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第四話 気取ったポーズのお金持ち

     ◇◇◇




「ちょっと金髪ぅ! 『アレクサンドロスさん』ってなによ! 貧民が使うアレク様への敬称は、『さま』に決まっているでしょう!?」


Re:behind(リビハ)で商売したいなら、アレク様にゴマをスリスリしな~?」


「生意気な金髪なのだ。首都に居られなくしてほしいのだ?」


「……失礼しました、アレクサンドロス様」




「よい。余の心は、まるで余が持つ財のように寛大なのでな。ぬははは!」


「さっすがアレク様! お優しい~!」


「お金もあって、顔も良くて、その上お優しいなんて……旦那様はわたくしの理想そのものですわ」


「さすがなのだ。アレク様はその辺の男とは器が違うのだ」


「アレク様がかっこよすぎてぇ、リエレラは体がアツくなってきちゃったぁ」




 ……意識せずとも眉間にシワが寄る。

 気取ったポーズで偉ぶるアレクとやらに、それを持ち上げる取り巻き女共。まるで水商売の一幕を見せつけられているようだ。

 ……奴らの間を繋ぎ止めるのが『金銭』って所も、それっぽくて見てられないぜ。浅ましいというか、下劣で品がないというか。間違ってもこんな往来でやるもんじゃない。




「……はい、それでは落札となりました。品をどうぞ」


「ふむ、中々悪くない死体だ。我がクランハウスのカーペットにでもしようではないか」


「さっすがアレク様! センスも抜群!」


「そのライオンカーペットの上で食べる『フランヴォ・オヴェレール製のフルーツタルト』は、さぞや格別でありましょうね」


「なんだ? おねだりか? 余の財産ハーレムが一人、"シメミユ" よ」


「いえ、そんなつもりでは……ですが、もし購入して頂けるならわたくしは――――貴方様と共に居られる歓びを、より噛みしめる事が出来るでしょう」


「ぬははは! 仕方のないやつだ! よかろう。10でも20でも買ってやるぞ! ぬははは!」


「まぁ! うれしいですわ」


「リエレラも食べるぅ」




 ウザい。全てがウザすぎる。

 何だよカーペットって。『燃えるライオン』の毛皮ってのは、熱を通さず刃も弾き、劣化も少ない優秀な素材だっていうのに……よりにもよって床敷きなんかにする気かよ。

 それなら防具の下地や外套にでも加工されたほうが、ライオンもよっぽど浮かばれるだろうに。もし俺がライオンだったのなら、気持ち悪いハーレムハウスのカーペットになるだなんて……ああ、無念で化け猫になってもおかしくないな。



 それに加えて、清々しいほどわざとらしいおねだりと、それを平気で受け入れる金王の態度もウザい。

 なんたらかんたらのフルーツタルトって、確か課金アイテムの……ワンホールで9000円近くもする高級品だろ? それを10でも20でもって……どんな無駄遣いだよ。


 そんな悪趣味な浪費を、堂々と見せつけるように話してるのにも腹が立つ。

 こっちは毎日必死に小銭を稼いで暮らしているっていうのに、それを小馬鹿にするような行いで、これ見よがしに上流階級ぶりやがって。


 妬み半分、イラつき半分だ。合わせてウザさが天元突破だぜ。




「……いいなぁ」


「……ん? なんだ、茶色髪の女よ。余の財産ハーレムに興味があるのか?」


「い、いえ……そうじゃなくって……」


「課金の甘味か? 余の財産ハーレムに加われば、毎日好きなだけ食べさせてやるぞ」




 そんなやり取りを見ていたおとぼけ女のロラロニーが、会話から漂う甘い香りに "ついうっかり" と言った感じで口を開く。

 ……確かコイツは甘い物が何より好きで、まめしばに貰ったお小遣いで現実・仮想世界を問わずにアレコレ買い食いしているんだよな。

 心なしか最近少し丸くなってきたと思ってる。言わないけどさ。




「いえ、その……そういうのはちょっと……」


「……ほう? 体つきは貧相だが、顔立ちは悪くないではないか。どれ、このくらいでどうだ?」


「ええっ」




 それに対する金ピカ野郎は、今ですら抱えきれないほどのハーレムを持つというのに……ロラロニーにまでその汚い手を伸ばし始めた。

 そして遂には、誘う言葉だけでは飽き足らず――――ストレージから現物化した10万ミツ硬貨を右手で雑に掴むと、地面に向かって放り出す。




「100万ミツはあるだろう。お前の身を買ってやる。この【金王】直々の買い付けだ、光栄に思うがよい」


「そんなっ! アレク様っ! わたくしたちではご満足いただけませんか!?」


「なに、たまにはこの女のような幼い顔と体も悪くない、と思ったまでよ。安心しろ、財産ハーレムがどれだけ増えようと、余の愛情は平等だ。それはまるで溢れ出る金のようにな! ぬはは!」


「あの、えーっと……」


「アレク様の施しに感謝するのだ。早くその卑しい手で拾うのだ、茶色髪」




 なんなんだ、コイツらは。

 ロラロニーをハーレムに入れるだと? 俺たちのパーティメンバーを?

