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究極の一撃。

こんにちは!ワセリン太郎です!


 VSチンピラ集団&天界騒動編もクライマックスに向けて加速。太郎君と愉快な仲間たちの行動はどんどんエスカレートして行きます。もう止めてくれる人は何処にもいません!


 ちなみに明日はあそびにいくので更新できません!

皆様も良い週末を!またらいしゅう!じゃーん、けーん、続きは後書きで!!

「――!? 太郎、あなた今、何と言いました!?」


 ヒルドは唖然とした。


(天界!? 何故、太郎が天界に? どうして??)


 彼女(ヒルド)は一切の理解が追いつかない。


 そうして……話はすこし遡る。




 ~少し前の天界~


 俺とチンピラ三人組は、最初にいた”壁の吹き飛んだ部屋”で息を潜めつつ情報のやり取りをしていた。


 捕まったら人生終わりの恐ろしい鬼ごっこだ、何としても神様が帰ってくるまで生き残らないといけない。とにかく爺様(カミサマ)さえ戻ってくれば、後は全力で泣きつけばいいのだ。


 方針は決まった。先ずは全員に聞き取りを開始しよう。貴重な情報だ。何故なら実際に戦乙女隊(かのじょたち)と真っ向から交戦した経験を持つのは、このチンピラ三人組だけなのだから。


 俺はゆっくりと尋ねる。


「で、兄貴は一人で歩いてる所を抑えられて……サブローさんとキンジは二人でいた所をやられた……と?」


「ああ、間違いねえ。頑張って逃げたんだがよ……数で追い込まれちまった」


「だな。必死で逃げたんだが、最終的に人数使って追い込まれてな。俺だって抵抗はしたんだが……とにかくあいつ等、腕力と動きががハンパねえんだわ。殴りかかっても軽く遊ばれてよぉ」


 こちらも頷くキンジ。


「そうっス。俺、柔道してたんで投げ倒そうと思って組んだんスけど、アレはまず無理っスね、絶対に勝ち目ねえっすわ。あと捕まる時ドサクサで何人かに股間(チンポ)弄られました……死にてぇ」


 そう言って頭を掻く彼にも、尋ねてみる。


「なあ、あいつらってそんなにヤバいの??」


 いやでもキンジだって、なかなかに強そうに見えるんだけど。


 俺は……彼の程良く潰れたギョーザ耳と、正面から見ても分かる程度に力強く盛り上がった僧帽筋を眺めながら回答を待った。


「いやー、ヤバいっス。例えば、そうっすね……そうだ、例えばですよ? いくら(つえ)ぇ横綱が居たとしても、トラックや戦車と正面から“がっぷり四つ”で相撲を取ろうなんて考えねぇでしょう? あれはもう、そういう次元のハナシなんスよ」


「そっか……」


 武道をやってた人間の意見だ。きっと正しいのだろう。


 であれば尚更、取り囲まれた場合の対策を今のうちに立てておかないとヤバい。こちらが四人で相手が一人だとしても、まともに交戦すると一分と持つか……いや、考えるだけ無駄だろう。ただ、話を聞いていると一つだけ俺達にも勝負出来そうな部分がある。


 そう、別に彼等は一瞬で捕縛された訳ではなく、しばらくの間走って逃げられた様なのだ。数を使って追い込まないと捕まえられない……そこはかなり重要なポイントに思える。


 証言をさらに詰めると、ヴァルキリー達はべらぼうに力が強い。そしてこちらが殴りかかっても、極端な動体視力や身体能力の差で全くの徒労に終わる。つまり武力衝突はやるだけ無駄だ。ただし、脚は遅くはないが極端に速い訳でもない……と。


 まあそこは見当がつく。連中の脚速を削いでいる原因は、あの例の”ミスリル製の鎧”だろう。アレは確かに羽の様に軽いが、その強度も常識で考えられないレベルの物だった。つまり伸縮性はないので彼女達の動きを阻害している可能性が高い。

 

 俺は甲冑に特に詳しい訳ではないが、確かああいうのはプレートアーマーとか呼ばれる類のものだったハズ。そして戦乙女達は、それを上半身メインで、膝上までガッツリと着込んでいる。しかも彼等の話では、”追ってくる女性は見る限り全員鎧を着ていた”との事。鎧を着ていない人物も居た様だが……どうも文官のような雰囲気で、彼等(おとこ)を見るや踵を返して逃げていったらしい。


 甲冑がヴァルキリー達の正装か制服なのかは良くわからないが、皆着ているところを見ると、恐らく天界(ここ)では文官以外は着用を義務付けられている……とまあ、そんな所なのだろう。


