メイドを辞めると伝えたら、王子様からの溺愛が待っていました
「ゼフィロス様! 起きてください……っ!」
「ん……無理……眠い……」
魔術塔に出勤したら雇い主のゼフィロス様がソファで眠っていた。
冬の足音が聞こえる最近は夜が冷える。そしてゼフィロス様はドラゴン獣人なので爬虫類。爬虫類は寒さに弱いから、これって、もしかして冬眠始まっちゃってる?!!? あわわわ、た、た、大変──!
「ゼフィロス様、冬眠しちゃダメです……! あわわわ、早くあたためなくちゃ──炎よ立ち上れ」
とにかく熱くなる魔術を放たなくちゃと思ったら、巨大な炎が出現して部屋が燃え始めた。あわわわ、ど、ど、どうしよう──
「元に戻れ」
ゼフィロス様の詠唱に炎がしゅるしゅる巻き戻るように無くなって元に戻った。ウサ耳がへにょんと落ちて、へなへなとしゃがみ込んだ私に、ゼフィロス様の影が落ちる。
「チェリーナは、魔術塔を燃やすつもりなのかな?」
「ぴえええ。ゼフィロス様、申し訳ありません! 今朝は寒かったのでゼフィロス様が冬眠しちゃったと思って。そしたら、大きな炎が出ちゃったんです……っ。うう、でも、ゼフィロス様が冬眠しなくてよかったです!」
「はあ……今日もチェリーナがかわいい。朝から寝たふりしてたら冬眠してるって思っちゃうの可愛すぎるでしょう……抱きしめたい……俺のチェリーナかわいすぎる」
ゼフィロス様が顔を手で覆って大きなため息をついたので肩が跳ねた。流石にクビになるかもと頭をよぎれば、瞳に涙が浮かんでいく。
「わ、私、クビでしょうか……?」
ゼフィロス様の顔を覆っていた手のひらが剥がれて、私のぺにょんと垂れたウサ耳をゆっくり撫でる。柔らかな手つきにポポポっと頬っぺたが熱くなって両手で押さえた。林檎みたいに赤くなっていたら恥ずかしい。
「俺が雇った大切な専属メイドをクビにするわけないよ。今日の仕事は、ドラゴン獣人の俺は冬眠しないのを覚えること。チェリーナ、できる?」
「もちろんです! ドラゴン獣人のゼフィロス様は冬眠しない、ドラゴン獣人のゼフィロス様は冬眠しない、ドラゴン獣人のゼフィロス様は冬眠しない! よしっ、覚えました」
「はあ、なにこれ、かわいい……。チェリーナ、ドラゴンは爬虫類じゃないのも覚えられる?」
「えっ、そうなんですか?」
驚いたら目がぱちぱちと瞬いた。
「うん。学園の割と最初に習うんだけどね。ドラゴンはドラゴン類に分類されるから爬虫類じゃないんだよ」
「そうなんですね! 勉強は苦手なんですけど、ゼフィロス様のことなら覚えられそうです! ドラゴンは爬虫類じゃない、ドラゴンは爬虫類じゃない、ドラゴンは爬虫類じゃない! うんっ、覚えました」
「……俺のことを頑張って覚えるチェリーナが素直かわいい……くっ、癒される。抱きしめてキスして蕩けさせたい……」
三回唱えて覚える作戦を実行し終え、ゼフィロス様に報告をしたらぶつぶつなにかを唱えながら胸を押さえていた。ゼフィロス様はすぐに顔が赤くなったり、胸を押さえたり、ちょっと身体が弱いところがある。
「ゼフィロス様、大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ。チェリーナ、いつもの紅茶を頼んでいい?」
「はい! すぐに淹れますね」
「うん、頼むね」
ゼフィロス様の言葉にウサ耳がぴょんぴょん揺れる。ゼフィロス様に頼みごとをされるのはメイドらしくて嬉しい。いつもゼフィロス様が飲むのはチェリーの香りがする紅茶。よっぽどお好きなのか毎日欠かさず飲んでいる。私は少しでも美味しくなるように、丁寧に丁寧に淹れてゆっくり運ぶ。
「きゃあああ〜〜〜〜っ」
ソファに座るゼフィロス様まであと少しのところで、ツルっと滑ってしまった。悲鳴をあげる。あわわわ、ゼフィロス様に熱々の紅茶がかかったら火傷させちゃうかもしれない──!
「止まれ」
⑅∙˚ ⑅∙˚ ⑅∙˚
「始まれ」
「あわわわわ! わ、わ、わたしったらなんてことを──!」
いつまでも衝撃がこないので目をあければ、ゼフィロス様の膝の上に座っていた。あわわわ、な、な、なんてこと──!