 その上――――言うに事欠いて、金で買うだと?




「ふん、貧相なあんたにはもったいないくらいね。さっさと拾いなさいよ」


「アレク様の無限の財の一端を、その矮小な身と引き換えに授かる事が出来るのですよ? 運がいいですわね」


「アレク様ぁ、こぉんな貧乳がいいのぉ? 何だか顔もとぼけてるしぃ」


「着ている服もみすぼらしいのだ。きっと私達の服の100分の1もしないのだ、ぷぷぷ」




 ふざけてるのか? 舐めてるのか? 馬鹿にしてんのか?

 ロラロニーを……大事なパーティメンバーを……100万ぽっちの、端金で買うだとか。

 貧相だとか矮小だとかみすぼらしいだとか。


竜殺し(りゅうごろし)()七人(しちにん)】だからと言って、そんな事をする権利があるとでも言うつもりか。

 そうして俺の大事なパーティメンバーを好き勝手言う事が、許されるとでも――――思っているのか。




「わ、わたしは……うぅ……あの……」


「なんだ? 足りぬというのか? 下賤で劣った身でありながら、随分欲深いことだ。それならもう100――――」




「――――なぁ、金王さん」


「…………なんだ?」


「用は済んだんですよね? だったらさっさと消えてくんないっすか? ウゼぇんで」



「な――――っ!? アンタ! アレク様に向かってそんな――――」


「あんたには言ってねぇっすよ。俺はコイツと喋ってんだ、出しゃばんなボケ」


「……っ!」




「……この絶対の黄金王アレクサンドロスに対して、随分な口をきく物だな? 黒髪の小銭が」


「裸の王様って知ってます? 俺にはあんたがそう見えますよ」


「ふん、貧弱な装備に地味な外見で、口だけは達者だな。莫大な財で首都を牛耳る余に楯突いて、変わらず平穏で質素な暮らしをして行けると思っているのか?」


「喧嘩売ってんのはあんたらでしょうが。ふてぶてしくも眼の前で引き抜きを目論見、あまつさえ口汚く罵るだとか…………金はあっても、常識は無いらしい」


「その女にとっても貴様らのような弱小パーティに居続けるより、余の財産ハーレムに加わるほうが明るい未来が待っているだろう。貴様にそれを止める権利があるのか?」




「……ありますよ」


「……ほう? では何だと言うのかね? 貧困同士で傷をなめ合う恋愛関係であるとでも言うのかね?」


「パーティメンバーで、友達だ。それ以上でもそれ以下でもないし、だから黙っちゃいられないんだよ」


「…………下らんな。小銭の理屈だ」




 そう言いながら、ストレージから金ピカの杖を取り出すクソ野郎。

 それを手にした瞬間吹き出す、圧倒されるほどに濃厚なプレッシャー。


 竜殺し。その中でもとびきりの火力を持つ、超攻撃型スペルキャスター。

 "決闘(デュエル" を始めた瞬間に消し炭にされる予感しかないけど…………だからと言って、引けるものじゃない。引いていい場面じゃない。

 俺の心は、引くことを許可していない。


 行け、と……ぶっ飛ばせ、と。俺の精神が荒ぶり憤っているんだから。



 ――――なぁ、お前もそうなんだろ?

 ずっと顔を真赤にさせて、歯を食いしばりながら俺をちらちら見てる……お前もさ。




「……もう我慢はやめだ。なぁ、リュウ?」


「――――んぁああっ! てめぇ金ピカこの野郎! 仲間を金で買おうとした上、ロラロニーにケチつけやがったなぁ!? 女の心をぶん殴るたぁ、男の風上にもおけねぇ玉無し野郎がよぉ! その錆びきった腐れ根性、このリュウジロウが叩き直してやるぁ!! ンダラァ!! グルルァ!!」




 俺のGOサインを受けたリュウが大太刀を抜き放ち、唾を飛ばして吠え散らす。まるで鎖の解かれた狂犬のようだ。最後のよくわからん単語も、獣の雄叫びだとするなら説明がつく。