 あとは注意すべきなのが、あの背中の翼だ。アレが本物なのか鎧についた装飾なのかもわからないが……先程気絶したミストの羽を触った感じでは体温らしきものもあり、どうにも本物っぽい気がする。何か微妙に動いてるのも見たしな。


 アレでもし、空でも飛ばれたら非常に厄介だ。瞬く間に取り囲まれる。現実的には、いや物理的にもありえないが……そもそもここは天界だ。魔法だ何だと訳の分からない力が行使される場所柄、そんな物理法則なんて余裕で超越してくるかも知れない。いや、そう考えておいて損はない。


 あとは……どうも彼女達は”男に興味津々”という事がポイントか。


 ミストの独り言でも『姐さん方が興奮してキャーキャー言ってた』ともあったし。女子高に男を一人放り込んだら、即座に簀巻きにされてイジリ殺される……ってのと似たような感じなのかも知れないな。まるで錦鯉の池の中に放り込まれたパン屑も同然。考えただけでタマが縮み上がりそうだ。


 とりあえずはこんな所か。


 最後に彼等に『俺達の言葉は、彼女達には全て理解出来ている』事を伝える。


 お互いの話で大体の事情を把握した俺達は、仮に見つかって追い詰められた場合の”最終防衛策”を立案して皆でリハーサルまで完了しておいた。


 あとは見つからない事を祈るだけだ。一応、予備の逃走経路を確保しようと、穴の開いた壁から外を覗いてみるが……うん、やはり高すぎて無理。こんなん確実に落ちて死ぬわ。


 その時だった。サブローさんが吹き飛んだ壁から見える遠い空を指差して言ったのは。


「おい、オメーら。ちょいとあれ見てくれや。俺ぁ最近視力が落ちてよ……ありゃ鳥か?」


 一斉に振り向く俺達。


 かなり遠くに別の塔が見える。そしてその近くを何か飛んでいる。あれは何だ? 鳥の編隊のような点がこちらへ……


 直後、大声で慌てるキンジ。


「あの女達だ! マジで空飛んでやがる――!?」


 即断した兄貴が叫ぶ。


「てめーら全員伏せて隠れろ!!」


「――!!」


 壁の穴が開いてない部分に滑り込む俺達。手で合図をし、一斉に身を屈めた。背中を壁に押し付け、必死に息を殺す。


――バサッ、バサッ、バサッ――


 来たのか!?


 複数の羽ばたきが、徐々に大きく……


 マジかよ勘弁してくれ。本当に音が近付いて来る。


 翼の音は俺達のいる部屋の前で止まり、一向に遠のく気配はない。


 しばらく待つと、声が聞こえた。


「あら、おかしいわね……さっき確かに”何かが動いた”様に見えたんですけど」


 また別の人物の声が響く。


「あら、姉さまも少し視力が落ちたんじゃなくて? 隣の塔から見たのだから近いはずですよ?」


 近い!? ふっざけんな! 俺もさっき見たけど、隣の塔は恐ろしく遠かったわ! あんな所からこちらが見える筈がない。


「あら、私も堕ちたものね。アーチャー失格かしら? でも困ったわねぇ……私たち狙撃部隊は、遠くは良く見えるのだけど……近くに来るとあまり良く見えないのよねぇ。あ、メガネ置いてきちゃった。誰か持ってますか?」


 ちょ!? 弓で狙撃って、マジでスナイパーかよ!! もし見つかって頭を撃ち抜かれてたら……全員今頃、冷たくなってその辺の床に転がっていたのかも知れない。でも弓矢がそんな遠くに届くはずないか。いや待て、ここでは一切の常識が通用しない。ありえる。


 『メガネ持ってますか?』と聞かれた他のヴァルキリー達が『ないです』とか『部屋に置いてきました……』等と言ってるのがせめてもの救いだ。


 キンジが俺に、ジェスチャーで合図を送って来る。


 アイツ外を覗いたのか? すげえ度胸だな!? なるほど相手は全部で……六人か。


 あっ、またジェスチャー。今度は何だ? ふむふむ、えっとピースだから……二人、パタパタと飛んで、サムズアップだから……つまり、上に、行った――!?


 マジかヤバイ! ここの上の辺りは先程の牢獄だ。確か牢の看守室には外から牢屋まで一望できる位置に、覗き窓があった様な……まずい、ますいぞ。


 嫌な予想が的中し、上階から大きな声が響いて来た。


「隊長、大変です! はっきりとは見えませんが、隊の甲冑を来た女らしきものが、牢で……牢で、多分……死んでいます!!」


 うわあぁぁぁぁぁい!?


 いやいやいや! ミスト死んでねーから!! ちょっと意識失って、お花畑に行ってランララしてるだけだから! ハッキリ見えてないのに、憶測で『死んでる』とか言っちゃうと話が無駄にややこしくなるから!! てかこの人達、マジで“良く見えてない”のかよ!?


