【第3回】熊牧場の失敗と地方財政
※この作品には極端な言説が含まれています。一部の意見として受け止めてください。
『クロノシア領』では、人里に迷い込んだ熊たちを『熊牧場』で保護していました。
始めのうちは物珍しさで経営も安定していたようです。
しかし、次第に客足は遠のき、経営が難しくなったようです。
そして悲劇が起きます。
飼育員二人が熊に襲われて命を落とします!
……ここまですべきなのでしょうか?
経営は報われず、行政のバックアップも少なく、尊い犠牲が出てしまったのです。
◇ ◇ ◇
田舎の税収なんて、たかが知れています。
公務員たちは、納税者である私たちを、内心バカにしています。
中には「オラだの給料は地方交付金から出でら!」と言う公務員もいるそうです。
※すべての地方公務員が、そうとは限りません。
私が言いたいのは、私の定義の『田舎』は地方交付金に頼っている、と言うことです。
その地方交付金の元は地方交付税であり、これは、いわゆる『都会』に住んでいる人の税金で賄われています。
熊の命か、人間の命か、と問われると、両方を得る方法が田舎には少ないのです。
◇ ◇ ◇
この地方交付税について気になることがあります。
もちろん、都市部と田舎の不均衡を失くす制度であり、田舎在住の私は感謝する立場です。
しかしながら、もしも地方交付税の分を都市部が支払えなかったら?大幅な赤字により免除されていたら?
例えば、万博、オリンピック、プロジェクションマッピング……
これらは、もちろん予算内での政策だと思いますが、地方交付金に影響はないのでしょうか?
意図的に、金融工学的に、これらの『都市部に税金を使う政策』が取られていたとしたら、都市部と田舎の不均衡は一向に是正されません!
また、ふるさと納税についても同様のことが言えます。これも田舎を助けるための政策です。
しかし、現状では『免税できるネットショッピング』となっています。税収を考えず、豪華な返礼品を用意できる地方に、ふるさと納税は集まります。
……ここまで聞くと、田舎が物乞いのように思えてきたのではないでしょうか?次回に続きます。