第三王子で魔術師長のゼフィロス様の膝の上に座るなんて、不敬罪で首が物理的に飛んでしまうかもしれない。
「不敬罪にもクビにもしないから安心していいからね。むしろ俺が膝の上に乗せたから、ずっと乗っててもいいくらいだよ」
「あわわわ、ゼフィロス様は心の声が読めるのですか!?」
「いや。チェリーナ、普通に声に出ていたよ」
「あわわわ、恥ずかしいです……っ」
うさ耳をむんずと掴んで目を覆った。折角ゼフィロス様の専属メイドになれたのに失敗ばっかり。
私──チェリーナは、ウサギ獣人。子沢山貧乏で有名なラービト子爵令嬢の四弟妹の長女として生まれた。貴族学園の成績は中の下……いや、下の上くらい。私だけ就職先が決まらず途方に暮れていたら、貴族学園の理事長を兼任していたゼフィロス様が専属メイドとして雇ってくださった。
私を雇ってくれたのが、お情けなのくらいわかっている。だから、せめてなにか役に立ちたいと思うのに、春から働いてもうすぐ冬になるのに、ちっともお役に立ててない。
「ちょ、なにこれ、かわいすぎるから! かわいすぎる……ずっと見ていたいけど可愛い顔も見たいからな────チェリーナ、耳が伸びてしまうよ」
ぎゅうぎゅうにウサ耳を引っ張っていた手が優しく引き剥がされる。目の前には、ゼフィロス様のご尊顔。金色の瞳に心配そうに覗き込まれて、ポポポンと頬が熱くなる。
「顔が赤いね、熱かな?」
「〜〜〜〜〜〜〜あわわわっ、だ、だいじょうぶです」
こつん、とゼフィロス様のおでこを合わせられて全身が沸騰した私は、意識を手放した──。
◇
ゼフィロス様が学園長として貴族学園に顔を出す日のランチは、いつも魔術塔の食堂に行く。専属メイドの服はフリフリエプロンで目立つから、とゼフィロス様から阻害認識のかかった特製のローブを頂いている。
大好きなニンジンポタージュの付いてる日替わりメニューを選び、窓際のカウンター席に座る。優しい甘みを味わっていると、沢山の人たちが話に花を咲かせている声をウサ耳が拾ってしまう。魔術論議から、流行りのカフェ、夜会の噂まで話題は尽きることなく続いていく。
「ゼフィロス魔術長の婚約が決まった話を聞いた?」
聞き慣れた名前に肩が跳ねてから私は耳をそばだてた。
ゼフィロス様は、第三王子で魔術塔の魔術長。話題になることも多いけど、婚約の噂は初めて聞いたと思う。
「ええ! 王室御用達の宝石店のマダムが来たのを見たって聞いたわ。きっと婚約指輪を作るのよ」
「ドラゴンの逆さ鱗から作る指輪なんてロマンチックよね」
「あれだけ溺愛しているものね」
きゃあきゃあ騒ぎながら、話題は違うものに変わっていったけれど、私のウサ耳はなにも聞こえない。
子爵令嬢の私は、本来ならば第三王子のゼフィロス様と話せる立場にないのに。専属メイドだから、とお給金もびっくりするくらい頂いたおかげで弟と妹も学園に通える目処がたった。専属メイドの実家だから、と領地に沢山支援策を教えてくれた。
失敗ばかりの私なんて、どう考えてもメイドなんて向いていない。いつまでも甘えて専属メイドが居座っていたらゼフィロス様と婚約者様の負担になってしまう。ううん、嘘──ゼフィロス様が婚約すると想像するだけで胸が張り裂けそうになる。もしも婚約者と並んでいるの姿を見たら絶対に耐えられそうにない。
想像するだけで、ウサ耳がぺにゃんと垂れ下がった。
「…………辞めよう」
幸いなことにゼフィロス様のアドバイスで領地の薬草栽培がとてもうまく行っている、と両親から手紙をもらっていた。
土地改良や新種開発、次々と素晴らしいアドバイスを頂いて猫の手も借りたいくらい領地が活気に溢れているという。きっと私が専属メイドを辞めて帰っても働くところはあると思う。
今まではゼフィロス様から離れるなんて考えたこともなかった。想いを伝えなくてもゼフィロス様の近くにいるだけでいいと思っていたから。
でも、実際はゼフィロス様に婚約者ができると聞いただけで、胸がじくじく傷んで鉛を飲んだように重い。憧れや尊敬なんてとっくに通り越して、大好きなんだと気づいてしまった。
専属メイドを辞めればゼフィロス様に会うことはもうできない。叶うはずもない恋。きっと会わないでいれば少しずつ忘れられると思う。
ニンジンポタージュを飲み干した私は、心を決めた。
◇
明日の朝にゼフィロス様に辞めることを伝えようと決めた私は最後の掃除を頑張ることにした。ピカピカになったゼフィロス様の執務室を見て、私は大きく伸びをする。窓の外はすっかり夜。専属メイドとして過ごした時間は失敗ばかりだったけど、せめてこれくらいはしたかった。
