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私による近代日本改革記  作者: スカーレッドG
(旧)両断作戦
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両断作戦:英仏参戦

歴代エースコンバットシリーズが好きなので初投稿です

上清帝国と大韓帝国の化学兵器の使用によって、南中華帝国の首都上海では、英仏の租借地でも撒かれたため、多くのイギリス人、フランス人が犠牲になった。

特に、イギリスの大使館が狙われて多くの職員が犠牲になったこともあって、イギリス議会はこれに激怒して議席で圧倒的多数で上清帝国への報復戦争を行うことを決議で決定し、フランスも同様にフランス植民地軍の中でも装備の整った部隊を前線に送ることを決めたのであった。

そして、日本帝国も英仏と歩調を合わせて大韓帝国への侵攻を実施する決意をした。



大韓帝国にはサリンの製造施設が大邱近郊に存在することを受けて、この大邱サリン製造所を破壊するために、航続距離の長い試作爆撃機を飛ばしてその施設へのピンポイント爆撃を行うように取り付けることが出来たのだ。

元々試作品として200キロ程度の航続距離を持ち、爆弾の搭載量も150キロ程度であるが36式陸上攻撃機の実用性を見越して3年後の配備を進めていた機体であったが、両断作戦を行うにあたってこの最新鋭の機体を実戦でぶっつけ本番での投入を行う羽目になるとは思いもしなかった。

できればもっとデータを取ってから使用するべきなのだが、サリンをこれ以上使わせないためにも大邱の製造施設を爆撃し、使用不能にしないといけない。



現在、その機体は福岡飛行場に移送されており、早ければ3日以内に爆撃を行うことができるだろう。

36式水上戦闘機で使われたテスラエンジンを二基搭載し、馬力と出力を底上げした機体だ。

当然エンジンを二基も搭載したことで燃費は悪化したが、その分燃料タンクを巨大化して強引に航続距離を伸ばした機体だ。

全長12メートル、全幅16メートルの巨大な複葉爆撃機を二ノ宮博士が開発し、飛行実験では210キロまでの航続距離を有している。

現在、この機体には正式名称というものは存在しない、あるとすれば「試作機:NKB-1A」という英数字であるのと、その見た目が夏場畑を食い荒らす害虫の蛾を巨大化したように見えることから「セスジスズメ」の愛称で開発チームの間でやり取りされている。



まだ一機しか作られていないが、この機体には36式陸上攻撃機20機分が製造できるだけの予算と開発費が計上されている。

将来的には日本帝国が保有する敵基地への爆撃を主とする戦略兵器として扱われるようになるだろう。

すでに水上戦闘機と陸上攻撃機が戦果を出しているので、この機体も戦果を出してくれるはずだ。

だが、この機体が真に力を発揮するのは機体の存在を悟られないことが最大の攻撃力となるところだろう。

飛行機はどんなに長距離なものでもまだ飛行距離が40キロ程度がやっとなのだ。



つまり、対馬からこの爆撃機を飛ばして大邱のサリン製造施設を爆撃できるようにするには、存在を秘匿しなければならい。

直前になって存在が露呈でもしたら製造が完了したサリンを持ち出されてしまうからだ。

范さんの調査によって、大韓帝国で製造されたサリンの殆どはまだ製造施設から持ち出せていないとのことなので、叩くなら一週間以内に行うべきだろう。

故に、対馬から飛ばして大邱のサリン製造施設を爆撃し、サリンを無力化した後に大韓帝国への大規模な反攻作戦を実施するという。

まさに、私は歴史の一部となってその行動を裏方から詳細にわたってじっくりと拝見することになるのであった。



皆さんはエースコンバットシリーズはどのナンバリングタイトルが好きですか?

私は04ですお

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