魔王都の中
この作品は内藤騎之介氏の『異世界のんびり農家』に出てくる
ザブトンの子供と呼ばれる 1匹の蜘蛛のお話です
この作品を読む前に『異世界のんびり農家』を読む事をお勧めします。
より一層楽しめると思います
魔王都の中の様子です でも東京都23区の半分ぐらいの面積有るんだよな。
眺めてても埒が空かない
認識阻害魔法は掛けたばかり、まだ十分持つ
ならまずは商店街の屋根の上に行く。
屋根の縁から下を覗く。ここは食品店かな 色々な食べ物が置いて有る
大樹の村や五村では見かけない食品が並んでる。
糸を垂らしラペリングで屋根から人の頭の少し上まで降りてくる。
なになに? まず見えたのが、何か魚の干物だ 何だろう?この辺は村長に
聞くと解るかも。 その干物の魚を焼いて皿に盛っている。
あーなるほど ココ惣菜屋なんだ。
だから植物の煮付けとか深い皿に盛って売ってるんだ
自分がすぐわかった植物はダンジョン芋だ
ほうほうそんな調理の仕方が有るんだ。
大樹の村の野菜ほど美味しく見えないが コンスタントに売れていく。
味見してみよう 大銅貨一枚を野菜の煮付けの横に置く。
2~3種の野菜の煮つけを持って屋根の上に行った
いただきまーす。 もぐもぐ うーむ あまり美味しくないが食べられない
ほどじゃない。をっと 今度は干物を焼いた物も拾ってくる。同じく大銅貨
一枚を置いておく。
こっちはまだ大樹の村で食べた魚に似ている。
こりゃ 五村の料理教室 魔王都でやっても大盛況になるだろう。
次は肉を見てみたい。
肉屋を探す。うろうろ あったー ほむココが魔王都の肉屋か どれどれ
どんな肉を置いてるのかな? まずはXXXボア 猪の肉みたいだ
XXXの部分は擦れててよく読めない 次はえー サ、サタ、サタニア??
深呼吸 スーハー。
あー サタニア・ラビット? なんかそんな風に書いてある。
ラビットなので兎なのだろう。そしてガルガルド・ゴート?
ふむ ヤギの肉かな?多分 魔王都周辺で取れる肉なのだろう。
肉の色そのものは美味しそうに見える。後は何か豚肉のような物が見える。
問題は調理の仕方だな。
大樹の村の鬼人族の人がココで料理教室をやれば押すな押すな
なぐらい盛況になる予感がする。あながち間違いではないだろう。
その隣は木材を置いている 結構長い 直径1m、長さ10mぐらいの木材が
多数置かれている。
一部は5cm×45cm×9mの板に加工されている。
その隣は金物雑貨屋が店を出している。
釘や鎹、ドアの取っ手、配管財などが置かれている。
大工道具も置いているようだ。
ノミやチョウナは有るがカンナが無い。壁の仕上げどーするんだろう?
(こちらで言う西洋風なのでカンナはあまり重要ではありません)
(村長宅の和室風な所だとカンナが無いと作り辛いでしょうけど、そこは
村長と山エルフががんばったと)
その隣は文房具を扱っているようだ。筆記用具に看板モドキ、紙も有る。
価格は30枚で銀貨1枚 をふ 高いなー。まぁ 生産場所から遠いと価格
高くなるよね。
大銅貨1枚 置いといて 木炭の筆記用具を2つ持っていった。
をう 釣りは要らないぜw 実際1本中銅貨5枚なんダケドナーw
さてさて 屋根の上から回りを見る。幾つもの道が輪をなしている
家が2軒挟んで次の環状道に成ってるみたい。A環状道 家、家、B環状道、家~
な感じで並んでる。最外周は30mの道幅だな。
次からはその半分の15mの道幅だな で、家が奥行き20mかな。
余裕も少し有る。 多分5mぐらい有るね。
なので内壁まで80の環状道路が有る計算になるね
何かすごいね 環状1号線から80号線~とかww
残りの面積に貴族の邸宅や魔王城が有る事になるね。
もふー でかい 内壁まで来た ここから内側は貴族の邸宅に成るみたいだ
で、最内周が魔王城かー 目測魔王城の直径2.0kmぐらい有るかな。
その中に魔王様が居るのかー
大雑把な計算なので間違ってるかも。突っ込みよろ。
鬼人族が料理教室やる前に 貴族学園ですでに料理教室やってるしw
このまま 貴族学園に行くとゴール、シール、ブロン居るだろうし
その場合決闘の少し前かな 時間的に。