グローブを各チームへ渡してもらった
この作品は内藤騎之介氏の『異世界のんびり農家』に出てくる
ザブトンの子供と呼ばれる 1匹の蜘蛛のお話です
この作品を読む前に『異世界のんびり農家』を読む事をお勧めします。
より一層楽しめると思います
程なくして五の街からなめした革が送られてきた。
ううむ。 これは近いうちにゲイルスハイドゥに追加の資金を渡さなきゃ。
なめされた革をザブトン母さんと一緒に吟味する。
・・・・。 OK一応合格 ザブトン母さんからお墨付きを貰った。
でも、細部まで見ていくと、とりあえず合格な程度だった。
これからの歩留まりに期待しよう。
とりあえず、マイケルさんの所とゲイルスハイドゥに資金供給してこなければ。
まぁ、資金そのものは村長に用立てて頂いた銀貨二千枚 まだまだ九割以上残っている。
明日にでもまずゲイルスハイドゥに追加資金を渡してこよう。
その後はマイケルさんにだ。
どちらもとりあえず 銀貨百枚渡しておこう。
資金の話はこの辺で。
ザブトン母さんに準備してもらった残りの革を使ってグローブを作っていこう。
まず、内野用 指の短め、少し小さめなグローブを三つ×二組分合計六個作った。
セカンド、サード、ショート用だな。二組なのは相手チームの分だ。
一つづつ村長に試してもらった。その合計六個は合格を貰った。
次は外野とピッチャー用の少し指の部分の長いグローブだ。
それも一応合格を貰ったが村長内野用とピッチャー用の違いが解らないんだって。
まぁ、普通の人はそんなもんだよね。
外野用はボールをこぼさないように。ピッチャー用はボールの握りを悟られないようになんだよな。
この世界の野球でどのくらい変化球が浸透しているか知らないけどw
内野用は動きを妨げないように、外野用と比べると解る程度の大きさの差が有る。
無論、好みで外野用のグローブを内野で使う人も居る。
後、小さい分軽いから動作も良くなるしな。(外野用と比べるとだけど)
残りはキャッチャーミットとファーストミットだな。
多分一番ボールを受け取るのがキャッチャーなんだろうな。
次が、ファーストなんだろう。
だからその二つはどちらもミットと称されているんだろうな。
キャッチャーミット試作品一号完成。
村長のひまな時に試してもらう。
村長の感想「ミットが小さい。コレに尽きる」
ありゃー。 小さいのか。むうう 今度は少し大き目に作ろう。
次の革が大樹の村に着いてから、少し大き目、それより大き目、もっと大き目の三つを作った。
村長に試してもらう。その前に
『村長 資金提供ありがとうございます』
「おう。無問題 アーク君の気の済むまで作ってみたまえ」
『ありがとうございます』『ミットとグローブ追求してみます』
「うむ。がんばりたまえ」
一応コレは、村長に応援頂いたでOKかな??
そう、勝手に思っていよう。
村長には小さかったキャッチャーミットは少年野球で、でも使ってもらおう。
少年野球チームが出来ているか知らないけどね。
それから七日後 第二弾を作った。
次は前回より各ポジションに合わせて作ったつもりだ。
使用の感想は学者蜘蛛軍の人達だ。
作ったグローブは五村へ来たマイケルさんに頼んで渡してもらい
使用後の感想も聞いてくれるよう頼んだ。もちろん追加の資金も渡す。
マイケルさんが集めてくれた感想はおおむねOKだった。
しかしこの辺は好みも有るからなー
まぁ気に入ってくれればOK
後、セレスさんにゲイルスハイドゥへ資金を持って行ってもらった。
無論、村の警備の人の付き添い有りでだ。
まぁセレスさんには防衛用の必殺の技が有るそうだがw
『セレスさん ありがとうございます』
「ええ、気分転換には良いですよ」
『また、今度時間を作って旧エルフ帝国の島』
『の展望台へ行きましょう』
「ええ。そうですね。その時はよろしくお願いします」
『解りました』『時間の都合を付けましょう』
一応九つ全ポジション分作れた。
一チーム分は魔王様が大樹の村に遊び?休養に来たときに渡そう。
魔王様「をを、この見たことの無い形のグローブは?」
『はい、キャッチャーミットと』『ファーストミットです』
『それぞれのポジションで使います』
「ほほう。で、九つ有って大きく分けるとキャッチャーミット、ファーストミット、グローブの大きいのと小さいのだな」
『はい』『グローブの大きいのは基本外野で使います。』
『小さいほうは基本内野です。』
『無論、好みで内野で外野用を使ってもOKです』
「ほほう。そーなのか。では猛虎魔王軍で使用してみよう」
「感想は、次の機会でも良いかな?」
『ええ、お願いします』
『他のチームにも渡してください』
「おう。分かった。 任せておけ」
『よろしくお願いします』
いそいそと十チーム分をとりあえず作った。
しばらくして魔王様が大樹の村に来たとき
「おお、アーク君 グローブ各種なかなか良かったぞ。」
そう感想を貰った。
『のこり十チーム分も作りましたので』『各チームへ渡してください。』
「あぁ、ありがとう」
「ところで、このグローブの代金は?」
『一応、村からの提供です』
「うーむ。それはありがたいが、対価は、どうしよう?」
『その辺は、村長と話し合ってください。』
『とりあえず、スポーツ振興の道具と言う事で』
「分かった。村長と話をしよう。」
『良いプレーをしてもらう為に作ったような物ですからw』
「うむ。良いプレーを見せられるようガンバろう」
あー、後グローブのメンテナンスだな。
基本動物の脂から作ったクリームを塗って革の保護をするんだけど、
何の脂が良いのかな?
その辺は、魔王様が色々な脂で試してくれるようだ。
「あぁ、どの脂が良いか試して、解れば各チームにも教えよう」
『お願いします』
「で、その為にも各チームに予備を作っておいてくれ」
『あー、後どの革を使ったか』『解るようにしておきますので』
『その辺も教えてくださいね』
「おう。了解」「まぁその辺は使う選手の好みも出てくるだろうがな」
『あー、魔王様メンテナンス用脂は植物性でもOKですよ。』
「おお、そうか。」
『脂に蝋を混ぜた物をペースト状にして使います。』
「ふむ。あー、その辺は馬具などの手入れ用と同じなんだな」
『あっそうか。馬具の存在を失念してたw』
『そうですね。基本馬具用で良いと思います』
「まぁ その辺も使ってみてからだな。」
魔王様はその辺簡単にレポートとしてまとめて置いてくれるようだ。
レポートが来て、どの革が良いかとか決まってきたら
五村でグローブを作る工場を作ってもらうのも有りだな。
その辺は村長と話し合おう。
グローブの話は今回でとりあえず終わりです。