戸締りの確認をしていると、不意に扉があいた。
「チェリーナ」
振り返るとゼフィロス様が立っていた。
「っ、ゼフィロス様、おかえりなさい。あの、今日は戻らない予定だったのでは……?」
「ぐっ、チェリーナからのおかえりなさい……破壊力がとんでもないな。可愛いすぎて疲れが飛ぶ……」
またゼフィロス様が胸を押さえて呻いている。最近は頻度が上がっているから心配になってしまうけど、心配する役割は婚約者さまのもの。私は、そっとため息を飲み込んだ。
「こんな夜までどうしたの? なにか問題でもあった? というか、チェリーナ元気ないよね? 誰かになにかされたなら今すぐ教えてくれれば消失魔術を掛けるからね。呪いの魔術でもいいし、チェリーナを傷つけるなんて生きてる価値がないよ」
「あわわわ、ち、ち、違います。掃除をしていたら夢中になってしまって……。今、帰るところです」
物騒なことを言い出したゼフィロス様に、慌てて首を横に振った。
「──それなら、お茶を一杯付き合ってもらってもいい? もちろん帰りは送るから」
「……えっと、」
「チェリーナ、駄目かな?」
「あ、えと、だ、駄目じゃないです……」
「うん、よかった。ありがとう」
嬉しそうなゼフィロス様に腕を引かれ、ソファに座るように促される。
「チェリーナおいで」
「……はい」
「いつもチェリーナが淹れてくれるから、たまには俺が淹れるよ──お茶の時間」
ゼフィロス様の魔術であっという間にテーブルの上にお茶の準備ができていく。本当にゼフィロス様はすごい。ウサ耳がぴょん、と飛び跳ねた。専属メイドなんていなくたってゼフィロス様は魔術でなんでもできてしまう。
「ふわああ、すごい……っ」
「ようやく笑ってくれたね。はい、どうぞ」
「ありがとうございます」
ふわりと湯気の上がるティーカップ。口に含めば、甘い花のいい香りが鼻を抜けていくので、思わず目をつむって味わう。ふと視線を感じて、目をひらくとゼフィロス様に優しく見つめられていた。子どもっぽい仕草を見られていたと思うと、ポフンと顔が熱くなって慌てて片手で頬を押さえる。
「チェリーナ、何があったのか教えて?」
「えっ、と、ほ、本当になんでもないです……あ、そうだ、掃除し過ぎて疲れちゃったのかな……?」
へらりと笑ったはずなのに、私はまたお昼のことを思い出して気持ちが沈んでしまう。心配かけたいわけじゃないのに。ゼフィロス様と一緒にいて悲しくなるなんて初めてで、なにを話していいのかわからない。ゼフィロス様が困ったように眉を下げる。
「チェリーナ、本当のことを教えて? こんなに泣きそうな顔をしてるのに、なんでもないわけないよね? 俺じゃあ力になれない?」
「まさか! 違います……ゼフィロス様は頼りになります……いつも助けてもらってばかりで……でも……」
ぶんぶん首を横に振る。そんなわけない。ゼフィロス様は包容力の塊だけど、この想いを口にすればゼフィロス様の迷惑になってしまう。
「チェリーナ、お願いだから一人で泣かないで」
ゼフィロス様の指が目尻をなぞり、知らぬ間に涙が零れていることを知る。
「一人で抱え込まないでいいんだよ。俺が全部聞いてあげるから」
ひどく心配した表情と真摯な声色でゆっくりと言い含めるように話しかけられたら、もうダメだった。言わないつもりだったのに、ゼフィロス様への想いが堰を切ったように口から溢れる。
「わ、私──ゼフィロス様が好きなんです。だから、もう……メイドのお仕事はできません……っ」
ウサ耳をぷるぷる震わせ話すと、ゼフィロス様が柔らかくウサ耳を撫でてくれる。
「うん、そうだね。メイドは辞めてもらおうかな」
自分が言い出したのに、あっさり肯定されて涙がポロポロ溢れてしまう。もう、これでゼフィロス様との関係は終わり──。
「こんな可愛いメイド姿の婚約者が近くにいたら、流石に色々我慢できなくなりそうだし」
「…………え?」
「チェリーナ、これからはメイドじゃなくて俺の婚約者としてよろしくね」
「……………………へ?」
ゼフィロス様のとんでもない発言に目を見開く。驚いてゼフィロス様を見つめることしかできないのに、ゼフィロス様は不思議そうに首をこてりと傾ける。
「チェリーナ、どうして驚くの?」
「……えっと、ゼフィロス様が逆さ鱗で婚約指輪を作ってるって聞いて……」
「うん、チェリーナのための婚約指輪のことだね。ロマンチックなプロポーズを期待していいからね」
