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港とか市場とか色々回っているうちに昼になった。
今は海辺のファミレスで、料理を選んでエミナさんに頼んでもらっている。
「私はデミグラスで」
「お母さん、わたしパフェが食べたい」
「わかったわ。苺は?」
「私もパフェをお願いします。
それから、和風おろしハンバーグも頂きましょうか」
「あなたは?」
「俺は…そうだな。
マルゲリータピザを頼もう」
「ずいぶんジャンクな物を食べるのね」
「そうか?」
そんな会話をしながらも料理を注文し終わった。
すると、すぐにキャルシィさんが口を開いた。
「ねぇ、苺さん」
「はい?」
「昨日あなたの夢を覗いて思ったんだけど…
あなた、彼の事が好きなんじゃない?」
…え?
苺さん、俺が好きなの?
「え?」
苺さんは驚いた様子で、硬直していた。
「夢の中で、彼と手を繋いで楽しそうに話しながら歩いてたじゃない。
彼の事、好きなんでしょ?」
キャルシィさんはニヤニヤしている。
苺さんは顔を赤くして、
「別にいいでしょ?」
と言い捨てた。
「え、苺さんこの人の事好きなの?」
「あら、あなたも女子な所あるのね」
ユキちゃんとエミナさんも食いついてきた。
どうしようこれ。
苺さんが俺を好き?そんなバカな。
苺さんはしばらく俯いて黙ったあと、顔を上げた。
果たして結果は…
「…そうです。そうですよ。
私は、彼が好きです」
マジですか。
「え…、あ…、お…。」
言葉が出てこなかった。
「やっぱりそうだったのね。
せっかくだし、付き合ったら?」
「え?」
俺はまだ気持ちの整理がついてない。
けど苺さんは、俺の方を見て、
「…あなたが好きです。
どうか、私とお付き合いしていただけませんか?」




