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1章ー3

『スキル【請願】を発動します。ユーリは新たに鑑定のスキルを得ました』


突然、頭の中に謎のアナウンスが鳴った。


えぇぇ!何これ?なんだかスキル発動しちゃったよ?


と言うか僕ってもうスキルを頂いていたんだ?全然記憶にないんだけど…?


それに僕ってすでに【請願】のスキルを持ってるはずだよね?

それなのに【鑑定】のスキルを追加でゲットしちゃいましたよ。


スキルって1人に1つが原則なんじゃなかったっけ??


「あの父さん…。僕…なんだかスキルに目覚めたみたいです」



やっぱり、こういう困った時は身近な大人に相談するべきだよね。



「えぇ!また突然だな。でも、おめでたい事じゃないか!それでどんなスキルなんだ?」



父さんは喜んでくれた。隣で母さんも知りたそうに眼をギラギラさせている。お母さん怖いよ…。



「それが、ちょっと問題があるみたいで…」


これ、なんだかちょっと言いにくい雰囲気だなぁ。


「あまりいいスキルじゃなかったの?大丈夫よ、安心しなさい。どんなスキルでも熟練していけばきっと凄く役立つ能力になるはずよ。さぁどんなスキルだったの?」


母さんが凄く興味津々みたい。


鼻の穴も当社比1,5倍!って感じでジリジリとにじりよってくる。お願いやめて、無茶苦茶怖いよ。


「驚かないで聞いて欲しいんだけどね、僕のスキルは何故か2つもあるんだよ。いや、正確に言うと最初は1つだったんだけど、最初のスキルの効果でスキルが2つに増えたんだ」


にじりよってきていた母さんは何も言葉を発さない。


それはそれで怖い。ホラーみたい。口をアワアワさせている。


あまりの驚きに言葉を失っているようだった。


「あぁ~つまりユーリはダブルスキル保持者って事だな。女神に愛されている証拠だと世間では言われている。本当に稀にだがいるらしいんだ。伯爵の俺も今まで一度も会った事がないくらいレアなんだぞ。よかったじゃないか。でも…スキルが増えたってのは聞いた事がない話だなぁ」


そうだ試しに今頂いたなかりのスキル、鑑定を使用してみよう。


そうだなぁ…じゃあ原因になった請願のスキルについて鑑定!!


【請願】レベル1

効果:女神サリアに願うと<それ>を得る事が出来る。

<それ>の有効範囲:一般スキル獲得、スキルレベルの上昇、所有者不在の武器、防具、アクセサリー、アイテム


使用制限:週3回まで使用可能。


※請願スキルのレベル上昇に伴い使用回数、有効範囲は上昇する。


概要:女神サリアの贈り物。地球の神との共同制作スキル。二柱が無駄に盛り上がった結果、おもしろそうだからとユーリ(祐輔)には内緒で贈られた。性能は神クラスのスキルである。


「いや、概要に悪意があるでしょ。いや、まぁいろいろと便利そうなスキルではあるんだけど素直にお礼は言いにくいなぁ」


スキルの概要に愕然としていると母さんがフリーズから戻ってきていた。


「ダブルスキルだなんて凄いじゃない!ユーリちゃんの未来はバラ色ね!!あら、元気がないわね?どうしたの?」


両親にスキルの説明をした。…はぁ、母さんはまたフリーズしちゃったよ。


「それは破格のスキルだな。ユーリは何でもできるし何にでもなれるぞ。ただスキルの事は俺たち家族の秘密にするんだ。いいな?」


突然、父さんの声色がかわる。


「こんなスキルは今まで聞いた事がないんだよ。当然、悪い人達にバレたら危険な目にあうかもしれない。家族と本当に信じられる人、家族になる人…たとえばユーリの奥さんとかだな。それ以外の人間には極力内緒にするように」


普段見ないような父の厳格な雰囲気に唾を飲み込む。さすが父さんも伯爵って事だな。普段の優しい父さんも、こういうしっかりした貴族としての父さんも好きだな。


「うん。分かったよ。でも、それだとたくさんの人が知る事になっちゃうね」


僕は冗談まじりに言った。


「ん?それはどういう事なの?」


あ、母さん…。また復帰したみたい。でもゴメンなさい。また…


「僕ねお嫁さんたくさん貰うつもりなんだ。2人や3人じゃないよ。もっとたくさん。」


母さんはその言葉を聞いて旅立っていった。こちらを向きながら白目をむいて「私のユーリちゃんが…」とか言ってるよ…。本当にごめんなさい。


「あぁマリアは俺がフォローしておくから大丈夫だ。でも、そうかユーリは女の子が好きなんだな。ハーレムは大変だぞ。男が1人だけだからな。針の筵ってやつだ。それでもハーレムがいいのか?」


父さんがニヤニヤしながら聞いてくる。さっきの威厳はどこに行ったんだろうか…。


「うん。僕はそれでもハーレムを目指す。それで今までの分も幸せに暮らすんだ。」


父さんは少しだまった後、


「よし、分かった。俺は応援してるからな。でも許嫁をないがしろにしないようにな」





「はい!父さん、分かりました…あの、それでちょっと聞きたいんですが許嫁というのはどなたの事でしょうか?僕、多分初めて聞いたんですが…」



何やら僕の預かり知らない所で許嫁がいたようです。うわ~貴族って怖い!!



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