大樹の村で次の準備
この作品は内藤騎之介氏の『異世界のんびり農家』に出てくる
ザブトンの子供と呼ばれる 1匹の蜘蛛のお話です
この作品を読む前に『異世界のんびり農家』を読む事をお勧めします。
より一層楽しめると思います
今回よりしばらく、と言っても1~2回でしょうが大樹の村での話しになるかと
それと今回いつもより少し長めです
ビーゼルさんを見送った後一度村長の家に戻った
日が暮れたのでとりあえず今日の所は寝る。
明朝 村長が起きてくる頃を見計らって部屋を訪ねる。
『おはようございます』
「おう おはよう」
『村長に尋ねたいことがありまして』
「なんだい?」
『一村の紙ってどのくらい生産されていますか?』
「そーだなー 楮の木は割とすぐ生えたからそれを使って紙を作っているはずだな」
『量の方は?』
「若干少ないが、それでも3千や4千枚は行くと思うよ」
『ほむ じゃあ少し分けてもらってこよう』『村長 どの位お金払えば良い?』
「はっはっは 家族じゃないか 無料だよ」
「どーしても払いたいならアーク君が決めれば良いよ」
『ありがとうございます』
紙を貰いに一村へ行く。 途中 うっとしいがキラーラビットが襲ってきた。
うっとしいなあw 瞬殺にする。 足を糸で括って一村へ引っ張っていく。
引きずられているキラーラビットを見ているせいか他のキラーラビットは襲ってこなかった。
一村に着いた。あそこに見えるはモルテさんかな?
近づいて行く 少しビビりながらも挨拶してくれる「こんにちは」
『はい こんにちは』『これ お土産w ココに来る途中で仕留めた』
「これは これは ありがとうございます」
モルテさんは他の人に兎を渡し処理を頼んでいた。
『あー 一村で紙漉いてますよね?』
「はい」
『じゃ 紙何枚か分けてもらえませんか?』
「はい解りました」「この間マイケルさんの処に卸したのであまり有りませんが」
「それでも1千枚ぐらいは都合がつくと思いますよ」
『よろしくお願いします』
「紙漉き担当の者に聞いてきますね」
『はい』
しばらく待つと 紙の束を持ってモルテさんが戻ってきた。
「1224枚準備できました」
『ありがとうございます』『では いかほどお金を払いましょうか?』
「ゑ 村長から只で良いよと言われてますが」
『では 心付けと言う事で』銀貨20枚を渡した。
「こんなにも貰えません」
モルテさんは言っているが 大樹の村の外の値段を包み隠さず言うと
「解りました この値段でも外の値段より安いのですね」
『そうだよ』『だから気にしないで』モルテさんは申し訳なさそうにしている
『紙を漉いた人と この村で分けて』
「はい解りました」
基本この一村で出きる物はすべて村長の物ということに成っているので
村長を介さずに取引は多分初めてだと思う。
これも村の独立と言う村長の目的の一端になればな。
あっ そうだ少し場所を貸してもらえないかな? モルテさんに聞いてみる。
「空き家でしたら マルコスとポーラの住んでいた家が空き家に近い状態ですよ」
『あー、マルーラの』
「はいそうです」
『借りちゃって良いかな?』
「ひどく汚さなければ大丈夫だと思いますよ」
「クロの子のクリッキーに許可を取ればまず大丈夫ですよ」
『了解 クリッキーと話してくる』
「いってらっしゃい」
マルコスとポーラの住んでいた家に向かう。
玄関の前まで来るとクリッキーが居た。
ノシ ここからはジェスチャーでクリッキーと話す。
この家をしばらく貸して頂けないかな?
何用だ?
実は布を織りたいのですよ
ふむ でどのくらいの時間が必要だ?
そうだね 1~2日でいけると思う
そうか なら仕方ないな 汚さないように気をつけるように。
了解
クリッキーから許可を取った。
いそいそ おじゃまします。
家の中に入る
なかなかきれいだ。
手入れが行き届いている。多分一村の人とニュニュダフネ達が整備しているんだろうリビングらしき部屋で布を織り出す。
次の旅の資金用に布を織る 約40cm×11mぐらいの布を2つ織れた。
背負い袋に入れておく
クリッキーに出来た旨を言い 大樹の村に戻る事を伝えた
ほぼ汚してないよw クリッキーは点検している。
点検が終わるまで待った。
クリッキーから及第点を貰い 家を後にする ふぅーセーフw
まぁ少し糸の細かい余りが残ってたのだろう。そんなの取れないよw
それを解っているのだろう クリッキーは及第点をくれた。
ココを掃除するニュニュダフネさん、一村の人 ご迷惑を掛けます。
大樹の村に戻る時 今度はゲートボアが襲ってきた やれやれw
糸を使い簀巻きにするグルグル巻き~w
足を縛って引きずって大樹の村へ行く。
もがいているが脱出できないでいる そりゃそうだろう場合によっては
ドラゴンでさえ絡め取れるんだからね。 ハクレンさんは無理でもラスティさんぐらいなら何とかなるはず。何とか成れば良いな。
そのまま引きずって大樹の村に入った頃観念したのかおとなしくなった。
そのまま村長に渡す
「おお 猪だね」「じゃ今日の晩御飯にしよう」
自分が足を釣って吊るす。止め&血抜き作業に入る。
皮を剥いでいるとザブトン母さんが来た。そのまま皮はザブトン母さんに渡す。
何時も思うが死の森の動物って好戦的だなー
デーモンスパイダーもこの村にいる連中はあまり好戦的じゃないのにねw
あーあれか 食べ物に満足しているかどうかなのかな。
この村のデーモンスパイダーは害虫や畑を荒らす鳥達以外は積極的に狩していないからな~。
その辺はザブトン母さんに聞けばこの村ができる前の話しも聞けるはずだからなー
食べ物が少ないときは多分血で血を洗うような状態だったんだろうな。
そういう上でこの村は大切だな。




