魔王様にもレポートを渡した
この作品は内藤騎之介氏の『異世界のんびり農家』に出てくる
ザブトンの子供と呼ばれる 1匹の蜘蛛のお話です
この作品を読む前に『異世界のんびり農家』を読む事をお勧めします。
より一層楽しめると思います
転移魔法を構築してゲートを潜った。
出てきた所はさっきの広場である。
詳しく言うとガルガルド学園の北側の森の広場。
フォーオが混ぜ物を退治した広場だ。
お待ちどう ジェスチャーでここに居る甥っ子達に挨拶をしたら
例のリーダー格の一匹が返事をした。
広げてある布の上に追加分のポテチを空ける。
リーダー格の甥っ子にジェスチャーで聞く
『今ここに居るのって、じゃがいも料理を食べられていないヤツら?』
『yes そーだよ』『その辺は抜かりないよ』
『そーかー』『OK 貴殿の指揮に感謝する』
ジェスチャーで返答をする。
あー、でも貴殿とかジェスチャーでは表現しにくいw
こっちが、貴殿と表現してるだけで、受け取るほうは単に”あなた”かも知れない。
その辺のボキャブラリーはこれから増えていくのは解るけど、何時ごろ充実するかは解らない。
大樹の村から帰ってきた組も居るはずなんだけどなー。
リーダー格の一匹に呼んで貰おう。
すぐさま、この場に来た。
をう。すっかりでかくなったな。
自分と遜色無いほどの大きさになってる。ムハーw
ジェスチャーで大樹の村で習った文字を教えているか聞いた。
その返事は、紙が少ないので滞っているんだ。と。
あやや。それなら村から紙も持ってくれば良かったな。
とりあえず、リュックから千枚分取り分けて渡す。
ゑ?費用?良い良い。自分も大樹の村の村長に恵んでもらったから。
そう伝え、対価は貰わなかった。
まぁ、この森が発展して対価を出せるようになったらその時は貰うよ
と、言っておく。
甥っ子達や丁度来た兄弟のフォーオも、一緒に礼を言ってくれる。
ドマイw 気にスンナ。
でも、この森がデーモンスパイダーによって発展て、どんな風になるのかな?
想像が付かない。
ごく一般的な想像なら、デーモンスパイダーの糸で布を織って販売かな。
つまり、自分とマイケルさんとのやり取りと一緒。
それが一番想像が付きやすい。
後は、この森で取れる魔獣の肉を卸すとか?
それとも、リグネさんの管理しているダンジョンで取れる物を卸す?
でも、リグネさんが管理しているダンジョンは既に指定商人と取引が有るはずだし
その辺はどーなんだろう??よく解らない。
また、フォーオとリグネさんて、面識有るのかな?
その辺も良く解らない。後で聞いてみよう。
リグネさんなら大樹の村でデーモンスパイダーの試練は受けているハズなので
その辺は心配しなくとも良いハズ。
まぁ、この森もいずれ発展してるんだろうな。
その辺は想像の範囲内だけどナーw
一応、甥っ子達は全員じゃがいも料理を食べられたはず。
そーしてると、例のリーダー格がやって来てジェスチャーで話してきた。
おう?何々?
ふむ。じゃがいもが欲しいとな?
そのじゃがいもをこの地で育てて兄弟達や両親と食べたいとな?
うむ。解った。 1kg分のじゃがいもを提供する。
育て方解ってる?
をう。大樹の村から帰ってきたこの森の兄弟達がその辺学んで来たと?
ふむ。OK了解。それなら、無問題。
ココで出来たじゃがいも ひょっとしたら、リグネさんを通じて
魔王都に供給されるかも知れないしな。
まぁ、美味しい食材や作り方が伝播するのは、ヒラク村長の希望だし、自分も願うな。
その辺は来期か来年判別するだろう。出荷と言う意味だと参、四年先の話だろう。
魔王都の住人に受け入れられたら食生活が大幅改善されるだろうしナ。
その辺は希望的観測込みだが、ワクワクを抑えきれない。
だって、じゃがいもが普通に魔王都で流通し始めたら、大樹の村の戻らなくとも
補充できるってことだしな。
まぁ、その為の資金は確保しておかないとダメだろうけど。
その辺は、行き当たりバッタリでもOKだろう。
そう願う。
一度魔王城に戻って、魔王様に報告だ。
フォレストガーディアンな兄弟達の分はレポート作ってるしな。もちろん
写しも作ってるし。こっちはヒラク村長に提出する分だ。
森の甥っ子達と別れ魔王城へ戻る。
をっと認識阻害魔法を掛けなおさないと。
そして転移魔法で魔王城へ行く。
森に向かった時手に魔法を構築した場所に戻れた。
むう?前の転移魔法の残滓に引きずられたか??
一度その辺始祖さんに質問だな。メモっと。
さて、魔王様の執務室へ向かう。
午後も結構遅い時間なのでそろそろ執務終わってるかな?
執務室のドアをノックする。
「入れ」
ドアを開けて入る。
をっと魔王様まだ書類と格闘中だ。
でも、残りはわずかのように見える。
執務を終えるまで待ってよう。
ものの十五分もたっただろうか、魔王様は執務を終えたみたいだ
『魔王様 北の森のレポートです』
レポートを渡す。
「ほう。フォレストガーディアンの件についてだな?」
『はい。そうです』『グラッツさんから報告が上がっている』
『と思われますが、近況です』
「をう。それは貴重だな。」
レポートを受け取ってぺらぺらと斜め読みしている。
「後でじっくり読ませてもらうよ」
そう言ってレポートを執務机の引き出しの中へしまった。
『執務は終わったのですか?』
「あぁ、今日の分は終わった」
『大樹の村へ休みに行きます?』
「そうだな、あと一日仕事したら行こうかな」
『ふむ。なら、明日のこのぐらいの時間にまた来ます』
『大樹の村へ転移魔法を使いますよ』
「ふむ。ビーゼルの都合が付かなかったらお願いしよう」
『了解。とりあえず明日また来ますね』
三、四日頭が物理的に痛くて執筆できませんでした。
医者に行ったら、できものが出来てるみたいでした。
鎮静剤を処方してもらってそれを飲むと今度は眠くて仕方ないですw




