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【完結】エレベーターに乗ったら異世界に来てしまった件 ~大切な幼馴染を追いかけて異世界に来た天才少年は聖女しか使えないハズの治癒魔法の才能を開花させる~  作者: ゆに
第2章 エレベーターに乗ったら異世界に来て冒険者になった件

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第38話 ゴブリン討伐クエスト③

 

 マリーが攫われた女性たちの助けに行っている一方―――

 

 進はゴブリン50匹と戦闘を繰り広げていた。

 

 元の世界にいた頃もよくこんな争いに巻き込まれていた。

 

 街のゴロツキから、裏世界のマフィア―――、世界チャンプに至るまで。

 

 進は、久しぶりのこんな大人数との戦闘でワクワクしていた。

 

 「愉しくなってきた―――」

 

 約50匹のゴブリンが進に向かって殺気を向けてきている。

 

 前方からは近接武器で後方からは弓矢や魔法が攻撃が始まる。

 

 「オレは、『天才』天童進だぞ。」

 「負けるはずがない―――」

 

 気配察知、鷹の目、挑発を同時展開し、ゴブリン達との間合いを詰める。

 

 「白魔法:光玉ライトボール!」

 

 進は走りながら、手のひらから小型の光玉ライトボールを発動する。

 

 進は目を瞑りそれを手の平で叩いた。

 

 すると辺りはピカっと光りゴブリン達は目が眩んでいるようだった。

 

 「光玉ライトボールはこういう使い方もできるんだよ。」

 

 ゴブリン達の目が眩んでいる間―――

 

 まずは近接武器を持ったゴブリン達の背後に回り込み次々と首を捻じ曲げていった。

 

 一気に5匹駆除した。

 

 頭の中でレベルアップを伝える声が聞こえたが、今はそれを気にしている暇はない。

 

 進はすぐに獲得SPを使用して身体強化のスキルの速度強化を習得し、自分に使用した。

 

 「今はとにかく手数が欲しいんでな。」

 

 目潰しの効果が段々薄れてきた。

 

 ゴブリン達は、進の目を向け始めた。

 

 「遅いッ!!」

 

 既に進は、高速演算と魔力制御のスキルで光玉ライトボール岩石弾ストーンバレットの平行発動を完了させていた。

 

 一気にゴブリン達に向かって発射させた。

 

 進は、魔法のクラス当然高い魔力を保持している。

 

 格下のゴブリン達にはこの攻撃を耐えることは不可能。

 

 進の発動した魔法によって激しい爆音がした後、洞窟内は砂煙を上げていた。

 

 どうやら今の攻撃を耐えたのは、奥にいたゴブリンリーダーと魔力耐性の高いゴブリンウィザード5匹だけみたいだな。

 

 「どうした?」

 「そんなものか―――?」

 

 進はゴブリン達に向けて言った。

 

 ゴブリン達はかなり衝撃を受けていたようだった。

 

 こちらもかなり魔力を消費してしまったようだな。

 

 そう思い、収納のスキルでマナポーションを取り出し、飲んで魔力を回復した。

 

 ゴブリンウィザードは進に対して、火球や電撃、水流で攻撃をして来る。

 

 「なかなかのバリエーションじゃないか!」

 

 この威力なら使っても大丈夫かと思い、神聖剣セイクリッドブレード抜いてその魔法に対して相殺した。

 

 しかし、相殺するつもりがあまりの神聖剣セイクリッドブレードの威力でゴブリンウィザードごと切り倒してしまう。

 

 洞窟内はガタガタと言い、崩れそうになってしまう。

 

 「少々マズいな。」

 

 攫われた女性たちを早く回収して脱出しないと。

 

 そう思うと、マリーと一人のローブを羽織った女性が進のところに来た。

 

 「ススムさん、攫われた女性を一人見つけました。」

 「それと他に捕まっている人はあの奥にいるみたいです。」

 「それと何ですかこの揺れは...?」

 マリーがオレの方をじっと見る

 

 マリーの視線が痛い...!

 

 「まぁ説明は後だ。早くしないとここが崩れる。助けに行ってくれないか?」

 

 「分かりましたけど。」

 「そっちも早くしてくださいね。」

 

 そう言ってマリーを奥の部屋に行かせた。

 

 「悪いな。」

 「待たせてしまって―――」

 

 ゴブリンが一匹残った。

 

 リーダ格のゴブリンだ。

 

 ゴブリンリーダに向かってそう呟く。

 

 「グゲゲ。」

 

 改めてゴブリンリーダーを鑑定してみた。

 


-----------------------------------

名前:なし

種族:ゴブリン

性別:不明

Lv.26

クラス:ゴブリンリーダ

◆パラメータ◆

体力:208

筋力:198

魔力:82

物理抵抗力:175

魔力抵抗力:154

精神力:102

器用さ:98

素早さ:87

◆装備◆

武器:鉄の大剣

防具:鉄の胸当て

◆アクティブスキル◆

《近接武器Lv.5》《集団戦術Lv.5》《大剣Lv.4》《剛力Lv.4》《統率Lv.3》《危機察知Lv.1》

◆パッシブスキル◆

《魔力耐性強化Lv.2》《物理耐性強化Lv.2》

◆称号◆

なし

-----------------------------------

 

 分かっていたが、それなりの強さがあるな。

 

 もう神聖剣セイクリッドブレードは使えない。

 

 さらに洞窟が今にも崩れそうで時間制限付きと来たか。

 

 「貴様は駆除する―――」

 

 ゴブリンリーダは手に持った大剣を振り下ろしてきた。

 

 「その程度、当たるか。」

 

 オレは難なく躱した。

 

 しかし、地面に叩き付けられたその衝撃は、オレにダイレクトに当たった。

 

 「マジかよ。」

 

 オレは10メートル程吹っ飛ばされてしまった。

 

 洞窟内は今の衝撃でさらに揺れる。

 

 「おいおい、自分の巣ごとオレを壊す気か?」

 

 ゴブリンリーダは、自分以外のゴブリンがやられたことによって、進に対して相当の怒りを感じているようで、もうこの巣を破壊してしまおうと考えているのかその攻撃は躊躇がなかった。

 

 「いいぜ!なら一撃で終わらせる。」

 

 そう言って進はゴブリンリーダーに向かって間合いを詰めた。

 

 ゴブリンリーダーは大剣を薙ぎ払い、進に当ててきた。

 

 「ッ―――!?」

 

 進は体の前を手でガードし、威力を外に流した。

 

 「オレの世界では、肉を切らせて骨を断つと言ってな。」

 

 ゴブリンリーダーの懐に入った進は、ゴブリンリーダーの腹を拳を向けた。

 

 「体技:抖勁とうけい

 

 「ゴッフ!」

 

 進は中国拳法もマスターしている。

 

 気を操り、力の流れを完全に支配できる。

 

 力が上というだけでは進には勝てない。

 

 進の方が技術が圧倒的に上。

 

 だから、進には勝てない―――

 

 攻撃を受けたゴブリンリーダーの腹は脈打ち、そのまま吹き飛ばされ倒れた。

 

 



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