セレスさんと一緒にシャシャートへ行って見た
この作品は内藤騎之介氏の『異世界のんびり農家』に出てくる
ザブトンの子供と呼ばれる 1匹の蜘蛛のお話です
この作品を読む前に『異世界のんびり農家』を読む事をお勧めします。
より一層楽しめると思います
さて、とりあえずは、なめしをお願いできた。
セレスさんと一緒に挨拶をし、なめし工場を後にした。
『さて、セレスさん これからどーします?』
『そういや、セレスさんシャシャートの街へは行った事』
『無いですよね?』
「ええ 有りませんね」
『では、これからシャシャートの街へ行ってみませんか?』
「ゑ?シャシャートへですか??」
『はい。自分の転移魔法なら簡単に行けますよ』
『もちろん 日帰りでw』
「ふーむ。それは魅力的なお誘いですね。」
セレスさんは何か考えているみたいだ。
多分、五村教会は他のシスターさんに任せておけば良いし
今日はこれと言って重要な行事は無かったはず。
こんな感じに考えているのでは???w
一分程度かかっただろうか
「では、よろしくお願いします」
そう返事をした。
『了解』『五村の外壁の外へ出たら 転移魔法を構築しますね』
「ええ お願いします」
セレスさんと元来た道を戻りながら正門まで来た。
門衛の人、セレスさんが外へ出て行くのを不思議そうに見つめていた。
確かに、セレスさん級なら馬車とかで出て行くならともかく
歩いて出て行くのは不思議な事なのかもしれない。
正門を出て十分程度歩いた。
周りを見ると結構木々で街道が覆われていた。
さすがに、認識阻害魔法が切れてる現在だとラビットフットも、ウォーベアも
襲ってこない。
むうう。 他所の作品の魔王ってこんな感じなのかなw
なんか気分が良い
セレスさんも安心して付いて来ている。
と思ったら、セレスさんの後ろからウォーベアが来た。
伊達に目が八個有りませんよとw
すかさずセレスさんと場所を交代する。
で、目が合うとウォーベアは、気絶した。
はいはい、ご苦労さんww
『すみません ウォーベア簀巻きにするので』
『少し時間を下さい』
「はい 解りました」
セレスさんは適当な場所に腰掛けて待っている。
その間に自分はウォーベアを簀巻きにする。
そして こう張り紙をしておいた。
『冒険者さん このクマ ご自由にどうぞ』
さて簀巻きは完了したし、張り紙もしたし。
『セレスさん この辺で転移魔法を構築します』
「はい 解りました」
転移魔法を構築する。
自分は認識阻害魔法を掛け 潜った。
その後をセレスさんが付いてくる。
出た先はシャシャートの港辺りだった。
ありゃ飛びすぎたな。
セレスさんは初めての場所なのできょろきょろ辺りを見回してる。
ここから漁船が見えている。
なので、少し歩けば漁業協同組合が有るはずだな。
『あー、セレスさん ここはシャシャートの港の手前です』
「ゑゑ?そーなんです?」「だったら あそこに見えている 大きな水のような物は海なんですか??」
『はい そうですよ』
「ゑ!ゑ!!ゑ!!! 初めて見ます!!!!」
なんか感動している。たっぷり十五分は、このままだったw
セレスさんの肩をたたき『そろそろ 良いですか?』と聞いた。
聞いても、そのまま十秒ぐらいは返事が無かった。
(*゜.゜)ゞポリポリ
「ゑ?ゑ??ゑ??? はい?何でしょう??」
『そろそろ 良いですか?』
「ゑ?ええ、よろしいですよ」「自分初めて海を見たので感動に浸っていました。」
『はぁ それはよろしかったですね』
「はい。タンノーしました」「アーク君ありがとうございました」
『w 無問題』『では、ビッグルーフ・シャシャートへ行きましょうか』
「はい」
『もう少し先に乗り合い馬車の停留所が有ります。』
『そこから馬車で行きましょう。』
『料金は中銅貨三枚ですよ』
「ええ なら手持ちが有ります。」
『解りました。 自分は馬車の天井に乗ります』