 そこまでタガが外れた姿を見れば、一つ小さな気付きを得るぜ。

 きっとリュウはリュウなりに、場を乱さないよう必死で我慢してたんだろう。

 相手が有名人で、曲りなりにも俺たちの商売相手だと言うことも……辛抱にいたる理由の一つだったのかもしれない。


 いつもだったらそうして堪えて……いよいよキレて噛み付こうとするリュウを、俺が止めるってのが定番だけど。

 今回に限っては、俺のほうが先にカチンと来ちゃったな。


 でも、だって、しょうがないだろ。

 俺たちの仲間を、とぼけた幸せ女のロラロニーを、こうまで傷つけ泣かせるなんて……そんなの我慢出来る訳がない。




「キキョウ、まめしば、ロラロニーは……下がってろ。バリアがあるとは言え、念の為だ」


「サ、サクちゃん……! リュウっ!」


「今更止めんじゃねぇぞ、まめしばぁ! 俺っちはもうドタマに来てんのよ!」




「わ、私もやる……っ! ロラロニーちゃんを馬鹿にして、瞳に涙をいっぱいためさせて……ム、ムカついたっ!! すっごく!!」


「うぅ……ま、まめしばさん……あぶないよぉ……あっ! か、火星人くんっ!」




 ……まめしば。お前も憤るか。

 そうだよな。ロラロニーは友達で、馬鹿にされたら嫌なのは当然だよな。


 そしてついでに……俺の肩に乗るタコ。そこからは確かな熱が伝わって。

 お前も同じか。主人を蔑み軽んじられて、確かに生まれたその激情で――――芯のないぐねぐねの軟体に、気骨の怒りを宿すのか。




「……はぁ。あなた達は正気ですか? 競売品の落札者に対して、刃を向けるなんて」


「悪いなキキョウ。どうせ元々『狩れたらラッキー』程度だったもんだ。ここでやられてまるごと奪われたって、 "拾った落とし物を再び失くした" くらいの話だろ」


「…………全く、バカバカしいほどポジティブですね。…………こんな利のない情動の所業、現実だったら付き合っていられませんよ」




 そう言いながらミスリルで出来た杖を取り出し、俺の横に並ぶキキョウ。

 その顔は呆れながらも……確かな熱を瞳に宿す。


 ……なんだ、お前も怒ってるじゃないか。




「……マジかよキキョウ。それなりに意外だぜ」


「ここは仮想現実、自分の理想を目指せる世界ですよ。ならば私は、義に厚く人情を尊ぶ……自分の心に誠実で、時には馬鹿な商売人でありたい」


「越後屋の台詞とは思えないな」


「【()()の越後屋】ですからね。それは()()()()()()なんです」




 並ぶ誰もが怒りを瞳に宿し、『燃えるライオン』が可愛く見えるほどの存在を…………嫌になるほど歴然とした格上を、見下すようにして目に映す。


 仮想の繋がりだからどうでもいいとか、そんな思考はとっくに捨てた。

 VRだから死んでもいいとか、そんな()()は俺たちには無い。


 有名人だから、トッププレイヤーだから、格上だからと尻尾を巻くような…………そんな後先考えた判断をしなくていいのが、この世界なんだ。



 全身全霊プライドかけて、ロラロニーを泣かせる奴をぶっ飛ばす。


 それが今の理想――――『なりたい自分』だ。




「……ロラロニーを泣かせた事、絶対に後悔させてやるぞ金屑かなくず野郎。"決闘デュエル" を受けろ」


「…………下民が」


「玉砕上等ッ! てめぇの面に一発入れて、ロラロニーにそのギンギラ頭を下げるまで……首だけになったってヤってやるからなァ!! "決闘デュエル" だ馬鹿野郎ッ!」


「…………ふん」


「わ、わたしは……炎上とか喧嘩は嫌いだけどっ! それでも、あなたたちは許せないっ! "決闘デュエル"っ!」


「…………」


「"決闘デュエル"。早くして下さいよ、アレクサンドロス・フィリシィ・ホーラ()()。ロラロニーさんを傷つけて……ただで済むとは思うなよ」







「…………下らん。小銭共が盛りおって。…………興が削がれた、行くぞ」


「えっ!? ア、アレク様!?」


「アレク様ぁ、どうしてぇ?」


「こんな低レベル共、いつもの魔法(スペル)で蹴散らしてしまえば良いではないですか」


「アレク様らしからぬ対応なのだ。ぱぱっと片付けちゃえばいいのだ」




「時は金なり……余に無駄をしている時間は無い。そろそろ現実での取引時間も近いのでな」


「てめぇ! 逃げんのかこの野郎ッ!」


「小銭がジャラジャラ喚きおるわ。次に会った時にゆっくり相手をしてやろう。我が財力と金甌無欠たる魔術によって、一銭残らず消し炭にしてくれる」


「……あんたたちが悪口言ってる所、カメラでばっちり撮ったからね! いっぱい編集して投稿すれば、きっとコメント欄は叩きだらけになるよっ! …………モザイクは入れてあげるけどっ!」




