表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
とある魔皇になった人間の話  作者: スルート
魔皇の手記
18/24

26ページ目

朝早くにすごい地響きで目が覚めた。

苺さんも当然起き出してきてた。

俺は何が起こったのか全くわからなかったが、苺さんはついに始まったとか言ってた。



そう言えば、前に議会に出席した時に西の国との関係が悪化してて、このままだと攻めてきそうだ、とか言ってたっけか。

もしかしたら…

いや、間違いないな。




でも、ここはサンライトじゃない。

海を挟んで何千キロも離れてる。

なのになんでだ?


その疑問は、外に出たらわかった。

何かビラが撒かれてたので拾ってみたら、サンライトの最高司祭とその同居人がこの国にいるはずだから、そいつらを出せ、って内容が書かれてた。


奴らは俺達が目的だ。

この国の人達に迷惑はかけられない。

やむなく家を捨て、サンライトへ行くことにした。





魔法陣を通り、サンライトへやってきてすぐ、苺さんは玉座に走っていった。

追いかけていくと、水晶玉を通して向こうの国のやつと話してた。

いや、話してた…というよりは怒鳴りちらしてた。

私達を炙り出す、という身勝手な動機のために無関係の国の人々に迷惑をかけるなんて、って。


苺さんが怒ってる所、初めて見た。

苺さんはすごく優しい人だし、怒るなんてまずないと思ってたのに。


ひとしきり怒って通信を切った後、苺さんはすぐに戦闘態勢を取れと国中の人達に命じた。

そして、俺にはこう言ってきた。

「あなたは、私のそばにいて」


「俺は行かなくていいのか?」


「ええ」


「なんでだ?」

国の危機だ、俺もこの国を、苺さんを、守る為に戦いたい。

でも、苺さんは、

「あなたは最も大切な人、戦いに出す訳にはいかない。

私と一緒に、指揮を取りましょう」

と言ってきた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