「テイオーちゃん頑張れ〜」


 今日は山名家の2人も小次郎の誘いで観戦に来てます、そしてもう1人


「頑張れテイオーーーー!」


 テイオーの史実のオーナーである外村氏にも御観戦頂きました、孫の晴れ舞台です、如何ですか? と尋ねたら二つ返事でしたよ


「さあ四コーナーを回り直線にやって参りました、カザマテイオーが先団に取り付いた、そしてあっさりと躱して先頭に立つ、テイオーがきたテイオーが後続を突き放していく、やはりカザマテイオーだ、今1着でゴールイン」


「「「「「「やったーーーー!」」」」」」


 これでテイオーも重賞ウィナーだ、でも目的は此処じゃない、まずは4月の皐月賞で全国の競馬ファンにテイオーの強さを見せつけないとな


 さて口取り式ですが、今日は外村氏と山名兄妹にお願いしました、3人共大喜びですね


「大谷さん、お見事です」


「いや馬の、テイオーの力で勝ってますよ、後は成貴の腕ですね、ただ次は簡単にはいかない……オーナー本当に前哨戦を使わず直接皐月賞に向かうでよろしいのですか?」


「はい、他馬を侮るつもりはありませんがテイオーにとって敵は怪我のみだと思っています、例え此処で負けたとしてもそれは俺の判断ミスと言う事です、大谷さんは皐月賞と先のダービーへ向けて全力でお願いします!」


「わかりました、調教師人生を賭けてやらせて頂きます」


 2人で話してると外村氏がやって来て


「よっしゃよっしゃ、やはりワシの目に狂いはなかった、オーナーと大谷君を合わせて正解だったよ」


「外村さん、オーナーとテイオーを紹介して頂き感謝しております」


「ははは、ワシも孫が重賞を勝ってくれて満足だよ」


「おや、満足するのは早いですよ外村さん、テイオーが日本一になるとこを見届けて頂かないと?」


「ワハハハ、こりゃ一本取られた、次も期待しておるぞ!」


「次だけじゃありません、その次の次まで期待して下さい」


 流石に外村氏もギョッとした様だ、おいおい大谷さんまで驚くなよ!


「皇帝を超えていきますよ、なんせ帝王ですから!」


 2人が唖然としている中、歴史のifに挑む準備が整ったと思った。


まだまだ熱が下がりませんがとりあえず一話書けましたので投稿します

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