「あわわわ……、あの、でも、ゼフィロス様の婚約が決まったと聞いて……」
「うん、チェリーナとの婚約をようやく父上に認めさせたからね。ラービト子爵領に希少性の高い薬草と加工できるようにしたのも、その布石だしね。まあ他にも色々手を回していたら、思ったより時間が掛かっちゃったけど反対する貴族はいないから安心して」
「あわわわ、ど、どうして、私なんですか?」
訳がわからないままゼフィロス様に質問すれば、まっすぐに見つめ返される。
「チェリーナはね、俺の番なんだよ」
「番……?」
「うん、そう。俺はドラゴンの血が強いみたいだから、番がわかるんだ。チェリーナは俺の番だから、俺と結婚する運命なんだよ」
「そっか、番だから……」
昔は、どの獣人も一目で互いの番だと分かり、唯一の番と結ばれていた。でも、番としか結ばれない運命は少しずつ獣人の数を減らしていき、その運命に抗うように番の匂いが分からなくなるように進化していった獣人の歴史がある。
私を選んでもらえた理由が番と聞いて戸惑う。ウサ耳が私の気持ちに合わせるようにぺしゃん、と下がる。ゼフィロス様が困ったように微笑んだ。
「チェリーナにいつも淹れてもらってたお茶はね、番の匂いを分からなくさせる特別なお茶なんだよ」
「えっ、そうなんですか……? あれ? それって、つまり……」
ゼフィロス様の言葉にウサ耳が期待するようにパタパタ動いてしまうとゼフィロス様の手が伸びてきて、柔らかく撫でられる。ゼフィロス様に触れられて、心の奥がきゅーんと音を立てた。
「うん、そうだよ。番の匂いがしなくて番だってわからなくても、俺はチェリーナが大好きだってこと。これからもずっと可愛いチェリーナと一緒にいたいと思っているんだけど──チェリーナは同じ気持ちじゃない?」
ふるふると首を振る。嬉しくてウサ耳がぴーんと立って胸はキュンキュン踊り出す。
「同じ気持ちです……っ! ゼフィロス様とずっと一緒にいたいです。あの、でも、本当に子爵令嬢の私で大丈夫なんでしょうか……?」
ゼフィロス様が大丈夫だと言ったけれど、王族と子爵なんて身分差がとんでもなくて、夢だと言われた方が納得できる。ゼフィロス様を見つめれば、目が合ったゼフィロス様はにこりと笑う。
「チェリーナ、メイドを辞める前に最後のお仕事をお願いしてもいい?」
「? ……はい?」
「うん、ありがとう。俺がチェリーナを溺愛しているっていうのを覚えてくれるかな」
「あわわわ〜〜〜〜っ!??!」
ポポポと熱くなった頬にゼフィロス様の手が伸びてきて、ほてった頬をなぞる。
「身分差も、心配も、チェリーナの不安な気持ちは全部取り除くから、なんでも話を聞かせて。でも、俺の気持ちがチェリーナにあることだけは絶対覚えてほしい」
真摯な眼差しに頬が更に熱を帯びていく。浮かされたみたいに口が動きはじめる。
「…………はい。えっと、ゼフィロス様は私を溺愛している…………ゼフィロス様は私を溺愛している…………ゼフィロス様は私を溺愛している……は、い、ちゃんと覚えました……」
恥ずかしくて、でも、嬉しくて。窺うようにゼフィロス様を見つめれば、とろりと甘い蜂蜜みたいな瞳と見つめられている。
「チェリーナ、俺の婚約者になってくれる?」
「……はい。よろしくお願いします」
「はあ、チェリーナその上目遣いは可愛すぎるから……はあ、ああ、もう我慢しなくていいよな……?」
また胸を押さえて呻くゼフィロス様が心配で腕を伸ばしたら、逆に引き寄せられて唇に柔らかいものが触れた。えっと、あれ、これって……?
「チェリーナ可愛い愛してる。もう一回、可愛い唇にキスしてもいい?」
「〜〜〜〜あわわわ、む、無理です……」
キスの言葉で先ほどの柔らかなものがゼフィロス様の唇だと理解した私は、身体が茹って沸騰して意識を手放した──。
◇
その後、ゼフィロス様の言葉通り、みんなから祝福され、驚く速さで婚約期間を終えて結婚式を挙げた。ゼフィロス様の逆さ鱗の指輪は私の薬指で光り、ゼフィロス様の耳には私の瞳と同じピンクダイヤモンドのピアスが付いている。
「チェリーナ、ただいま」
「おかえりなさいませ、ゼフィロス様」
専属メイドは辞めたけれど、ゼフィロス様が喜ぶのでたまにメイド服を着てお出迎えしているのは私たち夫婦だけのちょっとした秘密──。
おしまい
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