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第40話 大規模なダンジョン探索に出発


 Aランク冒険者フラムに誘われた大規模クエスト当日。

 

 雲一つない爽やかな朝。

 

 進は朝起きて朝食を取った後、マリーと共にギルドに向かう。

 

 昨日のゴブリンリーダーの素材と戦利品を売却したり、進は早くもクラスチェンジを考えていたためである。

 

 「すいません。昨日のクエストで倒したゴブリンリーダーの素材って買い取ってもらえますか?」

 

 「はい。大丈夫ですよ。素材の売却でしたらこちらへどうぞ。」

 

 受付のお姉さんに案内されて、ギルドの倉庫に向かった。

 

 「ススムさんすごいですね。」

 「初めてのクエストでこんな大きいゴブリンリーダーを討伐するなんて!」

 

 買い取ってもらったゴブリンの素材は、金貨10枚ほどだった。

 

 素材を売却したオレは、ギルドでクラスチェンジをするため水晶の前に行った。

 

 「う~んとりあえず、物理強化、体力強化、物理抵抗、強化魔力制御強化、魔力出力最大強化、魔力範囲強化、魔力抵抗強化 、効果範囲強化にSPを使用して、別のクラスにチェンジしよう。」

 

 進は獲得したSPをほとんど使って、スキルを習得していった。

 

 マリーの方もSPを消費して、スキルを習得しているようだった。

 

 「マリーは別のクラスにチェンジしないのかい?」

 

 「私はまだこのクラスで取りたいスキルがあるんでまた今度にします。」

 

 「そっか、じゃあオレはクラスチェンジするよ。」

 

 もう次のクラスは何にしようか決めてある。

 

 そう思い、進が選んだ次のクラスは、『アルケミスト』だった。

 


-----------------------------------

名前:天童進てんどうすすむ

種族:人間

性別:男

Lv.38

クラス:アルケミスト

残SP: 25SP

◆パラメータ◆

体力:258

筋力:265

魔力:367

物理抵抗力:284

魔力抵抗力:359

精神力:349

器用さ:340

素早さ:315

◆装備◆

武器:神聖剣セイクリッドブレード(+200)

防具:銅の胸当て(+25)

◆アクティブスキル◆

《鑑定Lv.6》《収納Lv.6》《格闘術Lv.7》《高速演算Lv.6》《料理Lv.5》《魔力制御Lv.6》《挑発Lv.6》《剣技Lv.3》《短剣Lv.3》《気配察知Lv.3》《白魔法Lv.5》《鷹の目Lv.4》《黄土魔法Lv.4》《身体強化Lv.4》《魔力強化Lv.4》

◆パッシブスキル◆

《異世界語翻訳》《自動体力回復Lv.4》

◆ユニークスキル◆

《超ラーニング》

◆称号◆

異世界の天才児

-----------------------------------


-----------------------------------

名前:マリー

種族:人間

性別:女

Lv.32

クラス:ウィッチ

残SP: 150SP

◆パラメータ◆

体力:160

筋力:138

魔力:297

物理抵抗力:189

魔力抵抗力:280

精神力:254

器用さ:261

素早さ:231

◆装備◆

武器:魔導士の杖(+30)

防具:魔導士のローブ(+30)

◆アクティブスキル◆

《青魔法Lv.4》《赤魔法Lv.3》《緑魔法Lv.3》《魔力制御Lv.4》

◆パッシブスキル◆

《苦痛耐性Lv.2》

◆称号◆

旅立つ覚悟を決めた村娘

-----------------------------------

 

 大規模クエスト出発の約束の時間となった。

 

 フラムを筆頭としたレッドカーネーション。

 

 その他パーティが3つ参加していた。

 

 「あれがレッドカーネーションの面々か。主にレベル40前後で構成されているみたいだな。」

 

 鑑定で能力を見てみる。

 

 すると、リーダのフラムさんこちらに気付いて声をかけてきた。

 

 「やぁススム君!」

 

 「フラムさん、今回はよろしくお願いします。」

 

 「三日ぶりに見たけど前と別人レベルで強くなっているね。」

 「それにそこの彼女もとんでもなく強くなっている。」

 

 フラムさんは鑑定のスキルを持っていないのに、どうして分かるんだ?

 

 長年冒険者としての経験か...?

 

 「やっほー!フラムちん誰と話しているの?」

 

 急にオレとフラムさんの会話に割って入ったのは、髪の長い元気そうな女性だった。

 

 「こちらはススム君とマリー君。」

 「ほら前に話していただろ?」

 

 「そっかー君がススム君か!」

 「私はエリア、フラムちんと一緒にレッドカーネーションに所属しているの、よろしくね!」

 

 「オレは天童進、ススムでいいよ。」

 「こちらこそよろしくお願いします。」

 

 「おうおう、今回はテメーもいるのか!」

 

 さらに先日オレが吹っ飛ばしたグレッグが現れた。

 

 「先日は不意を突かれてしまってやられてしまったが、今度あのお礼はきっちりさせてもらうぜ!」

 

 グレッグはガハハと挨拶をしてきてそのままどこかに行ってしまった。

 

 「フラムさん、あのグレッグという男も参加するんですか?」

 

 「ああ僕から誘った。今回は人手をできるだけ集めたくてね。」

 

 「人間性に少し難があるが、彼もCランク冒険者で腕はそれなりにある。」

 

 「そうですか。何か危害を加えられなければオレとしてはどちらでもいいのですが。」

 

 そんなこんなでそれぞれのパーティへの挨拶が完了し、皆目的のダンジョンへ歩を進めた。

 

 


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