ゴール君達とそのお嫁さん達が挨拶してる時に自分達は温泉に出かけたw
この作品は内藤騎之介氏の『異世界のんびり農家』に出てくる
ザブトンの子供と呼ばれる 1匹の蜘蛛のお話です
この作品を読む前に『異世界のんびり農家』を読む事をお勧めします。
より一層楽しめると思います
味噌おでん六時間経って一応出来上がりだ。
村長と鬼人族メイドさんに味見をしてもらう為に取り分け残りを
弟妹達に提供する。
でもなー。赤味噌まだ熟成が足りないからなー。
自分は鬼人族メイドさんと村長の感想を聞く為に残るが
味噌おでんそのものは弟妹達が持って行った。
鬼人族メイドさんの感想。
「美味しゅうございます。ただ、まだ味噌が熟成されていないので」
「その辺は二番ですね。」
うーむ。想像通りの感想だ。
次は村長の感想。
「はっきり言って この前の出汁おでんの方が何倍も美味しかった」
「確かに味噌の熟成がまだまだなので、その辺は仕方ないのかもしれないが」
「それなら、無理に作らず、熟成を待ってからの方が良かったのでは無いのかな?」
そんな感想を頂いた。
さすが村長。厳しい。
まぁ、味噌の熟成はフローラさん頼みだからなー。
なので、フローラさんを久しぶりに温泉に誘う。
『フローラさん』『研究煮詰まって来てません?』
「あぁ、そう見えます?」
『はい。見えます』
「なら、そうなんでしょう」「で?」
『あー、久しぶりに温泉に行ってリフレッシュ』
『しませんか?』
「あー。それは良いな」
『まぁ、村は、何かごたごたしてるみたいですしね』
『緊急避難的にもw』
「あぁ、そうですね。」「自分はこの件について部外者ですしね」
「温泉地に避難しましょうか。」
『了解』『では、支度をしてください』
『自分は村長に許可を取ってきます』
「うむ。お願いします」
『では、行って来ます』
自分はフローラさんと別れて村長に許可を貰いに行ってくる。
『村長、村長』『フローラさん煮詰まってきているので』
『温泉に連れって行ってきます』
「おう、頼む」
何やらゴール君達のお嫁さん達に挨拶を受ける為、忙しそうだ。
村長の返事 生返事だ。
しかし、シール君のお嫁さん九人とかww
『お、おう。がんばってな』な感想しかない。
ガンバレよー。
ちなみにゴール君のお嫁さん二人。ブロン君のお嫁さん一人だ。
そっちは、いたって普通だな。
普通か? 少なくともブロン君は普通だな。
シール君の異常さが際立ってるだけだ。そう思うことにする。
鶴亀鶴亀。
まぁ、村長からして半端無いんだけどねw
ま、この話はこのくらいで。
フローラさんと温泉に行く。
何時ものように貯水池の側でフローラさんを待つ。
「おまたせ」フローラさんが来た。
では、温泉地に転移しますね。
転移魔法を構築して潜る。
今回は温泉地の入り口に出てきた。
フローラさんも続いて出てくる。
と、何やら騒がしい。
死霊騎士殿達が何かと戦っている。
ゑ。何、何?
フローラさんは荷物を置いて臨戦態勢に移行する。
腐ってもヴァンパイヤ。その辺は一騎当千の実力者だ。
自分も臨戦態勢に移行する。
獲物は、ブラッディバイパーだ。
おう、唐揚げにすると美味しい蛇ですね。
その姿と死霊騎士達の戦いぶりを見てフローラさんはあから様に
臨戦態勢を解く。
「あー、あの程度なら死霊騎士殿達に任せて安心だな。」
そう言って荷物を持ち直し温泉の湯殿に向かった。
確かに、死霊騎士殿達三体、よゆーが見て取れる。
何か手加減していると言うか 遊んでると言うか
暇つぶし?をしてるように見える。
それに対してブラッディバイパーの方は後が無い背水の陣のように見える。
うーむ。そんなに実力の差が有ったんだ。
さすが英雄の部でも上位に居るだけは有るね。
自分がブラッディバイパーとタイマンだと勝てないまでも負けない確率の方が
高いかも。
うまく糸で雁字搦めに出来れば勝てるけど、なかなかそんな状態にならない。
その辺は弱肉定食な関係だ。
それに対して死霊騎士殿達は何か余裕が在る。
手を抜いてる訳ではないが、指導戦のように思える。
それってかなりの実力差が無いと成り立たないんだけど・・・。
まぁ、そういう感じでブラッディバイパーを追い払う。
うーむ。さすが死霊騎士殿達だな。
自分はその様子を見た後、フローラさんに続く。
温泉の女性用脱衣所に来ると既に裸になったフローラさんは湯船に浸かっている。
『着替えの入った荷物、ここに置いて置きますね』
「はい。了解しました」
フローラさんが脱いだ村から着てきた服を洗濯する。
むうう。納豆臭いw
本人には黙ってよ。
いそいそと服を洗濯する。
ここに有る洗濯場は大樹の村から持ってきた洗剤等が置いてある。
それを使って洗濯すると、他の場所から何やら話し声が聞こえる。
耳を澄まして聞いてみると魔王様だ。
をう。魔王様も温泉に来てるんだ。
で、相手は?
なおも話し声を聞いていると、どうも学園長みたいだ。
ふむ。それとユーリさんかな?
をう。魔王様一家水入らずで温泉か。
魔王様が入っているらしい湯殿に行ってみた。
『魔王様 魔王様も温泉に?』
「おう。アーク君か」「貴殿もここに来たのかね?」
『ええ。フローラさんと一緒に来ました』
お互いに近況を報告しあう。
魔王様は、疲れた奥さんを伴ってビーゼルさんとこの温泉地に来たようだ。
ゑ?ビーゼルさんは?
あぁ先に帰った。
また後で迎えに来てくれるそうだ。
『なら、自分が大樹の村まで送りますよ』
「ふーむ。分かった。お願いしよう」
『了解』『ビーゼルさんとの連絡は?』
「うーむ。ビーゼルが来る前に大樹の村へ付ければ良いと思うが」
『ふむ。なるほど。』『なら、予定より少し早く村へ』
『帰る事になりますが』『その辺は大丈夫で?』
「うむ。先に言っておくから無問題」
『なら、OKです』『こちらもフローラさんに言っておくので』
『早めに連絡をお願いしますね』
「うむ。分かった。その様にしよう」
洗濯の途中だったw
フローラさんの洗濯物をゆすいで乾そう。
洗濯物を乾し終えて、フローラさんを待っている。
フローラさんのぼせ気味になるまで湯に浸かってバスタオル一枚で
出てくる。
『あー、フローラさん』『魔王様達も一家でここに』
『来てますよ』そー言うと
あっ。そうなの。てな感じで返事をした。をうよゆーだのう。
「少し冷ましたらまた入るからw」
『おう。そーなの?』
「後、脱衣所なら、ユーリと魔王の奥さん程度しか裸体を見られないからね」
ふむ。女性同士ならそんなもんなのか。
まぁ、自分は魔物なので範疇外だから気にも留めてないだろうけどね。
うむ。そんなものだろう。
結構日が傾いてきた。その辺冬なので割かし早い。
魔王様にもそろそろ村に帰りますよと伝えて
着替えを待つ。
フローラさんの着替えは予め持って来ているし、洗濯した物は既に取り込んで
鞄に入れている。
魔王様一家が揃うのを待って大樹の村へ転移した。
村長宅のすぐ横でビーゼルさんが今まさに魔王様を迎えに行くところだった。
うむ。セーフw
間に合った。




