グラップラーベアの品評会とその頃のビッグルーフ・シャシャートの様子
この作品は内藤騎之介氏の『異世界のんびり農家』に出てくる
ザブトンの子供と呼ばれる 1匹の蜘蛛のお話です
この作品を読む前に『異世界のんびり農家』を読む事をお勧めします。
より一層楽しめると思います
グラップラーベアの品評会でガルフさんが
「その熊は村長が仕留めたのです。自分は運んで来たまでの事です」
と連呼しているが、ほぼ効果は無い。皆 ガルフさんが倒したと思っている。
ご愁傷様です。
ところで、グラップラーベアは学術的な価値が計り知れないみたいだ。
そりゃそうか。
前回も言ったけど 死の森に行ける冒険者がほぼ皆無なのと
たとえば、ハウリン村から戦える人を雇っても 基本は遭遇しないように
立ち回るからな。
無理も無い。
すべては謎に包まれてしまっているな。
多分 ブラッディバイパーとかもそうだろう。
村長を介して、またはマイケルさんを介すれば
インフェルノウルフとデーモンスパイダーの事は少しぐらいなら
解明されるだろうけどw
そんな様子は今の所無い。
なのでイフルス学園の人達、マイケルさんと料金の話で論議を戦わせている。
そうこうしていると 見たことの無い男が現れた。
グラップラーベアの毛を刈り取り持ち出そうとしていたので
自分が糸を投げかけて捕らえた。
一般の人、あるいはココに居るイフルス学園の先生程度では
盗人が勝手に何か、糸のような物に絡まっていく姿を目にしているだけだった。
絡まれている盗人は割りとすぐに「助けて」と救助を乞う。
でも周りの人は何が何だか解っていない。
勝手に絡まってるだけじゃん。
なら、自分で解けば? てなスタンスだった。
ただ、マイケルさんとガルフさんはジト目で見ていた。
をろバレテーラw
そんな状況を自分はスルーして盗人を簀巻きにした。
芋虫のように蠢いているが、何も出来ないようだ。
その状態になったら、ミルフォードさんが、しょっ引いて行った。
ナムー。
でも、危なかった。
もう少しミルフォードさんが、しょっ引くのが遅かったら
自分、本能のままに 芋虫状態の犯人の体液を吸うところだった。
この辺は蜘蛛の本能だろう。
ある程度は理性で抑えられるけど、暴走したらシラねw
実際、未遂で終わってるからセーフw
そうやってその日は終わった。
ガルフさんは街の人から絶大な支持を受けていた。
をうをう、すごいのう。
翌日、ガルフさん達はビッグルーフ・シャシャートで昼ご飯を食べたら
五村へ帰って行った。
さて自分はどうするかな。
このまま ゴロウン商会でお世話になっても良いし、何処かへ行くのも有りだな。
あーそれとも 後二日待って 野球の試合を見るのもありかな。
二日後の試合は 学者蜘蛛軍と日陰者鯨軍の試合と魚介カレー軍と猟師竜軍の
二試合が行われるようだ。
午前と午後の二試合だな。そのどちらも結構な観客数でした。
観客数推定2万人 が二試合でした。
シャシャートの街の人口がどのくらいかはよく知らないが結構な割合の人が見に来ているはず。をう ほぼプロ野球軍ですな。
現在のカメラとかの撮影機材 一組分なので今回は学者蜘蛛軍と日陰者鯨軍の試合を撮影していた。
その日の夕方からマルーラのスクリーンにて上映されていた。
解説の毛利○子(仮)さんな文官娘衆の解説でその試合が解説されていた。
マルーラに来ている客はお酒+カラアゲとかカレー+色々な屋台で売られている物を思い思いにトッピングして食べている。
色々な品を食べながら 毛利○子(仮)さんの解説を聞いている。
時々ヤジみたいなのも聞こえるが、おおむね楽しんでいるようだ。
ヤジの一例はしっかり本気で走れとか、フライを取りそこなった選手に対して
何処見てるんだー とかのヤジが多い。
ふーむ。シャシャートは野球&観戦の文化が育ちつつあるな。
魔王都とか他の都市はどーなんだろう??
まぁ今現在知っているのはシャシャートぐらいだしな。
ガルガルド学園内で野球のチームが出来たような事をこの前聞いたような気がするが、現在どのぐらいなのかは知らない。
また行く機会も有るだろうその時に聞こう。
そーいやシャシャートは景気が良いのか街が拡大しているし
ビッグルーフ・シャシャートから出る馬車の行き先も増えている。
ちょっと前に数えた馬車の数、前は16台ぐらいだったのに今は30台近くに成っている。
それに伴い馬車の横の広告も増えた。
マルーラやゴロウン商会はもとより、ビッグルーフ・シャシャートにパンを卸している店の看板も馬車の横に取り付けられていた。
冬なので日が暮れるのが早い。今はすっかり日が暮れて夜になっている。
しかし、スクリーンで野球観戦の人たちは一向に帰ろうとしていない。
むしろ、マルーラの横で販売されているカラアゲと酒をもとに、観戦している。
夜のビッグルーフ・シャシャートは寒いのか保温石を使ったストーブみたいなのが設置されている。
カラアゲの皿には胡椒と塩の混ざった物、輪切りのレモン、マヨネーズが添えられている。
あっ、あそこでレモンを勝手に掛けたで揉めている。
さっそくゴールディさんが止めに入っている。
この人も忙しい人だな。
このビッグルーフ・シャシャートで仕事をしているので多分金回りが良さそう。
昔見たときより身なりが整っている。
もうじき、配下を増やすか取り込んで大きい組織にするんじゃないかな?
遅くなりました。
ゴール君たちは野球チーム作ってないとの指摘を受けました。
読み返したら 作ったと言う記述は有りませんでした。
その辺 修正しました。
ご指摘ありがとうございました。




