【第7回】人間の領域・熊の領域
※この作品には極端な言説が含まれています。一部の意見として受け止めてください。
この作品では、ツキノワグマについて言及しています。それも極限られた地域の話です。
ヒグマなどの被害については、私は想像するしかありません。
ツキノワグマの子どもから襲撃されて生き残った者として、私は筆を取ることを決めました。
さて、本題。
『人間の領域』を熊に主張すべき、という意見でした。
これは『都会』に住んでいる方からすると不思議な言い回しかもしれません。
「人間は自然を破壊し、熊などの野生動物を追い出す」
一般的な『自然保護』の観点では正しいのかもしれません。ですがそれは、人口が増え続ける『都会』の話です。
『田舎』は人口の流出があり『人間の領域』が狭くなっています。これが同心円状に狭まるならば問題は起きにくいのですが、大抵は『飛び地』ができてしまいます。
その『飛び地』に熊などが入り込み『熊の領域』としてしまうのです。
勘違いして欲しくないのは「だから田舎に住め!」と言ってるのではなく「『田舎人』が熊を迫害したから逆襲されている」というストーリーにしないでほしいのです。
元々『人間の領域』だった所に熊が住み着いたのです。
『林』と『森』の違いは何でしょうか?
例えば『スギ花粉』で悩まされる人も、多いかと思います。
あれって『森』ですか?
違います。大部分は『植林』であり『人工物』なのです。
『林』は『木の畑』であり、元々『人間の領域』なのです。
『田舎』で起こっていることは、牧草などの『転作地』が、人の手がかからないことにより『耕作放棄地』になり、木本が生えて『雑木林』になります。
そこに野生動物が住み着き『熊の領域』となるのです。
私がやりたいのは、この『領域』の境の鮮明化です。