「……ふん……行くぞ」


「はぁい」


「……ちぇっ、ば~か!」


「かしこまりましたわ、旦那様」


「黒いやつは特に生意気なのだ。死ねなのだ」




 ……そうして去って行く金ピカ野郎と取り巻き軍団。

 いくらかの野次馬の視線を感じながら、俺たちはなんともやりきれない空気に包まれる。

 じゃんけんで負けるより……ずっと胸糞悪い気分だな。




     ◇◇◇




「あ~、ムカつくっ! なんなのあいつらっ!? あんな酷い人たち、初めて見たよっ!」


「次に会ったらただじゃおかねぇ。俺っちの "武者走り" の錆びにしてやらぁ」


「本当に酷い人たちでしたね…………ロラロニーさん、気に病む必要はありませんよ」


「う、うん……」




 折角『燃えるライオン』を倒して特別に上々な日だったと言うのに、水をさされてコケにされ、ひといきで最悪の気分に落とされた。

 まるで通り魔……無差別PKにでも会った気分だ。




「……【殺界】よりも嫌われてるってのも、心の底から納得出来たよ」


「私もです。こうまで憤りを覚えたのは、現実も含めて随分久しぶりの事ですよ」


「あ~っ! ムカつくっ! お金でしか繋がれない、寂しい人たちだよっ! 本当にさぁっ!」


「み、みんな……ごめんね」


「お前は何も悪くないぞ、ロラロニー。悪かったのは今日の運勢と、あいつらの性根だけだ」




 胸に手を添えるいけ好かないポーズのまんまで女を侍らせ、悠々と歩み去って行く背中にツバを吐く。

 今日この時にロラロニーを傷つけた事は……一生忘れてやらないからな。夜道はならず者(ローグ)に気をつけやがれ。

 …………首都に夜は、来ないけど。




「全くもって気に入らねぇ奴らだ。大方リアルでも、ろくなもんじゃねぇんだろうなァ!」


「……聞く所によると、彼の課金額は一ヶ月で500万円にも及ぶらしいですよ。それを支える物が、家業を継いだ結果の若社長という立場なのだとか」


「どっかのボンボンって事かよ、尚更気に食わないってもんだぜぇ」


「一ヶ月500万とか……よくやるわ。魔剣や無敵の盾が売ってる訳じゃないってのにさ」




 Re:behind(リ・ビハインド)の課金アイテムは、基本的にゲームを有利に進める為の物ではない。膨大な販売リストに並ぶ殆どが、甘い物や複雑な料理、それとリアル企業によってデザインされたファッション用途しかない防具にアクセサリーばかり。


 ゲーム的に使える物といったらそれこそ限られた物であり、有名所だと『治癒 / 魔力ポーション』と『死亡時ロストの救済用 各職業の初期装備』くらいのものだ。



 一時期世に溢れた『ガチャ』なんていう金食いコンテンツは存在しないし、強力な装備やブースト用アイテムなんかも一切無いというのが――――ゲーム内で生き抜く事を強く推奨するRe:behind(リ・ビハインド)の課金システム。


 そんな中で、月に500万とは……悪趣味で愚劣な無駄遣いだと言う他ない。




「絶対リアルでもヤなやつだよね! あんな性格のやつ、お金がなかったら絶対モテてないよ!」


「憎まれっ子世にはばかると言いますし、得てして人を蹴落とす者が富を得るのは理解しておりますが……ああまで悪意を振りまく姿を目の当たりにすると、なんとも不快な物ですね」




【金王】、アレクサンドロス。

 水色髪にキンキラな服装で、仮想世界で好き勝手する性悪セレブ。

 今思えば、心の底から苛立ちを覚えたプレイヤーってのは……金王(アイツ)とその取り巻きが初めてだな。

 会う人全てに恵まれて、優しい空気に包まれていた事を再認識する。俺はずっと幸運だったのかと。



 次に会ったら、それこそただじゃおかないつもりだけど……二度と会いたくないって気持ちもそれなりにある。

 またロラロニーを傷つけられたらたまらないし、あの反吐が出る面を拝むのなんて真っ平御免だ。

 それこそ、首都の内外――――Re:behind(リビハ)内外にも関わらず。


 精神がむき出しになる仮想現実。そこで性格が悪い奴が、ダイブアウトしたら聖人だなんて事は絶対に無いと思う。

 だから、どうせ、現実世界でも…………きっとろくでなしなんだ。


 親の七光りで得た地位にかまけて、金に物を言わせて。

 左手で心臓を隠すようにする、気取ったポーズで威張り散らして。

 ゲームの中のようにあれこれ好き勝手して、何にも縛られない悠々自適な人生を過ごしているんだ。きっとさ。



 ああ、やだやだ。災いあれって感じだぜ。




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