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月下の台所ー異世界辺境食記ー

作者:おこげ
最新エピソード掲載日:2026/03/02
鹿児島の片隅で、客足の減った小さな定食屋を営む真島遼。
父から受け継いだ「ましま食堂」を守り続けてきたが、商店街の衰退と時代の波に押され、店を畳む決断を迫られていた。
そんなある夜。
店の裏口が、異世界へとつながる。
扉の向こうは“灰哭の森”と呼ばれる危険地帯。
魔物が徘徊し、貧しい砦村が隣接する辺境の地だった。
偶然助けた女騎士リシアに角煮を振る舞ったことをきっかけに、遼の料理はこの世界に小さな衝撃を与える。
この世界の料理は、塩と火に頼るだけの質素なもの。
砂糖は貴族の薬、香辛料は王侯の贅沢。
“煮込む”という概念も、“発酵”という知恵もほとんど存在しない。
遼は気づく。
この世界は、腹を満たしてはいるが――
満足を知らない。
黒豚の角煮。
味噌汁。
肉じゃが。
そして白米。
温かい料理は、兵士の心を支え、村人の表情を変え、やがて砦を守る力になる。
だが当然、波紋も広がる。
王都の料理ギルドは、異界の味を「禁忌」と呼ぶ。
貴族は甘味の普及を恐れ、商人は利権を狙う。
やがて“黒い奇跡”――自家製醤油が完成したとき、食は文化を揺るがす力を持つと証明される。
料理で世界は変わるのか。
帰るべきか、残るべきか。
裏口は今日も、二つの世界をつないでいる。
これは――
剣でも魔法でもなく、出汁と火加減で異世界を変えていく男の物語
裏口の向こう側
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