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青空を守れ、スクランブル発進せよ。

作者: さきら天悟
掲載日:2018/02/27


「上空を未確認機を発見。

各機発進せよ」


『了解』

『ラジャー』


2機がスクランブル発進する。


これまで何度も領空を侵犯されてきた。

だから、こちらも2機配備した。

でも、予算が少ない。

2機が精いっぱいだった。


「あと2分か」

未確認機がこのまま進むと・・・


だが、衝突は避けなければならない。

もし、衝突したなら大問題に発達する。

断固たる態度を取りたいが、損害は請求できるとは限らなかった。


未確認機が視界に入ってきた。

やはり、そうだ。

無人機だった。

警告しても無駄。

体を張るしかなかった。


2機は正面から未確認機を待ち受ける。


未確認機は速度を落とした。

そして、進路を大きく右に変えた。


2機のドローンはそれを見守った。


ラーテルのマークが入った宅配会社のドローンは、

重そうな荷物を抱え、恨めしそうに迂回する。


「ミッション成功。

各機帰還せよ」

俺はドローン指示した。


『了解』

『ラジャー』


ドローンは静かに充電基地に接着した。




映像が流れ終えると、一人の男が現れた。


「音声で簡単操作の、人工知能搭載ドローン、いかがですか。

今なら1機200万円のところを2機で300万円。

この防空ドローンがあれば、宅配用ドローンの上空通過を防ぐことができます。

すでに電話、ネット注文が急増しています。

限定200台。

そして、なんと今から30分に限り送料無料。

すぐにご連絡を」



2030年、ドローンによる配達が可能となった。

家屋から上空10M以上は自由航行。

だが、国民の多くは反対した。

配達用ドローンに紛れ、盗撮用のドローンが侵入してくるかもしれない。

しかし、政府は免許制により排除できると、「

反対を押し切り、法案を可決したのだった。

強引な法案可決に野党と一部市民団体は反対したが、

日本経済を支えるためにドローンを基幹産業にするしかないのも事実だった。


こうした結果、敷地防空用ドローンが誕生したのだった。

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