 隊長らしき人物が叫ぶ。


「隊員各位に告ぐ! これより各自、所定の部署へ報告されますよう!! 副官はこの場へ残り、応援が来次第、事件現場へ来て下さい。私は先に殺人の現場確認に向かいます!」


 ちょ――!? 勝手に“事件化”しないで貰えませんかね――!!


「「了解!!」」


 やべーよ! 何か一人この部屋へ残るとか言い出しちゃったよ。どーすんだよこれ!?


 間もなく、他の四名のヴァルキリーが飛び去る音がした。その後、ガシャ……ミスリルのブーツが床を叩く音。そう、隊長と思わしき女性が部屋の中へ降り立ったのだ。


(来たあぁぁぁぁ――!!)


 最悪だ。彼女はそのまま、部屋を見渡す。


 当然……寝そべる俺と目が合った。


(うわぁあぁぁい!?)


 クソッ、このまま乱戦か!? と身構えるが、その彼女は……『ああ、もう何も見えない! メガネ持ってくれば良かったわ……』等とボヤきつつ、手探りの仕草で扉を開けて廊下に出て行ってしまった。


(……は?)


 レアといい、何でこいつらはこう極端なのしかいないんだ?? とりあえずアンタら、今すぐ全員眼科に行った方がいいよ……


 お次はここに残る副官だが、結局彼女も同じだった。


 慌ててジェスチャーで意思疎通する俺達。


 ――脱出だ!――


 『――GO!GO!GO!GO!――』


 音を立てないように身体で扉を押し開け、一人ずつ匍匐前進で部屋から転がり出す――!!


 セーフ!! 全員上手くやった、いいぞ!!!


 そのまま廊下に転がり出た俺達は、音を立てないようネズミを真似て小走りに走る。先に部屋を出て行った隊長の背中が見えないが、下から螺旋階段を覗くと……『あわあわ……』と両手で壁を頼りに階段を上っていく彼女の御姿が。


 あっ!? パンツが見えた! ラッキー!!


 俺達四人は……無言でサムズアップした。


(おい見ろ(ティ)だぞ――!?)


(ティ)じゃ、(ティ)じゃ!!)


(オー)(ピー)(キュー)(あーる)(えす)、“(ティ)”――!!)


 両腕を目一杯使い、『(ティ)――!!!』と、全力で“(ティ)”の字を作って見せるキンジ。


 皆、邪念のない心からの笑顔で頷き、力強く肩を叩き合う。


 俺はこの時……彼等と、互いの事をを少しだけ分かり合えた気がした。


 このままずっと見ていたかったが、パンツと命を引き換えにする訳にもいかないので、泣く泣く階段を使い、下へ下へと降りてゆく。


 そしてとうとう最下層へ辿り着いてしまった。雰囲気からすると、地下室……ではなく、恐らく建物の一階部分なのだろうか? 扉をそっと開き、中の様子をを伺う。


「良かった、誰もいない」


 俺達はそのまま部屋に侵入し、コソコソと進んでいたのだが……ここに来て大きなトラブルが発生してしまった。


 突然、曲がり角から銀髪ショートカットの見目麗しいお姉様が現れたのだ。


 当然甲冑を着ていらっしゃる。目が……見えないといいなぁ。


 しかし、彼女は呆気なく期待を裏切りこちらを見ると、気の強そうな目に光を宿して言葉を発したのだった。


「おい貴様達、止まれ! 全員……人間の男? もしや例の侵入者か? 捕縛されていたはずでは? いや……報告では3人。そうか、別に一人、仲間がいたのだな。一体どうやって逃げ出したのかは知らんが……そうだ、ミスト! 貴様等、牢を見張っていた彼女をどうした!?」


 やばい、このヴァルキリーはポンコツの香りがしない。随分とミストの事を心配しているし、何かあったと勘違いでキレられ、全力を出されると非常にまずい。多分、殺される。


 俺以外の仲間は天界人の言葉を聞き取れないので、俺が代表して目の前の女性に声を掛けた。慎重に、慎重に……


「大丈夫、ミストは無事だよ。少し眠って貰ってるだけだ、暴力も振るっちゃいないし、変な事もしてない。心配は無用だ」


 俺の言葉に嘘偽りなしと判断したのか、『そうか……』と落ち着きを取り戻す彼女。しかしこの相手は怖いな。先程から”一人も逃さぬよう”、立ち位置を微妙に調整してきている。目の動きで大量の思考を巡らせているのも何となく分かるし、何かこう武人的オーラ全開で、本格的にまずい感じの相手だ。


 だが、もうこうなってはやるしかない――!!