『これ、銀貨一枚を渡しておきます。』
『両替後馬車代払っておいてください』
乗り合い馬車の停留所までセレスさんと歩いた。
停留所の近所に両替屋が有ったので両替しておいて貰う。
あー、手数料一割とか暴利だぬ。
銀貨一枚を両替したら 大銅貨八十七枚と中銅貨三十枚だった。
でもセレスさんはコレが普通らしくそのまま受け取った。
で、馬車代として中銅貨六枚を料金箱へ入れた。
始発なのでゆっくり座れる。
乗る前に『終点がビッグルーフ・シャシャートですよ』
そう伝えておいた。
しばらく馬車の中で待つと発車時間までにぞくぞくと人が乗ってくる。
女性がこの時間に乗るのが珍しいのか、ちらちら見られている。
でもあからさまにナンパするようなヤツは居なかった。
セレスさんもそ知らぬ顔で外を見ている。
そうしていると発車時刻になったのか馬車は動き出す
「まいどありがとうございます」「この馬車はビッグルーフ・シャシャート行きです」
「本日もこの馬車をご利用いただきありがとうございます」
「次は、ゴロウン商会、ゴロウン商会。お降りの際はお忘れ物の無きようお願いします」
ゴロウン商会のすぐ近所に止まった。ものの10mぐらいだ。
二、三人が降りた。
降りたらすぐに発車した。
「次はグラウンド、グラウンド。お降りの際はお忘れ物の無きようお願いします」
少し走ったら野球がプレイできるグラウンドが見えてきた。
グラウンドの停留所に止まる。
でも、誰も降りないし、乗らなかった。
「次は、終点 ビッグルーフ・シャシャート、ビッグルーフ・シャシャートです。お忘れ物の無きようお願いします」
ビッグルーフ・シャシャートに着いた。
セレスさんはそのまま降りた。前払いで運賃払っているし。何も問題は無い。
自分は認識阻害魔法を掛け直してセレスさんの後を付いて行った
「はふー ここが有名なビッグルーフ・シャシャートですか」
「そして自分より少し前に大樹の村へ来た一村の先輩がやっているマルーラの有る場所ですね」
先輩が営んでるお店ですか。 色々聞いてますよ。と”セレス談”
今だと一日に五千杯弱のカレーが出てる事とか、食の四天王が居る事とか。
店の中に店があってちょっとした町みたいに成ってるとか。
すごいです。尊敬します。それのアイディアの発想元が偉大なる村長だとしても
一向に問題ありません。むしろ、そのアイディアを授けて欲しいくらいです。
ふふふ すみません。少し暴走しました。
「アーク君?」
『はい どーしました?』
「いえ、初めての所なので少し不安になりました」
『あー、ドンマイ』
「側に居てくださいね。大樹の村だと酒スライムさんが居てくれるのでそこまで、不安になりませんが」
「ここは、初めての土地なので少し不安になります」
『おう、了解』
セレスさん何かほっとした表情だった。
では、『セレスさん ここのカレーを食してみませんか?』
「ええ、良いですね」
「では食べてきますね」
『あい、いてら』ノシ
自分はその間にビッグルーフ・シャシャートの屋根の上に行く。
ノシ 久しぶり 兄弟達と挨拶する。
ジェスチャーで最近変わったこと無いか? とか色々聞いてみる。
特に何もないようだ。
こちらは、大樹の村が豪雪で埋まった事、それに伴いちょっとした騒ぎが起こった事を話す。
話したらびっくりして、右往左往する弟妹が居た。
大丈夫だからと、ジェスチャーで話す。
ビッグルーフ・シャシャートの屋根の縁から下を覗いてセレスさんを確認する
セレスさんニコニコとしてカレーをほおばっている。
さて、自分はこれからどうしよう。
皮のなめしも一日や二日では出来ないだろうし
マイケルさんに頼んだクエストも集まるのに少なくとも七日以上掛かるだろうし。
まぁ、このまま屋根の上でセレスさんを待っていよう。
本編では、あまりスポットが当たらないセレスさんのシリーズ
後一回ぐらい続きます
変換ミスを修正しました




