寒かったので四村に避難した
この作品は内藤騎之介氏の『異世界のんびり農家』に出てくる
ザブトンの子供と呼ばれる 1匹の蜘蛛のお話です
この作品を読む前に『異世界のんびり農家』を読む事をお勧めします。
より一層楽しめると思います
現在は冬だ。
をう。寒いのう。
何時ものように四村に避難しようかな?
弟妹達にジェスチャーで相談する。
自分『皆、四村へ行く?』
弟妹達『四村は、どんな所?』
自『あー、空の上』『で、一年を通してほぼ同じ温度。』
達『え?そなの?』
自『うむ。そうなんだよ』
達『なら、行きたい』
そんな返事が来た。
自『その代わり、じゃがいも無いよ』
達『え?ええ~』
自『仕方ないよ。四村はスパイス作りがメインなんだから』
自『後、ダンジョンイモとかなら有る』
行く気になってた弟妹達、相談してるw
まぁ、じっくり相談してね。
約三時間ぐらいジェスチャーで論議してただろーか。
を?結論出た?
大樹の村で貰えるだけじゃがいもを準備して四村へ行くとな?
ほむ。なら皆で持って行く為にじゃがいもを入れるリュックを作ろうか。
普段背負ってるリュックを降ろして参考にする為、皆に見せる。
ザブトン母さんの作ったリュックなので丈夫だよ。
後、使ってて気が付いた工夫を自分がしている。
弟妹達はその工夫を見て驚き半分、感心半分な様子だった。
ふふふw
なかなかな、工夫だろ。
たとえば、リュックにポケットを付け普段使いする物を入れるようにするとか
一部覆いを開放してフライパンの柄を出せるようにとかしている。
あ゛ー、それもだけどザブトン母さんのしつらえね。
とりあえず、基本のじゃがいもとかスムーズに入れられるような形に作る。
うむうむ。皆上手に作ってるな。
ある程度出来たら背負ってみて不具合が無いか確かめてね。
そうジェスチャーで言う。
袋の部分と背負う為の紐が繋がった時点で背負って見ている。
うむ。背負う紐幅広くする方が長時間背負っていて痛くならないよ。
そんな風に指導していく。
その辺は、ザブトン母さんも背負った事が無いから、知らないはずだ。
でもさすが、ザブトン母さんの子供達。自分の兄弟は裁縫も達者だ。
ちょいちょいとアドバイスするだけで自分に合ったリュックをしつらえていく。
ものの六時間も掛からずに一端なリュックが出来上がった。
うむ。さすが弟妹達。その辺は母さんの血筋だの。
そして弟妹達にじゃがいもを貰いに行こうとジェスチャーで言うと
その中の一匹が総勢で行くとストック分が無くなってしまい
貰えなくなると思うと意見が出た。
むうう。それは正論だな。
皆で貰いに行くと必ず足らなくなるな。
少しぐらいは無理をしてくれるだろうけどそれは、村長に迷惑を掛けることになるからな。
なので、弟妹達の中から五匹と自分が貰いに行く事にした。
残りの弟妹達には違う野菜や肉、後 調理器具を持って貰う事にした。
じゃがいもは総勢十kg貰えた。後は玉葱とか人参、大根、ほうれん草とかを貰う。
忘れてはならないのが調味料だ。コレを忘れては美味しい料理が出来ない。
マヨネーズ、醤油、料理酒、スパイス等を分けてもらった。
うむ。四村で何作ろうかな。
作ったら多分現地に居る兄弟達も欲しがるだろうしな。
前回までに作った粉ふき芋とか、コロッケは除外だな。
それ以外で作れる物を弟妹達と相談の上作ろうか。
翌日、昼過ぎに村の溜池に集まった弟妹達と四村へ転移魔法で移動する予定だ。
昼過ぎとは言え冬なので結構寒い。
集まる時も、一度村長宅の玄関ホールに集まってそこから池まで移動し転移した。
見送りは、村長宅の門番な、ホワイトとレッドアーマーだ。
レッドアーマー達にも四村へ避難するか聞いたが、門番の方が重要だと。
無理には勧めない。
第一足をアーマー達に振り振り集合地点の池に行く。
転移魔法で作ったゲートを潜り四村へ行く。
四村で、出たところは何時もの畑とは違い香辛料に成る木が沢山育っている所だった。
うむむ。まだまだだな。
大分狙った所へ転移できる様に成ったハズなんだけどなー。
今度、機会が有ったら始祖さんに相談してみよう。
ま、少しずれただけだから良しとしよう。
出てきたら大樹の村と違い温いw
弟妹達も、暖かなので喜んでるようだ。
さて、この付近のデーモンスパイダーのリーダーに挨拶だな。
むう、自分のスキルで呼べるかな??
