困った。皮をなめさないと。
この作品は内藤騎之介氏の『異世界のんびり農家』に出てくる
ザブトンの子供と呼ばれる 1匹の蜘蛛のお話です
この作品を読む前に『異世界のんびり農家』を読む事をお勧めします。
より一層楽しめると思います
ちょいと調べましたが皮をなめすのって大変なんですね~
翌日セレスさんから、なめしていない皮を貰った。
なめすの大変なんだよなー
どーしよう? むむむ~。
もう一度セレスさんの所へ向かう。
『先ほどは、どーも』
「いえいえ どーなされました?」
『実は 五村の下の街に皮をなめす工場みたいな所』
『有りませんか?』
「ふーむ 自分は良く解らないですね」
『そーですか』
「あっ、そうだ。 ヨウコさまに聞いてみてはどうでしょう?」
『ふむ。そうですね。』
「ヨウコさまなら、五の街にも詳しいと思いますよ」
『なるほど』『では、ヨウコさんに聞いてきますね』
「いってらっしゃい」
うーむ。その辺は確かに五村村長代理のヨウコさんの方が詳しいか。
村長屋敷に向かうその前に認識阻害魔法を掛けなおす。
そして村長屋敷に向かう。
村長屋敷で、ヨウコさんの執務室に向かう
ドアの前でノックをする。
「どうぞ」
ドアを開けて中に入る。
『こんにちは』
「おう、こんにちは」
『ヨウコさん 皮のなめしをしている』『工場って有りませんか?』
「ふむ。たしか五の街に有ったと思うが、それがどうかしたのか?」
『はい なめした皮、革が欲しいんですが』
それまでの経緯を簡単に説明する。
「ほほう そうなのか」「私には野球とやらは良くわからないが」
「アーク君には必要な事なのだな?」
『はい。必要です』『ゴロウン商会のマイケルさんに』
『頼んで、皮集めクエストを』『冒険者ギルドに依頼しています』
「ふむ。そうか」
『そのクエストで入ってきた』『皮をなめす所が有れば其処に』
『なめしを発注しようかと』
「なるほど。アーク君の希望は良く解った」
「この件は 村長にも相談しよう」
『解りました。』『相談のさい自分も同行します』
「では、今晩帰る時一緒に行こうか。」
『はい。解りました』『お供します』
その日の夕方セレスさんやヨウコさん達と一緒に大樹の村に続く転移門を潜る。
アラコとダンジョンウォーカーが一緒に居た。
ノシ お久。アラコとジェスチャーで挨拶。
村のダンジョンを出たところで、今度は自分が転移魔法を構築する。
出た先はちょうど村長宅の前だった。二人とも付いてくる。
「こんな短距離 わざわざ転移魔法を使わなくても」
ヨウコさんは苦笑いをしている。
『いえいえ』『少しでもお力になれれば』
ヨウコさんはそのまま村長の家に入っていく。
「村長 ちと話がある」
少しすると奥から返事があった。
「なんの用かな?」
「実は、コレ、アークが野球の道具について話がるそうだ」
をっといきなり話を振られたw
「ふむ。道具で何か有ったのかい?」
『あい マルーラで野球の録画試合を見てたら』
『ファーストミットとかキャッチャーミットとか』
『使われてなく、その辺が気になりました』
「ふーむ そうか」
「で、アーク君何か良い案でも?」
『あい自分がグローブを作ります』
「ほほう そうか」
『で、マイケルさんに頼んで』『冒険者ギルドで皮を集めて貰ってます』
「なるほど」「グローブは気が付かなかったな。」
『でしょw』
『それで、ザブトン母さんと一緒に作ろうと思ったんですが』
『大樹の村の春はもう少し時間が掛かりますし』
『ここは自分がガンバろーかと』
「ふむ」
『で、グローブやミットは、魔王さまを通じて各チームへ』
『渡して頂ければ』
「うむ。 解った。」
「それで、俺には何用かな?」
『あー、皮をなめして革にしてもらうのに五の街の』
『工場に頼もうかと』
「ほむ。では、資金援助かな?」
『ええ 出来ればお願いします』
「わかった。 村からと魔王から募ろう」
『よろしくお願いします』
「とりあえず銀貨 5000枚ぐらい有れば良いかな?」
『ゑ、そんなに?』『自分、冒険者ギルドに銀貨30枚でクエストを』
『頼んでますよ』
「おう そーなのか。 なら半分弱の2000枚でどうだ?」
『ムッハー そんなに?w』
「うむ。OK 無問題 何しろ金を使う口実が」
『あ”-w』
『では ありがたく 頂戴します』
『ところで村長 このお金は何に使ったか領収書』
『必要ですか?』
「あー、無理強いは、しないが出きれば欲しいかな」
「その領収書を推敲してお金を使う為の参考にしたいな。」
『解りました』『出来る限り領収書も持って参ります』
しばらくしたら鬼人族メイドさんが皮袋を持ってきた。
ずっしりと重い やっぱ銀貨とは言え2000枚も有ると重いなー
『では、明日 ヨウコさんセレスさんに皮をなめすのを』
『頼んでいただいてもよろしいですか?』
「うむ。我が行ければ頼んでこよう」
「用事で手が離せないならセレス殿に頼もう」
『よろしくお願いします』
『まだまだ、自分が姿を現すと』『パニックに成りかねませんので』
『では、明日とりあえず一枚お渡ししますので』
「うむ。了解」
ヨウコさんに頼んでこの場を解散する。
自分は村長宅の天井の梁て休む事にする。
あー、そろそろじゃがいもが心もとなくなってきたな。
まぁ肉を食べれば良いか。
翌朝、ヨウコさんとセレスさんが集まってきたので
『では、五村へ転移魔法を構築します』
自分は認識阻害魔法を掛け、転移魔法を構築し潜った。
後をヨウコさん、セレスさんが続いてくる。
五村村長宅の玄関大広間に出てきた。
をっと『転移門の移動リストに書き込みしてきます』
いそいそと自分は転移管理ノートに書き込みに行った。
あー、アラコ側で記録が無いか。まぁ後からアラコに伝えようか。
書き込んできたら既に二人とも自分の職場に行ってた。
昨日打ち合わせた通りなめす前の皮をヨウコさんの所に持って行く。
執務室のドアをノックする。
「どうぞ」
ドアを開けヨウコさんにお願いする。
「をう さっそくだな」
『はい、この皮をお願いします』
「うむ。村長代理の我が頼みに行くよりセレス殿の方が良いと思うのだが」
「どーだろう?」
『そーですね』『でもセレスさん一応五村の教会のトップでしょ』
『あまり差は無いようにも、思えますが』
「いやいや村長代理より教会のトップの方が相手にとって気が楽だと思うぞ」
『うーむ。そーかなー』 少し考えて答えた。
『解りました セレスさんに頼んでみます』
皮を持って執務室を後にする。
村長屋敷を出る前に認識阻害魔法を掛ける。
さて、教会へ行こうか。