 こういう類の人物に複数人で飛び掛ると、的確に全員処理された上に仲間を呼ばれる。それだけは避けたいところ……


 な、の、で。


 俺は兄貴達に、”ここは手筈通りに”と目配せする。


「了解……」


 腕組みし、壁に寄りかかる兄貴達。そう、これは『俺たちは手を出さないぜ。好きに()りな……』のポーズだ。つまり、一対一(タイマン)の意思表示。


 それを見た銀髪の武人は嬉しそうに声を漏らす。


「フッ、私も舐められたものだな……まさか、君一人で来るというのか?」


 彼女は腰に下げていた(つるぎ)を鞘ごと抜き取ると……それをゴトリと後ろ手で壁に立て掛けた。


 此方の流儀に合わせ、己の優位さをあえて破棄する行為。やはりこういうタイプは”一対一で正々堂々”、みたいなシチュエーションに燃えるのだろう。ああ、きっと少年漫画が大好きな類の人だ。


 俺はゆっくりと彼女に答える。


「ああ、他の連中には絶対に手を出させない。だがいいのか? アンタこそ俺を舐めていると……もしかすると痛い目を見るかも知れないぜ? 先に断っておくが、いくらアンタが絶世の美女だからって容赦はしないからな」


 ”絶世の美女”……と言われた直後、ピクッ! と反応して少し照れた様子の彼女。頬がほんのり紅く染まる。


「美女……などと」


 その瞬間、俺は確信した。この勝負……勝てる、と。


 全ての下準備は整った。俺達は”突然四人掛かりで襲う”等という、卑怯な行為をするつもりは毛頭ない。そう、この戦いは本当に”一対一”なのだ。


 俺はゆっくりと構える。彼女も正々堂々と挑んでくる相手は好みなのだろう、礼を尽くすように……一切の手を抜く素振りが消えた。


 ここからはお互いに真剣勝負である。


 彼女が油断なくジリジリと間合いを詰めてくる。その瞬間、俺は大きく吸い込んだ息を吐きつつ……両手で悠然と星座を描き出す!!


 そう、それはまるで天翔ける天馬の様に。


 見慣れぬ動きに一瞬たじろぐ彼女。しかし俺は動きを止めない。そう、これから放たれる”必殺の一撃”の為に、俺は”心の中の宇宙”を全力で高めているのだ。


 さあ高まれ! 俺の宇宙!! 極限まで!!!


 天高く左掌を構え、右手を腰に溜める。訪れる静寂。そう、これから究極に高められた俺の拳は、光の速度さえも超えてゆく……かも知れない!!!


 後ろで息をのむ兄貴達。


 刹那――!!


 俺と銀髪の武人がぶつかり合う――!!


「ゆくぞ! 燃え上がれ宇宙!! ――“天馬的、彗星っぽい拳”――!!!」



――激突――!!!



 三秒後……俺は当たり前のように床に取り押さえられていましたとさ。おしまい!


 しかしその直後……俺への拘束が速やかに解かれる。


 何故か? 簡単だ。それは彼女に両手を使えない理由が出来てしまったからに他ならない。


「なっ……!?」


 引き攣った表情でたじろぐ彼女。


 勝利。


 俺は勝利したのだ!


 確かに格闘戦においては負けたのかも知れない。だが俺の拳は確実に打ち抜いていた。


 そう、俺が打ち抜いたのは彼女の身体ではない。打ち抜いたのは身体などではなく……彼女の(ハート)だったのさ。




 最初に誰が始めたのかはわからない。それは後ろで見守る堅い絆で結ばれた仲間達から俺に送られる、惜しみない賞賛の拍手。


 この時、我々の曇りなき破廉恥精神が暴力を凌駕したのだ。


 しかし、いつの時代も闘いとは空しいものだ。俺はゆっくりと立ち上がり……そう、打ち抜いた”彼女のスカート”を右手で天高く掲げたのである!!!


「つっしゃあ! 獲ったどぉぉぉぉぉぉ――!!!!!」


 廊下に響き渡る彼女の悲鳴!


「いやあぁぁぁぁぁ!? さいてえぇぇぇぇぇぇ!! 返せえええええ!!」


 俺は……しゃがみこんでパンツを隠す彼女の肩をポンと叩くと、最高にゲスい笑顔でこう伝えた。


「案外、可愛いのはいてるんですね!」


「いやあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!?」


 奪い取ったスカートを右の拳で天に掲げつつ、俺達は廊下をゆっくりと……そして一歩一歩踏みしめるように力強く栄光の道を歩む。


 強い絆で結ばれた仲間達の目は晴れやかで、そこに一点の曇りもなかった。


 さあ! 俺達の本当の戦いはこれからだ――!!!



――終わり――



【ワセリン太郎先生の次回作にご期待ください!!】

ぽん!!

僕が出したのは「グー」でした!

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