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調和と体と21グラム  作者: 深沼バルキ
プロローグ
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きみは私で

 戦争なんてクソだ。

 そう毎日毎日言っていたのはもう何年前だろうか。今日この日までそのことを忘れていたことすら忘れていたことに気付く。

 ではなぜ忘れていたのだろう。

 問いは自分自身から発信され、光よりも速いスピードで拡散。その後世界中の全人類に問いかける。もちろん発信元の自分自身にも例外なく問いかけてくる。

 これはYES/NOゲームみたいに簡単じゃない。

 人それぞれ理由があり、それも複数あるのだろう。

 しかしその複数ある理由の中で一つ皆一様に同じだと言える理由がある。

 それは、この戦争の世界に入り浸り過ぎて慣れてしまい、戦争自体が日常になってしまったから、というものだ。

 実際発信元の自分が最初に気づいた理由はこれだった。

 まぁこんな世界になってしまったのだからしょうがないといえるのかもしれない。

 とある巨大テロ組織による世界すべてを巻き込んだテロによってあの国は……ってなに? さっきからいってる自分って何かって? おっとまだ君は規定年齢に達したばかりだったから知らないか。

 わたしは君だ。

 ぼくは君だ。

 おれは君だ。

 あたしは君だ。

 わしは君だ。

 うちは君だ。

 一人称なんて自分を飾る言葉に過ぎないから何でもいい。とにかくわたしは君で、君はわたし。

 わたしたちは肉体があるかないかだけの違いしかない。それでも思考も思想も好きなことの傾向も、嫌いなことの傾向も何もかも肉体以外同じ。だからわたしたちは同一人物ともいえるし赤の他人ともいえる。

 これをどう受け止めるのかは君次第。

 でもわたし側の者たちは皆同じく同一人物だと、自分の分身だと思っているよ。



 こんにちは、深沼バルキです。

 近未来作品はもともと好きだったのですが自分が書くのは少し抵抗があったのと、そもそもなにも浮かんでこなかったんですよね。理数系だけど理数系じゃないといいますか……。

 まぁとにかく頑張って文字に起こしていこうと思いますのでこれから改めてよろしくお願いします!



 ここまで読んでいただきありがとうございます。

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