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朝起きて苺さんと話してみたら、苺さんも似たような夢を見たらしい。
街は、眠っていた人達が目覚めたという事でお祭り騒ぎになっていた。
あれは、夢だけど夢じゃなかったんだな。
でも、夢で話しただけではなんか煮え切らないので、直接彼女に会って話そうと言ったら、苺さんもそのつもりだと言ってくれた。
神殿に行ったら、緑帯の子が綺麗な笑顔で出迎えてくれた。
そして…
「あら、あなた達…」
「…知ってるとは思うが、向こうのお偉いさん達と話をつけてきたよ。
向こうの人達を目覚めさせてくれて、ありがとうな」
「ええ、見せてもらいましたよ。私の方こそありがとうございました。
それと、あなた…」
「どうした?」
「丁度いい所に来てくれました。
今日は、友人が遊びに来ているんですよ」
「友人?」
水兵長の友達…なんて、一体どんなやつなんだろう。
と思ったのだが。
「キャルシィ、ちょっと…
あら、あなたは」
「あっ…」
エミナさんだった。
そう言えばエミナさん、レークの水兵長だっけ。
「お久しぶりですね」
「苺も一緒だったの?
ていうかあなた、今度はキャルシィの悪行を止めたそうね」
「悪行って…
まあそう言われても仕方ないかもしれないけど」
「まあ…そうだな。あと、その子は?」
エミナさんは、線が入ってない水兵服を着た女の子を一緒に連れている。
「娘よ。今12歳と200年目なの。
名前はユキ。次のレークの水兵長でもあるわ」
「へえ…」
その子は俺を見て、
「おはようございます」
と、礼儀正しく挨拶をして礼をしてきた。
「あ、おはよう。
お母さんに似て、可愛い子だな」
「ありがとうございます」
「嬉しい事言ってくれるじゃない。
それと、今時間あるかしら?」
「ああ、あるけど…」
「それじゃ、ちょっと街に出てみない?
まだ、ここの観光をしたことないでしょ?」
「あー、そう言えばそうだな。
わかった、行こう」
「ありがとう。
じゃ、そういう訳だから彼を借りるわよ」
「あっと、勘違いしないでよね。私も行くわ」
「…」
苺さんのきつい視線が刺さってきた。
「…苺さんも行くか?」
「勿論!」