向こうの方が各上に成ってたら無視されるな。
呼んでみた。
直に来た。リーダーはカーズデーモンスパイダーに進化した妹だった。
ジェスチャーで寒さから避難と手伝いに来た事を伝えた。
総勢二十匹だ。
この四村の作業を手伝う旨を伝えて、何をすれば良いかまず聞いたら
手は足りてるそうだ。
まぁ、とりあえずカーズスパイダーな妹のメンバーと一緒に
食事をしようとジェスチャーで伝えた。
簡易な調理場を作り、料理を作ろう。
さて、何を作ろうかな。
前回はコロッケをココのメンバーに配ったな。
なら次はポテトサラダが良いかな。大樹の村から来た弟妹達にも聞いてみる。
了解。そうしよう。弟妹達も賛成みたいだ。
こちらの二十匹とココのメンバー五十匹の合計七十匹だな。
うむ。結構な量になりそう。
まず、じゃがいもを鍋に入れる。自分と一緒に来た弟達が手伝ってくれる。
何せ七十匹分だ。鍋二つ分になった。水を張りじゃがいもを茹でる。
茹でている間に人参の皮をむき薄く切って同じように軽く茹でる。
玉葱も鍋に入れ火の魔法を使い軽く熱する。
これで玉葱を切っても涙が出なくなる。涙の出る原因は硫化アリルなんだそうな。
硫化アリルって何だ?w
うむ。涙が出る原因だな。(まるで解決してませんねw)
自分蜘蛛なので端から出ないケドなーw
玉葱は短冊に切っておく。
人参も柔らかく茹でられたみたい。
そろそろじゃがいもが茹で上がる頃だな。
串をじゃがいもに刺して見る。
スムーズに串が通ったな。
では、ざるへじゃがいもを上げて熱いうちに皮を剥く。
あちあちw 思わず第三足で『あちあち』と書いて掲げるw
自分達大樹の村から来た弟妹達と一緒に皮を剥く。
剥いたら潰す。
調味料を貰った弟妹に胡椒と塩とマヨネーズを出して混ぜるように
指示を出す。
まぜまぜ。
次はきゅうりを洗って薄く切る。
マヨネーズを混ぜている所へ玉葱と人参、それときゅうりを入れかき混ぜる。
をっと生ハムも持って来てるはず。それも短冊に切って一緒に入れる。
これで一鍋分できた。少し味見だ。
うむ。十分美味しい。これなら満足してくれるだろう。
もう一鍋分を同じように作る。
二鍋目はココの兄弟達も手伝ってくれた。
まぁ、全員で七十匹も居るので一部分だけどね。
残りのメンバーには、ポテトサラダを入れる皿等を準備してもらう。
一鍋目のポテトサラダを準備された皿に分けていく。
皆に渡ったら。一緒に食べる。『いただきます』
うーむ。村長の子供達の真似をしてみた。
美味しかった。
なんとか出来ました。クッキングスパイダー(仮)ですな。
本編の方も内藤氏 忙しいようなので のんびり農家成分補給になればw
最初の方の会話、アーク君は自、弟妹達を達にしましたが弟の方が良かったでしょうか?
ちょっと違和感のあった所を修正




