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プロローグ

修行のため投稿させていただきました。

いい加減なプロットで見切り発車ですが、

感想などいただけるとありがたいです。

でも、あまりキツイ感想は泣きますので、

ほどほどにお願いします。

「悔しい、悔しい、悔しい……」

 激しい呼吸と供に、怨嗟の言葉を吐き出し闇夜の森を駆ける。


 親が残してくれた、馴染み深い家。


 愛想の良かった酒場のおやじ。


 そして最愛の…………。


 その全てを捨てて、俺は走った。


 土砂降りの雨は、疲れ切った身体から容赦なく体温を奪う。

 だが、休憩する余裕も雨宿りする時間も無かった。


「(早く逃げないと)」


 俺は背後を振り向くことなく、ただただ森の中へと足を急がせる。


「いたぞ! あそこだ!」


 背後から声が聞こえたかと思うと、ヒュンと矢が頬をかすめ。

 すぐ横の地面で火球が地面を抉る。


「回り込め! 絶対に逃がすな!」

 雨音を切裂き、殺気だった声が耳朶を打つ。


 すでに疲労はピークに達し、いつ心臓が破裂してもおかしくない。

 目から、鼻から、口から液体が流れ出すが、それをぬぐう暇もない。


「(もう、このまま楽になろうか?)」


 疲労と混乱で浮かんだ安易な答えを、俺は頭を振って追い出す。

「ぜぇ……だめだ…………このままじゃ……死ねない!」

 すでに走るという速度ではない足を、それでも前へと突き出した。

 が、


「うわぁ!」


 段差とも呼べない木の根に足を取られ、見事に地面へダイブした。

 泥まみれの顔。

 口の中がじゃりじゃりした。

「くっ……このままじゃ……」

 近寄る足音に、俺はいろんなもんでぐしゃぐしゃになった顔を、乱暴に袖でぬぐうと半身を起こし腰からナイフを引き抜く。

 その時。


「あらあら、たまに散歩に出て見れば、面白い人間がいますね?」


 突然後ろから気配を感じた。


「だ……誰だ!」


 とっさにナイフを構え振り返る。


「初めまして。私は…………」


 そして俺は、人生の転機を迎えた。


プロローグだけじゃよくわからないと思いますので、

今日中に何話かまとめて投稿します。

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