表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
とある蜘蛛の冒険(仮)  作者: rvf3000
24/100

報告書とゴール君との約束

 この作品は内藤騎之介氏の『異世界のんびり農家』に出てくる

ザブトンの子供と呼ばれる 1匹の蜘蛛のお話です

この作品を読む前に『異世界のんびり農家』を読む事をお勧めします。


より一層楽しめると思います



 ザブトン母さんと別れて村長の家に向かう。

スパイダーウォーク、自分には狭いな。では 村長の家の一室へ向かう

確か空き部屋結構あったはず。


うろうろ 扉を開ける。この部屋は箱ばかりだ・・。違う部屋へ行こう

次の部屋は大きな樽が合った。・・その次は妖精女王が居た。

むうう なかなか無いな。仕方が無い脱皮した部屋へ行こう。


ココだ。村長は棚部屋とか言ってたな。扉を開ける 棚が結構塞がれていた

多分カーススパイダーエリートやイモータルに成る子達なんだろう

自分と同じアークデーモンに成るのも居るだろうし。


自分だと次は何に成るのだろう?

サイズ的に正真正銘なデーモンスパイダーかなー? 

フォレストガーディアンまで大きくは成らないだろうケド。


てかフォレストガーディアンってサイズ的にグレートデーモンスパイダー

なのかー


まぁいいや それより報告書を書かないと。

背負い袋から紙を何枚か取り出して報告書を書き始めた。

どれくらい時間が経ったのだろう 既に日はかげり夜になっていた。


おなか空いたな。じゃがいも貰いに行ってこよう。

食堂の近くで鬼人族の人に合った

『すみません じゃがいもが欲しいのですが』

「分かりました」

「持ってきますので しばらくお待ちを」

『ありがとうございます』


3~4分も待っていただろうか「はい じゃがいもです」

じゃがいもを貰って先ほどの部屋に戻る。

とりあえず一つ食べた。部屋に居る弟妹達が欲しそうにしていたので


一個を残し他をあげた。皆で食べた。やっぱり大樹の村産じゃがいも

美味しいね。弟妹達は報告書を読んでいた。をいをい まだ書きかけだぞ。

弟達も字が読めるしジェスチャーで質問してくる


シャシャートと船でシムルートに行く間の様子を聞いてきた。

かくかくしかじかシャシャートと船での事をの話をする。

皆、目を輝かせている。特に船で航海中の話が評判良かった。


そーいやここを出たのが秋口だから三ヶ月ぐらい経ってたのか。

あっという間だったな。今日のところはこの辺で寝よう。


翌朝報告書の残りを書き 村長の所に持っていった。

『村長 報告書です』

「おお ご苦労様」

村長に報告書を渡し『ビーゼルさん達まだ居ますか?』


「おう 多分今日の夕方ぐらいに戻るんじゃないかな?」

『分かりました』 いそいそ 棚部屋に戻って反物を仕上げる。

出来たー をうそろそろ夕方だビーゼルさんを探す。


うろうろ ビーゼルさんは見当たらないが魔王様が居た猫と戯れている。

『魔王様 ビーゼルさんは?』

「おう そろそろ帰る頃だと思うぞ」

『ゑ ヤバイ どの辺に居ますかね?』

「むう 何処だろう」


「いつもなら 村の入り口付近じゃないかな?」

『ありがとうございます』

『とりあえず 入り口付近で探してみます』

「おう がんばってな」

魔王様は猫と戯れたまま 手を上げて挨拶をした。


ムッハー 間に合うかな?

その前にパスタマシーンを貰ってくる。

そのまま村の入り口にダッシュ


パスタマシーンを背負ったまま急いでいるとクロの子達が乗っていけと

合図した 『申し訳ない ありがとう』

一匹のクロの子の上にしがみ付かせてもらう


いくらインフェルノウルフとは言え大きさだと自分とあまり変わらない

サイズなのだけれどその辺はさすがインフェルノウルフ物ともしない。

むうう やっぱウルザや獣人族の男の子を乗せて走り回ってただけあるね。


ものの1~2分程度でビーゼルさんに追いついた

『ビーゼルさん すみません』

『これ ゴール君に渡してもらえないでしょうか?』

「分かりました 良いですよ」

『後これ』背負い袋から反物を出す


『この反物をビーゼルさんに』反物とパスタマシーンを渡す。

あー間に合った ふぅ

ビーゼルさん 転移魔法を掛ける。ゲートを潜る


自分はビーゼルさんを見送った。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